ル ラボアンブレット 9

Ambrette 9 は、自然界が生み出す唯一の植物性ムスクであるアンブレット シードを主役とした、とてもソフトかつ儚い香り。公式いわく「母と赤ちゃんのため」とされており、洋梨や青リンゴのようなごく淡いフルーティさに、やわらかなムスク感をうっすら感じる「ベビーフォーミュラ」のようなイノセントなスキンフレグランスという位置づけ。多くのユーザーが「匂いが弱い」「ほんのり甘い果実感と石けん的清潔さ」「肌にすっと溶けて消えてしまう」など、香り自体がきわめて淡く繊細と評価。したがって、強めの香水が苦手な人、ふわりと香る“赤ちゃんの肌のような”清潔感を好む人に適したフレグランスです。

香りの構成

• ごく控えめなフルーティ & 清らかな甘さ：ほんのり果物を思わせる甘い香りが最初にふわっと漂うが、噴霧量が少ないと気づきにくいほど弱くて儚い。そこに清潔感を伴い、シンプルで愛らしい印象です。
  • 洋梨／青リンゴ様のフルーティ感：噴霧直後に、果物を連想させるような軽くみずみずしい甘さが立ち上がる。「青リンゴ」「洋梨」と評する人が多い。強い酸味や濃い甘さではなく、“水っぽい優しい果汁”といったイメージ。トップからして香りは非常に淡い。
  • やや石けん・洗いたて感：フローラルソープやベビーソープのような清らかさを感じる人もいる。いわゆる“香水っぽい主張”がなく、朝のシャワー後の肌のようなクリーン＆フレッシュな雰囲気がある。
• 薄い果実の甘み + かすかなムスクの広がり：フルーティさ + やさしいムスクが融合し、清らかで無垢な“肌の香り”がメイン。香り全体は極めて淡く、近づかないと分からないレベルになりがちです。
  • フルーティ要素が続く or さらに穏やかに：トップの果実感が徐々に弱まり、空気に溶け込むようにほんの少しだけ残る。「あれ、もう香りが消えてる…？」と思うくらい主張が少ないため、甘い香り好きには物足りないかもしれないが、肌に密着する繊細さを楽しみたい人向け。
  • アンブレット由来のムスク感が柔らかく顔を出す：植物性ムスクであるアンブレットシードが、肌そのものが持つ甘さや“お風呂上がりの優しさ”を彷彿とさせる香りを演出。石けん的、あるいは赤ちゃんっぽいやわらかいムスクが肌に馴染み、“母と子の肌の触れ合い”のような穏やかさが漂う。
• ほんのり甘い“スキン”余韻：ほとんど香りを感じにくくなるほど極めてソフトなシルエットに落ち着く。軽いムスクの甘さが肌を包むように残り、肌そのものが良い匂いと錯覚するような余韻です。