ヴァン クリーフ&アーペル

ヴァン クリーフ&アーペルは、パリ発のハイジュエラーが手がけるフレグランス メゾンで、「宝石のきらめきを香りで表現する」という理念のもと 2009年にハイエンドライン〈コレクション エクストラオーディネール〉を立ち上げました。希少天然素材を主役に据え、シンプルな黒キャップ付き角柱ボトルに閉じ込めたユニセックスEDPが特徴です。トップで果実やスパイスが輝き、ハートで高級花材が広がり、ラストでウッドやレジンが深みを添える三幕構成、“宝石箱を開けた瞬間”のような光と影を描くものが多いです。

代表作と香調ハイライト

  • ファースト:アルデヒドと白花ブーケをアンバーで包んだ“オートクチュール級フローラル”。1976年発表ながら今も王室に愛用者を持つクラシック名香です。
  • ボワ ディリス:潮気を帯びたアイリスにベチバーとアンバーグリスが重なり、朝霧の海岸を思わせる“塩イリス・ウッディ”。
  • ムーンライト パチョリ:パウダリーなローズとカカオをまとったスエード調レザーに、パチョリが月光の影を落とす“ベルベット・ウッディ”。
  • オーキデ ヴァニーユ:バニラ蘭のクリーミーな甘さにアーモンドとダークチョコのニュアンスを重ねた“エレガント・グルマン”。
  • ローズ ルージュ:ブラックカラントとピンクペッパーで彩ったローズにカカオとウッドが奥行きを添える“スパイシー・ベリー ローズ”。