バイレードスーパー シダー
「スーパー シダー（Super Cedar）」は、まさに“シダーウッドの魅力を極限まで引き出した”かのようなドライウッディのフレグランス。 鉛筆を削ったときの木くずのようなノスタルジックな香りを軸に、トップではローズのやわらかな甘みがほんのり立ち上がり、ベースではベチバーとシルクムスクが苦みと肌なじみのよい甘さをプラス。都会的でミニマルなウッディ感を保ちながらも、少しだけ“クリーンでソフト”な側面も感じられます。口コミでは「想像以上にローズが香る」「やさしい甘さを感じる」「あくまでシダーが主役」と評価が分かれがちですが、いずれにしても過度な飾り気がなく、シンプルで上品という点で高く評価される香りです。
香りの構成
※ バイレード公式で公表されているノートを元にした解説です。
- トップノート
- ローズペタル (Rose Petal)：わずかな甘さとフローラル感をもたらし、シダーウッドのドライさを和らげる導入役。口コミによっては「ローズが強めに香る」と感じる方もいれば、ほぼ感じないという声も。個人の肌質や好みにより印象が異なりやすいパート。
- ミドルノート
- ヴァージニアン シダーウッド (Virginian Cedarwood)：ドライで鉛筆の芯を思わせる木質感。湿度を感じさせないシャープなウッディさが特徴で、これが「スーパー シダー」の核。ローズの甘みを抑え、スッと洗練された都会的な木のイメージへ導く。口コミでも「まさにシダー」「鉛筆のよう」との表現が多数。
- ラストノート
- ハイチアン ベチバー (Haitian Vetiver)：土っぽく苦みのあるウッディ感を持ちつつ、ハイチ産のベチバーは比較的マイルドで上品。シダーのドライさをさらに大人っぽく仕上げ、最後まで甘さを抑える役割。
- シルクムスク (Silk Musk)：シルクのようにやわらかでクリーンなムスク。ほんのりした甘さや温かみを与え、シャープに傾きすぎないようバランスを取る。口コミでは「ラストに穏やかな甘さが残る」との感想も多い。
ポイント
- ヴァージニアン シダーウッドを主役に、ローズやムスク、ベチバーがサポートしつつも全体の印象は「木の香り」が基軸。
- 口コミでの感想は「ローズを強く感じる派」と「シダー一色派」に分かれるが、いずれにしても華美な甘さやフローラル感が前面に出るわけではなく、あくまでドライウッディが中心。
- 都会的なミニマル香なので、日常使いやオフィスシーンにもマッチし、付けすぎなければ季節も選びにくい万能さが魅力です。シャープな印象を出したい人はもちろん、意外性ある“軽やかなローズウッド”を探している人にもおすすめ。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
「ローズが思ったより香る」と感じる人はやや女性らしさを意識するかもしれませんが、主役はあくまでシダー。 全体としては「やや男性寄り」と感じる人が多い一方、口コミでは「女性でも抵抗なく使える」「ユニセックス」との評価も多数。 いわゆる“甘いローズ”とは別方向のフレッシュ＆ドライなフローラルなので、どなたでも心地よく楽しめるジェンダーレスなバランスと言えます。
属性
フレグランスホイールとは？分類
- ウッディ系・・・ウッド
シダーウッド＆ベチバーの組み合わせが主体で、そこにローズやムスクが軽い柔らかさを添える形。潔いまでにウッディを前面に出した香り。
補足分類（18の属性からの分類）
- ウッディ
- ムスキー
名前の通りシダーウッドが核となるドライな木質感（ウッディ）。ローズの柔らかな甘みがトップで感じられるものの、あくまで主役はシダー（わずかにフローラル）。ベースにシルクムスクが加わり、軽やかな肌っぽい甘さを残す（軽くムスキー）。※甘いフローラル／アンバー系ではなく、あくまでもウッディにフォーカスした香り。
持続時間
オードパルファム
- 香料の濃度・・・約8～15％
- 持続時間・・・約5～6時間
スーパー シダーの香りが似合うイメージ・人物
ミニマルインテリアのアパートで暮らす“都会派デザイナー”
- 白とグレーが基調のすっきりした部屋で、余計な装飾を排したモダンなインテリアを好む。
- 毎朝カフェラテをテイクアウトしてオフィスへ向かい、デザイン案をスタイリッシュなイラストレーションでまとめるのが得意。
- 近づくと、柑橘のような清潔感は控えめながら、鉛筆を削ったような木質とわずかなバラの甘い残り香が漂い、“洗練された都会的クールさ”を感じさせる。
革製品を好む“アパレルショップスタッフ”
- シンプルだが存在感のある革バッグやシューズを扱うブティックで働く。
- 細身のパンツに黒のタートルネックなどシックな装いが多く、接客時も落ち着いた物腰。
- お客様が試着するときに近寄ると、目立ちすぎないが“鉛筆のようなシダー”と“ほのかなローズ”が香り、「このお店らしい洗練」が伝わる。
初夏の軽井沢の別荘でワインを傾ける“余裕ある大人カップル”
- 週末だけ軽井沢の木々に囲まれた別荘へ行き、昼はハイキング、夜は静かにワインを嗜むのが夫婦（カップル）の習慣。
- 室内は余計な装飾を避け、木製家具をメインに温かみあるシンプルモダンな空間。
- ふと近づくと、ウッディな香りが自分たちのライフスタイルに溶け込み、ローズの淡い甘みが夜のくつろぎを少しだけ彩る。
建築デザインを学ぶ“美大生の女性”
- 美術大学で建築を専攻し、スタイリッシュな線とシンプルな構造を好む。
- 黒やグレーの服装にワンポイントだけ色を入れるなど、センスを感じる着こなし。
- 制作室で模型を作るときにふと漂う木材のカットした匂いと、香水のシダーがシンクロして「この香りのおかげで創作意欲が増す」と本人は語る。
ドライウッディの落ち着いた香りは、秋冬～涼しい時期に特に似合う。 ただし、シダーウッド自体が重たすぎるタイプではないため、通年でも使いやすいという声も。夏場は少量か夜向けにすると◎。 オフィスや普段使いにも取り入れやすいミニマルさがあり、強く主張しすぎないため、清潔感を大事にしたいときのデイリー香水としても重宝。