アイアムチャプター65

「チャプター65」は、柔らかなパウダリックさと欧風フローラルブーケ(オレンジフラワー、ヴァイオレット、ライラック…)を中心に、柑橘(レモン、ベルガモット)のフレッシュさとローズマリーやカルダモンなどのハーブ/スパイスで甘さを程よく引き締め、ラストではベチバー&サンダルウッドのウッディ要素とアンバー&ムスクのまろやかな甘みでまとめ上げる一品です。口コミには「バウムロールとレモンケーキのような甘さ」「柔軟剤っぽい清潔感」「石けんのようなソープ感」「肌と合わないと獣っぽく感じる」など多様な意見があり、花のフェミニンさとハーブ&スパイスのカッティングが同居した“パウダリー+フローラル+ほんのりスパイシー”な香りとして評価されています。一方で「持続時間は2〜3時間程度」「トップの甘い匂いは強め」という声もあり、香りの変化を適度に楽しみたい人に向いたフレグランスと言えます。
香りの構成
※ Aíamで公表されているノートを元にした解説です。
- トップノート
- レモン(Lemon):爽快かつシャープな柑橘感で、鼻を一気にクリアに。「甘いけど爽やか」といわれるのは、このレモン&ベルガモットの“ほどよい酸味&苦味”がフェミニンな甘さを引き締めるため。
- ライラック(Lilac):ライラックが持つ春らしい穏やかな甘さとわずかにスパイシーなグリーン感。「サボンのソープらしさ」がパウダリーな柔らかい洗い立ての清潔感を加え、トップから“柔軟剤のよう”と言われる所以に。
- ミドルノート
- ヴァイオレット (Violet), オレンジフラワー (Orange Flower):ヴァイオレットは粉っぽく甘いスミレ、オレンジフラワーは柑橘の花特有の優しい甘さとほろ苦さを併せ持つ。2つの花が合わさり、“パウダリーでフェミニンなフローラルブーケ”を形成。
- ローズマリー (Rosemary), カルダモン (Cardamom), キャロットシード (Carrot Seed):ハーブ&スパイスが甘さを抑えるアクセントとして控えめに作用。「石鹸っぽい中にほんの少しスパイシーさ」を加え、香りを単調にさせない。
- ホワイトムスク (White Musk):石けんのような清潔感とパウダリーな甘さ。トップのソープ感をさらに強化し、フェミニンな柔らかさを深化。
- ラストノートさを程よく抑えながら、じんわりとセクシーかつ“包み込むような”ラストへ収束する。
- ベチバー (Vetiver):土っぽい苦みを含むウッディグリーンな香り。ほんのり燻したような深みがあり、甘い花の匂いをドライダウンさせる。
- ムスク (Musk)、アンバー (Amber):肌なじみの良い官能的甘さ(ムスク)+バルサミックで樹脂的温かみ(アンバー)が合わさり、パウダリーな余韻を長く保つ。「獣っぽいムスク」に感じる方もおり、肌質によっては「苦手」という口コミもある。
- サンダルウッド (Sandalwood):クリーミーかつ甘い木質感。香りに落ち着いた温かみを与え、パウダリームスクの甘さを引き立てる。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
パウダリー&フローラルの甘さが主体で女性支持がかなり高い一方、レモン&ベルガモットの爽やかさやハーブスパイスのアクセントがユニセックス感を引き上げ、少数ながら男性も使用している模様。口コミには「甘いけど爽やか」「柔軟剤っぽいが獣っぽさがある」と意見が割れる部分も。基本は女性7:男性3くらいのイメージ。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- フレッシュ系・・・シトラス
- フローラル系・・・ソフトフローラル
トップのレモン&ベルガモット(シトラス)による爽快さと、ミドルでのライラック、ヴァイオレット、オレンジフラワー(フローラル)のパウダリー感が主体。アンバーやムスクでほの甘く仕上げ、「石けんを思わせるパウダリーフローラル」との印象が強い。
補足分類(18の属性からの分類)
- ウッディ
- シトラス
- スパイシー
- パウダリー
- フローラル
- ムスキー
トップのレモン&ベルガモット(シトラス)。ライラック、ヴァイオレット、オレンジフラワー(フローラル)。 “サボン”のソープ感、ホワイトムスク、オリスやアイリス的要素(パウダリー)。ベチバー、サンダルウッドで軽いウッディ感(ウッディ・後半)。ホワイトムスク、ムスク(ムスキー )。カルダモン、ローズマリーのスパイス・ハーブ系のアプローチ(ややスパイシー)。
かなり複雑な多面性を感じる香り。
持続時間など
5時間程度。持続時間が短め(2〜3時間)という声も。
チャプター65の香りが似合うイメージ・人物

ホワイトや淡い色を基調に、可愛らしい雑貨を集める“プチセレクトショップ店主”
- 白やパステルカラーのインテリアを中心に、小さな雑貨やハンドメイドアクセサリーをセレクトし販売している。
- お客さんにとっては“ふわふわと柔らかい空間”で落ち着けると評判。
- 近づくと最初はレモン&ベルガモットの軽いシトラスが広がるが、すぐにパウダリーな花の甘さがふわり。店内のホワイトな空気感と合い、「まるで柔軟剤の香りみたい」と思わせる清潔な印象を与える。
外回りのOLだが“おもてなし”重視の秘書的素養を持つ女性
- 会社でちょっとした秘書業務や来客対応もこなしながら、営業的な外回りも多い。
- 清潔感が大切だが、硬くなりすぎない柔らかい印象を持たせたく、石けんライクなフローラル香水を選ぶ。
- 近寄るとトップの爽快シトラスでシャキッとしつつ、すぐにパウダリーな甘さが広がり、“敬遠されない可愛らしさ”と“きちんと感”を上手に両立。
柔らかいトーンのカラーメイクを楽しむ“美術大学の学生女子”
- パステル調のメイクやファッションを好み、自分の創作や絵にも軽やかな色使いを多用する。
- 友人には「石けん×フローラル」の匂いがいつもして、「キャンバスやスケッチブックが似合う爽やかなイメージ」と言われる。
- 香りは「甘すぎず、でも女の子らしさを感じさせる」ものが好きで、ライラックやバイオレットの柔らかい花感がちょうど良い。
週末は焼き菓子作りをする“家庭的で上品な女性”
- 普段はおっとりした雰囲気で、休日はレモンの皮を使ったクッキーやケーキをよく焼く。
- 焼きあがる甘い香りと相性が良い香水を選びたいと考え、石けん&パウダリーなフローラルを纏うことで空間が“ほんのり甘くて清潔”に仕上がると感じている。
- そばに行くと「バウムロールとレモンケーキ」のような香りがする瞬間があり、「柔軟剤っぽいかも?」とも思われるが、甘すぎない仕上がりなので食べ物系香りが苦手な人にも好印象。
女性アイドルグループに属する“ほんわか系メンバー”
- 大人っぽいメンバーやクール系メンバーがいる中、自分は“ふんわり優しい、いわゆる癒し系キャラ”としてファンに認知されている。
- メンバーで並んだ時、近くに立つとお花のように軽い香りが漂い、ファンから「本当にアイドルみたいな良い匂い」と言われるのを密かに楽しんでいる。
- 基本石けんぽい清潔感がベースなので、ライブ会場の熱気でも“ベタつく甘さ”になりすぎず、好印象を保ちやすい。
パウダリー&シトラスフローラルの軽快感が春〜夏に合うという意見が多いですが、甘さ・ムスクがしっかり残るため「寒い季節でも上品に香る」派も。オフィスやデイリーに使いやすいソープ感、ただし人によっては甘さやムスクが強く出る場合があるので、付ける量には注意。「朝プッシュして昼には薄れる」との口コミが多く、2〜3時間くらいを目安に付け直しする人も。