おすすめのお茶系香水一覧と選び方のヒント

# | イメージ | 香水名 (ブランド) | 茶タイプ / 主な香調 | 推しポイント |
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1 | ![]() | オ・パフメ オーテヴェール(ブルガリ) | 緑茶 + シトラス(ベルガモットほか) | 1990年代に誕生した“元祖ティーフレグランス”。ベルガモットと緑茶の石けんのような清潔感がユニセックスに愛される。 |
2 | ![]() | グリーンティー (エリザベスアーデン) | 緑茶 + レモン + ミント | レモンとミントが弾ける爽快 EDTで、真夏でも重くならずコスパ抜群。 |
3 | ![]() | イマジナシオン (ルイ・ヴィトン) | 黒茶 + ベルガモット + ジンジャー | CO₂抽出した中国黒茶に高級シトラスを合わせたラグジュアリーなアイスティー。 |
4 | ![]() | テ ノワール 29 (ル・ラボ) | 黒茶 + イチジク + ムスク | ブラックティーの渋みとイチジクの甘さが重なる都会的スモーキーティー。昼夜問わず映える。 |
5 | ![]() | アールグレー & キューカンバー(ジョー・マローン) | アールグレイ + キュウリ + ビーワックス | ベルガモット紅茶にキュウリの瑞々しさを添えた英国アフタヌーンティーの涼感。 |
6 | ![]() | ティー トニック (ミラーハリス) | アールグレイ + マテ + バーチタール | ベルガモットとマテ茶が描く“朝霧の茶園”の透明感。ヴィーガン処方も魅力。 |
7 | ![]() | シルバー マウンテン ウォーター(クリード) | 緑茶 + シトラス + ムスク | アルプスの雪解け水を思わせる清流系ユニセックス。スポーティーで高級感も◎。 |
8 | ![]() | ウーロンチャ (ニシャネ) | 烏龍茶 + シトラス + イチジク + ムスク | エクストレ濃度で終日続く超持続系シトラス×烏龍。ニッチ好きにも人気。 |
9 | ![]() | オ・パフメ オーテブラン (ブルガリ) | 白茶 + ベルガモット + ムスク | ラプサンスーチョン調に蜂蜜とシナモンを重ねたホットチャイ系。秋冬の定番。 |
10 | ![]() | ザ・タイム (トゥー) | 烏龍茶 + カモミール + 黒茶 + アンバー | カモミールの穏やかさと黒茶の煙が溶け合う“瞑想系ミルキーティー”。 |
11 | ![]() | マッチャ 26 (ル・ラボ) | 抹茶 + イチジクミルク + ベチバー + ビターオレンジ | 抹茶ラテのようにクリーミーで肌に近い静かな香り。インドア派にも最適。 |
選び方・使い分けのヒント
シーズン別
- 春夏向き: オ・パフメ オーテヴェール(#1)/グリーンティー(#2)/アールグレー & キューカンバー(#5)/ティー トニック(#6)/シルバー マウンテン ウォーター(#7)/オ・パフメ オーテブラン(#9)
- 秋冬向き: イマジナシオン(#3)/テ ノワール 29(#4)/ウーロンチャ(#8)/ザ・タイム(#10)/マッチャ 26(#11)
濃度
- 軽快 (Cologne・EDT): グリーンティー(#2)/アールグレー & キューカンバー(#5)/ティー トニック(#6)/オ・パフメ オーテブラン(#9)
- 中濃度 (EDP): オ・パフメ オーテヴェール(#1)/イマジナシオン(#3)/テ ノワール 29(#4)/シルバー マウンテン ウォーター(#7)/ザ・タイム(#10)/マッチャ 26(#11)
- 高濃度 (Extrait): ウーロンチャ(#8)
キャラクター別
- 万人受け & 初心者: オ・パフメ オーテヴェール(#1)/グリーンティー(#2)
- ラグジュアリー志向: イマジナシオン(#3)/シルバー マウンテン ウォーター(#7)
- スモーキー個性派: テ ノワール 29(#4)/ザ・タイム(#10)
- 静かに香る抹茶系: マッチャ 26(#11)
シーン・シチュエーション
- 爽快系で日中を快適に: オ・パフメ オーテヴェール(#1)/グリーンティー(#2)/アールグレー & キューカンバー(#5)/ティー トニック(#6)/シルバー マウンテン ウォーター(#7)/オ・パフメ オーテブラン(#9)
- 深みと個性で差を付ける: イマジナシオン(#3)/テ ノワール 29(#4)/ウーロンチャ(#8)/ザ・タイム(#10)/マッチャ 26(#11)
それぞれの解説
1. オ・パフメ オーテヴェール(ブルガリ)

1992年発売、ジャン=クロード・エレナ調香の“元祖ティーフレグランス”。ベルガモットやレモンのシトラスが立ち上がり、ミドルではリリー・オブ・ザ・バレーとジャスミンが石けんのように清潔な余韻を残します。
どんな人におすすめ: ティーフレグランス初心者や、オフィスで柔らかい清潔感を纏いたい人。
2. グリーンティー(エリザベスアーデン)

ベルガモットとミントが弾ける軽快 EDT。3〜4 時間でふんわり消えるため付け直しも楽しめ、真夏でも重くなりません。コスパの良さもロングセラーの理由。
どんな人におすすめ: 汗ばむ季節に爽快さを求めるライトユーザーや、学生・ジム帰りのリフレッシュに。
3. イマジナシオン(ルイ・ヴィトン)

CO₂抽出の中国黒茶を、ベルガモット&シトラス、ジンジャーでアイスティーのようにクールに仕立てたラグジュアリー EDP。リフィル対応で環境配慮も◎。
どんな人におすすめ: スーツにもリゾートにも合う“上質な爽快感”を求めるビジネスエリート層。
4. テ ノワール 29(ル・ラボ)

ブラックティーにイチジクリーフ、タバコ葉、ムスクを重ねて都会的なスモーキー感を演出。昼夜どちらにも映えます。
どんな人におすすめ: 甘さを抑えた色気を纏いたいモード派や、バーやギャラリーで映える大人の香りを探す人。
5. アールグレー & キューカンバー(ジョー マローン ロンドン)

ベルガモット紅茶にキュウリとビーワックスを添え、英国アフタヌーンティーを思わせる涼感とほんのり甘い余韻を両立。
どんな人におすすめ: 春夏に爽快かつ上品な香りをまといたい人/ジャケットとカジュアルを使い分けたい人。
6. ティー トニック(ミラー ハリス)

ベルガモット&マテ茶にバーチタールを加え、“朝霧の茶園”のような透明感。ヴィーガン処方で環境意識が高い点も魅力。
どんな人におすすめ: 白シャツやリネンに合うクリーン系を探すミニマリスト、サステナビリティ志向の人。
7. シルバー マウンテン ウォーター(クリード)

アルプスの雪解け水をイメージ。シトラスとブラックカラントに緑茶を重ねた澄んだユニセックス香で、スポーティーながら高級感もしっかり。
どんな人におすすめ: ゴルフやスキーなどアクティブな場面で“清流の爽快さ”とラグジュアリーを両立したい人。
8. ウーロンチャ(ニシャネ)

ベルガモット・オレンジのトップから烏龍茶、フィグ、ムスクへと推移する Extrait(30 %濃度)。フレッシュ系では希少な 8 時間級の持続。
どんな人におすすめ: “香り飛び”に悩むシトラス好きや、被りにくいニッチハウスを楽しみたいフレグランス玄人。
9. オ・パフメ オーテブラン(ブルガリ)

2003年発表のホワイトティー香。ベルガモットとビターオレンジにアルテミシアのほろ苦さ、ホワイトペッパーで「真っ白なタオル」の清潔感を表現。ミドル以降はホワイトティーとシルキームスク、ほのかなアンバーが重なり高級スパのようにリラックス。軽めのコロン濃度でも 4〜5 時間穏やかに持続します。
どんな人におすすめ: 入浴後や就寝前にふわりと香らせたい人/リラックス重視の在宅派/白いリネンで“素肌に近い上質感”を演出したい人。
10. ザ・タイム(ザ ハウス オブ ウード)

ブルーカモミールで幕開けし、烏龍茶とアイリスがミルキーに変化。ラストは黒茶とアンバーが柔らかくスモーキーに包む“瞑想系ミルキーティー”。
どんな人におすすめ: ストレスフルな日常で静かな落ち着きを求める人/ハーバル×スモークの個性派を探すクリエイター。
11. マッチャ 26(ル・ラボ)

抹茶アコードにクリーミーなイチジク、ベチバー、ビターオレンジを重ねた“抹茶ラテ”系。内省的で肌に近い距離で香り、ワークシーン向け香水と高評価。
どんな人におすすめ: 香害を避けたい人、インドア派、ヨガ後に心を整えたい人。