セルジュ・ルタンスローセルジュルタンス

人気の香りを分析するInstagram(@semiperfumer)も始めました
「ロー セルジュ ルタンス」は、アルデハイドやホワイトムスクが織りなす“澄んだ透明感”と、クラリセージ由来のさりげないグリーンなタッチが特徴的なクリーンフレグランスです。口コミでは「洗いたてのリネンのような清潔感」や「糊のきいたワイシャツを連想させる端正さ」「ホテルのアメニティのように上品な香り」などの声が見受けられます。2009年の登場以来、「香水=社交的アイテム」という概念を超えた“無垢な水”を思わせる印象を与え、2022年にリニューアルされました。
「わずかにシトラスの酸味を感じる」「青さのあるハーブ感が心地よい」という意見もあれば、「少し男性的に転ぶ」「制汗剤に近い雰囲気を受けた」と感じる方もいて、“まさにシャボンや洗剤のような清潔さを強く感じる”という口コミも少なくありません。「強く香り過ぎると頭が痛くなる」という人もいれば、「軽やかで拡散力は控えめだが長く残るため、周囲に不快感を与えない」と評価する方も多く、肌質や季節によって印象の変化が大きいのも特徴と言えます。
総じて、「清らかで品のある雰囲気を求める人」「飾り気のないシンプルな香りを纏いたい人」に適しており、男女問わず洗練されたクリーン感を楽しむユーザーから支持を集めています。B’zの稲葉さんが愛用されていることでも有名な香り。
香りの構成
- アルデハイド、ミント、柑橘:微かにキリッとしたアルデハイドの刺激に、ミントの清涼感と仄かな柑橘の酸味が合わさり、洗い立てのリネンを思わせる爽快な序章を作り上げます。口コミでは「すぐに石鹸っぽさを感じる」という意見もあり、トップで強く出るシトラス感を“やや制汗剤風”と捉える方も。
- クラリセージ、ホワイトフローラル(マグノリア等):クラリセージがもたらす、ほろ苦く青いハーブのニュアンスが全体を落ち着かせ、ふわりと広がる白い花(マグノリアなど)の穏やかな甘みが透明感を一層高めます。ハーブの苦味を「わずかなクールな大人っぽさ」と感じる人もいれば、「ビターさが印象に残ってややメンズ寄り」と評する人も見られます。
- ホワイトムスク、ウッディ:肌になじむにつれ、ホワイトムスクの柔らかな包容感と控えめな木質系ノートが静かに持続。口コミでは「最終的にパウダリー石鹸のような雰囲気を醸し、長く清潔感が続く」「清涼感のまま消えていくため飽きずに使いやすい」など、仕上がりの柔らかさが高く評価されています。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
ホワイトフローラルやムスクの繊細さを“フェミニン”と捉える方がいる一方で、アルデハイドやクラリセージが醸すクールさやシャープさから、男性にも好まれる意見が少なくありません。スーツスタイルに合わせたい、あるいは白シャツで爽やかな印象を作りたい、といった要望に応えるフレグランスとして支持されるなど、性別を問わず使いやすいタイプと言えます。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- フレッシュ系・・・アロマティック、ウォーター / マリン
- フローラル系・・・ソフトフローラル
クラリセージのほろ苦いグリーン感とアルデハイドが清涼感と透明感を引き立て、ホワイトフローラルが淡い甘さで上品さを補い、最後にホワイトムスクが柔らかな余韻を残す“アクアティック・ソープ”系統の一面を持ちます。
補足分類(18の属性からの分類)
- アルデヒド
- アロマティック
- グリーン
- フローラル
- ムスキー
アルデハイドが軽やかなシャープさを添え、澄んだ空気感を演出(アルデヒド)。クラリセージのほろ苦いグリーンニュアンスが、ハーブらしい落ち着きを与え(アロマティック, グリーン)。そこに淡い白花のフローラルが優しい甘みをプラスし(フローラル)。最後はホワイトムスクが包み込み、ふんわりと柔らかな余韻を長く保ちます(ムスキー)。
持続時間
オードパルファム
- 香料の濃度・・・約8~15%
- 持続時間・・・約5~6時間
ローセルジュルタンスの香りが似合うイメージ・人物

白シャツ&スラックスで“クリーン”を極める「シャツコーデ好き」
- 20~30代男性。清潔感のある装いを常に心がけ、白シャツ+スラックスが定番スタイル。
- 無駄を削ぎ落としたミニマルな小物選びで、スマートな印象を狙う。
- “石鹸のような香り”を好み、香りで周囲に高い好感度を与えたいと考えている。
ホテルの客室清掃を極める「ホスピタリティの達人」
- 20~40代男女問わず。高級ホテルの客室スタッフとして長年働き、cleanliness にこだわりを持つ。
- 白手袋を常備し、カーテンのひだやアメニティの配置まで完璧に整えるプロフェッショナル。
- 香りは“爽やかで高級ホテルらしさ”が求められ、石鹸やリネンを連想させるクリーン系が理想。
シンプルライフを愛する「北欧インテリアの達人」
- 30代女性。日常生活をシンプルに整え、白やグレーを基調とした北欧スタイルの部屋で暮らす。
- 観葉植物や木製家具を多用し、ライトグレーの布団カバーやリネンを常備。
- 香水は“ナチュラルで柔らかい”ものが好みで、石鹸めいた清潔感を部屋の雰囲気にリンクさせたい。
身体と心を整える「ヨガインストラクター」
- 20~40代男女問わず。ヨガやピラティスのインストラクターとして、スタジオでリラックス空間を作り出す。
- スポーティな服装ながらも、白やパステル系の柔らかい色味を好み、生徒を和ませたいと考えている。
- レッスン時に香るフレグランスは“クリーンかつ安らぎを誘うもの”が最優先。
ドレスダウンした高級レストランの「ヘッドソムリエ」
- 30~50代男女問わず。格式高いレストランのソムリエリーダー。
- 黒いシャツにエプロン姿で軽快に動きつつ、接客では自然体かつ洗練された印象を放つ。
- ワインや料理の邪魔をしないフレグランスを選び、なおかつ“自分なりの品格”はきちんと出したい。
清涼感ある香りなので、春夏には特に心地よく爽快な印象を与えます。拡散力が強すぎず柔らかなムスクが残るため、仕事場などの日中でも好印象を与え、夜のリラックスタイムや寝香水として使う方もいるなど、時間を問わずまといやすい傾向があるようです。