イブ・サンローランブラック OP（オピウム）

「コーヒーと白い花（ホワイトフローラル）」 という異色の組み合わせで知られるブラック OP（オピウム）は、深みのあるグルマンな甘さを基調とする“オリエンタル バニラ”の香りです。

口コミでは、「ほぼバニラ＆フローラルでコーヒーはわずかしかわからない」という意見もあり、コーヒーノートへの捉え方には個人差が大きいようです。 甘く魅惑的な一方、香りの濃さから「とても甘い・重めで頭が痛くなる」といった声も散見されます。逆に「この甘さがたまらなくクセになる」「夜のデートや秋冬にすごく映える」など、“一度ハマると抜け出せない”という評価も多数。 実際、「ふわりと軽めに付けると周りの評価が高くなる」という声もあり、香りとの相性やTPOの見極めが重要と言えます。

香りの構成

• トップノート
  • ペアー、ピンクペッパー、オレンジブロッサム：みずみずしい洋梨（ペアー）のフルーティさにピンクペッパーのスパイス感が重なり、甘さの中に小気味よい刺激を加えます。さらにオレンジブロッサムの穏やかな甘さがキックを和らげ、“魅惑の序章”を描き出すと口コミでは評されています。
• ミドルノート
  • コーヒー、ジャスミン、ビターアーモンド、リコリス：ブラックOP（オピウム）の象徴ともいえるコーヒーノートが、ビターアーモンドやリコリスの渋み・甘みと絡み合い、フローラルなジャスミンに深みと妖艶さを与えます。「甘いフローラル主体でコーヒー感はごく控えめ」という声も多いため、肌質や感じ方によって印象が異なるのが特徴です。
• ラストノート
  • バニラ、パチョリ、カシミアウッド、シダー ：バニラのとろけるような甘さがぐっと前面に出る一方、パチョリやウッディノートの持つほのかな苦味・深みが甘さを引き締めます。「甘く重めで長続きする」との口コミが多いパートであり、“中毒性あるグルマン”と評される理由のひとつ。最後まで残るこの甘さに酔いしれるファンも多い反面、「甘すぎて苦手」という人もはっきり分かれます。