セルジュ・ルタンスファイブオクロックオジャンジャンブル

ファイブオクロックオジャンジャンブル
ブランド セルジュ・ルタンス
分類ウッディアンバーウッド
季節日中
発売年月日 2008
調香師 クリストファー・シェルドレイク
原産国 フランス
詳細 公式サイト
人気の香りを分析するInstagram(@semiperfumer)も始めました

「ファイブ オクロック オ ジャンジャンブル」は、英国のアフタヌーンティーをイメージする優雅さと、しょうが・シナモンなどのスパイシーな温もりが溶け合った、セルジュ・ルタンスのオリエンタル ウッディ。

紅茶やベルガモットの軽やかな導入から始まり、次第にジンジャーとシナモンの甘くピリリとした刺激が重なり合い、最後は蜂蜜やアンバーがもたらすコクで“ほっとする余韻”へと至ります。一部では「クラフトコーラ」や「ジンジャーエール」「チャイ(スパイスティー)」を連想するという声もあり、「気負わずリラックスできる」と好評な一方、「お香的な雰囲気が苦手」「粉っぽさが強く頭が痛くなった」という意見も散見されるなど、好みが分かれる香りといえます。日常の静かなひとときから特別なティータイムまで、上品なスパイス感を楽しみたい人におすすめです。

香りの構成

  • トップノート
    • ティー、ベルガモット:最初に感じるのは、渋みを帯びた紅茶の雰囲気とベルガモットの軽快な柑橘感。ジンジャーの辛味を迎える準備を整えつつ、上品で爽やかな序章を彩ります。ユーザーからは「意外とスパイシーというより、すっと清々しいお茶の香り」「薄いジンジャーエールを連想した」という声も。
  • ミドルノート
    • シナモン、ウッディノート、キャンディジンジャー:紅茶の爽やかさが落ち着くと、ジンジャーが本領を発揮。辛口の生姜キャンディを思わせる甘さと、シナモンの温かい刺激が重なり合い、まるで“ちょっと大人なジンジャークッキー”のような甘辛バランスを楽しめます。ここで感じるウッディノートが穏やかな深みを与え、口コミでは「異国の雑貨店のお香を思い出す」「クラフトコーラっぽい刺激が楽しい」といった感想が多く見られます。
  • ラストノート
    • ペッパー、ハチミツ、アンバー、カカオ、パチョリ:ラストにかけて、胡椒のピリッとした辛味がかすかに顔を出しつつ、ハチミツやアンバーの柔らかなコクが全体をまろやかに包み込みます。さらにカカオやパチョリのオリエンタルな深みが加わり、濃厚な“スパイスティー”の名残をエレガントに演出。「最終的に甘めのジンジャーがカラダに溶け込む」「床にこぼした甘いジンジャーティーが家具の木材に染み込んだようなイメージ」といった口コミがあり、肌質や温度によって、甘み重視・スパイス重視など香り立ちに違いが出やすいのも特徴です。

おすすめの季節と時間帯

日中

スパイシーかつ甘く柔らかな香りが、やや涼しい季節にさらに温かみを与えます。日中ならばカジュアル~オフィスでも使いやすいとされますが、「付けすぎるとジンジャーやシナモンが強く主張するので注意が必要」という声も。多くのユーザーが「寒い日にまったりとしたティータイムを演出してくれる」と評しつつ、「夜に落ち着きたいときの寝香水にしている」という意見もあります。

男性向け、女性向け

男性
女性

ジンジャーやシナモンなどスパイスの刺激が男性的とも取れますが、蜂蜜やアンバーの甘さが穏やかに支えてユニセックスな仕上がり。 口コミ上は性別を問わず「この香りに魅了される」との意見が多い一方、「着こなしや場面を選ぶ」「温かいニットやコートを羽織った時に最高」といった具体的なコメントもよく見られます。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • アンバー系・・・ウッディアンバー
  • ウッディ系・・・ウッド
スパイスやハチミツ、アンバーが生み出す独特のオリエンタル感に、紅茶やウッディが穏やかな落ち着きを与えます。ピリッとした生姜のアクセントが全体を程よく引き締め、甘さを一辺倒にしないのが特徴です。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アロマティック
  • オリエンタル
  • グルマン
  • シトラス
  • スパイシー
ベルガモットと紅茶由来の“シトラス&アロマティック”な爽快感。そこへシナモンやジンジャーのスパイス感が重なり(スパイシー)、ラストには蜂蜜・アンバーが甘く深いコクを与えて(オリエンタル, グルマン)。温かいお菓子やチャイを思わせる佇まいが特徴です。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

ファイブオクロックオジャンジャンブルの香りが似合うイメージ・人物

ファイブオクロックオジャンジャンブルをつけている人のイメージ

紅茶専門カフェを営む「スパイス好きのオーナー」

  • 30~40代男女問わず。街の小さな路地裏で、お気に入りの紅茶や手作りスコーンを提供するカフェを運営。
  • 焼き立てのシナモンクッキーを試作したり、ジンジャーシロップを仕込んだり、“ティータイム”を深く追究する姿勢。
  • つい味の研究に没頭しすぎるが、訪れる客には穏やかな笑顔で接する。

英国風パーラーで本を読む「アンティーク好きの図書館司書」

  • 20~30代女性。アンティーク家具で統一された部屋で、シックな装いをして毎日黙々と本を整理する。
  • 休憩時間には必ずお茶を淹れ、本や古文書の香りとスパイスの甘い香りを楽しむ習慣がある。
  • 気品と穏やかさを備えつつ、自分の趣味・世界観を大切にしている。

夕暮れ時に自宅で“自分だけのティータイム”を楽しむ「隠れ家志向のワーキングマザー」

  • 30~40代女性。仕事と家事育児の合間を縫って、夕方の短い時間に“一杯のスパイスティー”でホッと一息つく習慣。
  • 温かいニットカーディガンを羽織り、ダイニングの窓辺でゆっくり外を眺めながらお気に入りのカップで紅茶を飲む。
  • “香り”は過度に甘すぎないが、しっかり癒やされるものを求める。

町外れのギャラリーで作品を制作する「スパイスアートのクリエイター」

  • 20~30代男性。スパイスやハーブを使った抽象画やインスタレーションを手掛け、地域のイベントで展示を行う。
  • 厚手のエプロンをつけながらギャラリーの片隅でスパイス調合をしており、鮮烈なジンジャーやシナモンの香りが立ちこめる。
  • 創作には“異国文化の風合い”や“紅茶の歴史”など多様なエッセンスを取り入れ、かつ和やかなコミュニケーションを大事にする。

クラシカルなコートを羽織り、街のカフェを巡る「紅茶探究者」

  • 20~40代。オフィスワークの合間や休日に、老舗カフェやホテルラウンジなどで紅茶メニューを制覇するのが趣味。
  • ブラウン系のロングコートをさらっと着こなし、手帳やSNSで日々のティーレビューを記録。
  • “ジンジャー&シナモン”系のスパイスティーや「蜂蜜入りチャイ」を特に好んで飲み比べる。