ランバン

ランバンは、1927年の「アルページュ」に始まるオートクチュール由来のエレガンスを、現代の軽やかさへ更新してきたフレグランスメゾンです。クラシックの柱はアルデヒド・フローラルの気品、モダンの柱は「エクラ・ドゥ・アルページュ」に象徴される透明感のあるフルーティ・フローラルです。共通するのは、トップに明るいシトラスやグリーン、ミドルに穏やかな花のブーケ、ラストにクリーンなムスクやシダーが柔らかく溶ける三幕構成で、日常使いしやすい“清潔で優美、過度に重くない余韻”を実現している点です。

代表作と香調ハイライト

  • アルページュ
    ローズとジャスミンのブーケにアルデヒドのきらめきが重なり、サンダルウッド/バニラ/ムスクが温かく支える端正なクラシック・フローラル。
  • エクラ・ドゥ・アルページュ
    ピーチブロッサムやライラック、ウィステリア、ティーリーフが“水彩画”のように広がり、クリーンムスクとシダーへふんわり着地する透明フローラル。
  • ジーンヌ・ランバン
    ブラックベリーやペア、ラズベリーのフルーツにピオニーを重ね、ムスクとサンダルウッドで優しく締める若々しいフローラル・フルーティ。
  • モダン プリンセス
    レッドアップルとレッドカラントの明るいトップにフリージアとジャスミンが咲き、ホワイトムスクとホワイトウッドが清潔感のある後肌を残すモダン・スウィート。
  • ランバン オム
    ベルガモットやラベンダーの爽快な幕開けから、ミント/セージやスパイスを経て、ムスクとサンダルウッド、アンバーで穏やかに落ち着くアロマティック・ウッディ。

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