ジョー マローンイングリッシュ ぺアー & フリージア コロン

イングリッシュ ぺアー & フリージア コロン
ブランド ジョー マローン
分類フルーティフローラル
季節日中
発売年月日 2010
調香師 クリスティン・ナーゲル
原産国 イギリス
詳細 公式サイト
人気の香りを分析するInstagram(@semiperfumer)も始めました

ジョー マローン ロンドンの数あるコレクションのなかでも、今やブランドを代表する一本。熟した洋梨(ウィリアムペアー)のみずみずしい甘さと、フリージアの涼やかな白い花の香りが重なり合い、さらにパチョリやアンバー・ムスクなどがほんのりと上品さと深みを加えることで、シンプルながら上質なフルーティ フローラルに仕上げられています。

上品である一方で、無難すぎて選ばないという人もいますが、「甘いのに爽やか」「ほんのりシャンパンのような発泡感がある」という口コミも多く、“気軽にフルーティな香りをまといたい”人や軽やかで清潔感のあるフローラルを求める人にとって、使いやすい香りです。

香りの構成

  • トップノート
    • ウィリアム ペアー(洋梨):とろけるように熟した果肉の甘みが特徴的。人によっては「甘酒や薬のように感じる」とも、「青リンゴを思わせる清涼感がある」とも。「香りがやや炭酸っぽく弾ける」というイメージを抱く人もいる。
    • メロン:ほんのり透明感あるフルーティさを添える。
  • ミドルノート
    • フリージア:シンプルな白い花の涼しさが洋梨の甘みを支え、軽やかかつ清潔感のあるフローラルを演出。口コミでは「軽い石鹸っぽさ」「お風呂上がりのような爽やかさ」を感じる人も。
    • ローズ:強く主張しすぎない薔薇が、やわらかなフローラル・ブーケを彩り、背景にうっすら華やかさを与える。
  • ベースノート
    • パチョリ:ほのかに土っぽく苦みのあるウッディ感が、甘い果実や花をまとめあげている。「これがないと甘さだけが暴走してしまう」という声もあるほど重要な役割。
    • アンバー、ホワイトムスク、ルバーブなど:やや酸味を伴うルバーブと柔らかなアンバー&ムスクが、軽めの温もりと上品な奥行きを付与。

おすすめの季節と時間帯

日中

「熟した果実のイメージで秋向き」と言われながらも、フレッシュなフルーティ フローラルのため、春夏に付けても好印象という口コミが目立ちます。軽く柔らかな香り立ちなので、オフィスなどのかしこまった場でも“香りすぎない”と好評。夜につけるにはややライトだと感じる人もいるため、日中メインで使う方が多い印象です。なお、香りの持続時間はコロン特有の2〜3時間程度が一般的と言われ、付け直しながら楽しむ使い方もよく見られます。

男性向け、女性向け

男性
女性

フルーツの甘さと花の清潔感が印象的で、女性人気が高い一方、「さっぱりとした青リンゴのような甘酸っぱさが心地いい」として男性があえてユニセックスに楽しむ例も。それでも全体的には「可憐」「軽やか」といった表現が多く、女性ユーザーの支持が特に厚いようです。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・フルーティ
  • フローラル系・・・フローラル
洋梨やメロンといった果実の甘さが爽やかさを伴い、香り全体をみずみずしく彩る。フリージアやローズの白い花・淡い花のニュアンスが、優しいフローラル感を加えている。

補足分類(18の属性からの分類)

  • シプレー
  • フルーティ
  • フローラル
ベースにパチョリを配し、軽いながらもほのかな土っぽさ・深みを演出(シプレー)。ペアやメロンなど、みずみずしい果実の存在がメイン(フルーティ)。フリージアやローズが持つ柔らかな花の甘み・清潔感(フローラル)。

持続時間

オーデコロン

  • 香料の濃度・・・約3~5%
  • 持続時間・・・約1~2時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。
3−4時間(オードトワレ相当)。コロンのため、つけ直しする人が多い。

イングリッシュ ぺアー & フリージア コロンの香りが似合うイメージ・人物

イングリッシュ ぺアー & フリージア コロンをつけている人のイメージ

休日に緑の多い公園を散策する「初夏デート好きカップル」

  • 20~30代カップル。週末には緑の多い公園や都市型植物園などへ足を運び、写真やカフェめぐりを楽しむ。
  • 揃いのスニーカーやリンクコーデをさりげなく取り入れ、“自然を取り込むライフスタイル”が好み。
  • 互いに香りをシェアしあえるものを探しており、フルーティだけど甘すぎず、ユニセックスに使いやすいコロンを求めている。

フラワーアレンジメントを趣味にする「自宅派ホビスト」

  • 20~30代女性。週末に花屋を巡り、好きな花を組み合わせて花束やアレンジメントを作ってはリビングに飾る。
  • 部屋は淡い色のファブリックに統一し、インテリアにも小物にもこだわりを見せる。
  • “フローラル感”があるが、甘ったるさのないフルーティさを求め、爽やかさと可愛らしさの絶妙なバランスが欲しい。

フルーツサンドを作る「おうちカフェ好き女子」

  • 20~30代女性。休みの日は自宅でフルーツサンドや軽いスイーツを作り、SNSに投稿して楽しむ。
  • コーディネートもシンプルで柔らかい色のワンピースでまとめ、部屋は上品な小物が多い。
  • 強い甘さの香水は苦手だが、“果物の爽やかさ”と“花の軽やかさ”を同時に楽しめるコロンを探している。

ピクニックを楽しむ「カジュアルファッション好き女性」

  • 20代後半女性。友達と公園でピクニックをする機会が多く、デニムやTシャツなど気取りのないスタイルで楽しむ。
  • かごバッグにサンドイッチやフルーツを入れて行くことが多く、普段から果物の香りが好き。
  • 香水も“自然光のように明るく、気軽にまとえるフルーティフローラル”を理想としている。

晴れた朝の出勤前にふわっと“一吹き”する「働き女子」

  • 20代後半~30代女性。忙しい朝でも気分を上げるために香水をつける習慣があるが、オフィスで浮かない香りを厳選したい。
  • 白シャツと明るめのスカートなど、季節感を取り入れた通勤スタイルで爽やかさを重視。
  • 「フルーティで気持ちが上向くのに、甘さ控えめで上品」という香りをずっと探していた。