ジョー マローンブラックベリー & ベイ コロン

人気の香りを分析するInstagram(@semiperfumer)も始めました
ジョー マローン ロンドンから登場した「ブラックベリー & ベイ」は、甘酸っぱいブラックベリーとベイリーフ(ローリエ)の青々しいハーブ感が融合したフルーティ&グリーン系のコロンです。子供の頃に経験した“ベリー摘み”を思い出すかのような野趣あふれる甘酸っぱさと、まるで摘み取ったばかりの葉っぱを連想させる爽やかなグリーン感とが同居し、甘すぎない自然な香りを求める方に人気があります。
一方で、口コミでは「はじめは甘い果実の香りが好みだったけれど、途中から“草感”が強くなった」「虫よけスプレーっぽく感じる」など、ハーブや葉っぱの香りが前面に出るかどうかは肌質や気温によって大きく変わるようです。また、「ベリーの香りが思ったほど強くない」という声や、「ほんのり甘くやさしいトップから急に青っぽく変化する」という印象を持つ方もいらっしゃいます。
全体としては、甘酸っぱさとハーブ感のバランスが軽やかで、春夏の日中に限らず「秋の果樹園をイメージして9〜10月にも使いたい」「冬にあえて爽やかさを纏う」といった使い方をする方もいます。持続時間は3~4時間程度と感じる方が多く、コロンの軽さを生かしてこまめに付け直すのを楽しむユーザーも多いようです。
香りの構成
- ブラックベリー:甘酸っぱいベリーのジューシーな香りが最初に立ち上がり、「果実感が強く出る」と感じる方と「あまりベリーっぽさを感じない」という方に分かれます。香り立ちの印象が人によっては大きく異なるのが特徴です。
- グレープフルーツ:わずかな苦みと爽やかなシトラス感をもたらし、ベリーの甘酸っぱさを程よく引き締めます。口コミでは「最初の苦みのおかげで甘さがくどくならない」という声が多いです。
- ベイリーフ (ローリエ):スパイシーで青みのあるハーブ感が、フルーツの甘みを抑えてフレッシュでグリーンな印象へと導きます。葉っぱの香りを強く感じる方は「草っぽい」「少し虫よけのよう」と表現する場合もあり、甘さに偏らないユニセックス感の要因です。
- フローラルノート:公式には明確に公表されていませんが、わずかに花のやわらかな甘みを添えていると推測されています。ベイリーフの青さと相乗して、意外と爽やかなフローラルのニュアンスを感じることもあります。
- シダーウッド:鉛筆の芯を連想させるようなややドライでスモーキーなウッディで、ベリー&ベイの軽快なトップを落ち着いたトーンにまとめ上げます。口コミの中には「最終的に甘さが飛んでハーブ&ウッディだけが残る」「すっきりとフェードアウトする」といった意見もあります。
- ベチバー:土っぽさやほろ苦いアーシー感をもたらすウッディ要素です。シダーウッドとともに香りを締めくくり、トップ〜ミドルの果実&ハーブの鮮やかさから、徐々に落ち着いた余韻へと繋げます。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
ベリーの甘さがそこまで強くなく、ハーブやウッディな要素がはっきり感じられるケースでは男性でも無理なく使いやすい傾向があります。一方、ベリーの甘酸っぱさやフレッシュなシトラス・グリーンの軽やかさを求める女性からも支持があり、幅広い層で使いやすいユニセックスな香りと言えます。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- フレッシュ系・・・グリーン、フルーティ
ジョー マローンの公式分類としても、フルーティ+ハーブ系のカテゴリーに入れられることが多いです。トップでは甘酸っぱいブラックベリー、ミドルではベイリーフがハーブ感を与え、ラストではシダーウッドとベチバーが落ち着きをプラスするため、爽快な果実と鮮やかな青さが全体を彩ります。
補足分類(18の属性からの分類)
- グリーン
- フルーティ
ベリー由来の酸味ある果実香(フルーティ)に、ベイリーフの青々しいハーブ感(グリーン)が組み合わさり、最後はシダーやベチバーのウッディ要素が支えています。甘さと青さが「やみつきになる」と感じる方も多い反面、途中から草っぽく変化すると感じる方もおり、奥行きのある香りとして受け止められています。
持続時間
オーデコロン
- 香料の濃度・・・約3~5%
- 持続時間・・・約1~2時間
ジョー マローン特有のコロンなので、香りの持続時間は短めと感じる方が多く、2〜3時間おきに付け直しする場合が多いです。
ブラックベリー & ベイ コロンの香りが似合うイメージ・人物

週末に家庭菜園を楽しむ“グリーン好きのOL”
- 平日は都心でOLとしてバリバリ働き、週末は自宅ベランダでトマトやハーブを育てるのが趣味。
- 植物や果実など“自然の匂い”が好きで、香水も甘酸っぱいベリーと青いハーブ感が混じったものを愛用する。
- さわやかな香りをつけて外出すると、周囲からは「甘さと青さが共存する不思議な匂い」と評されるが、本人はフレッシュな中に落ち着きもあるのが気に入っている。
野外フェスに出かける“アクティブな大学生男子”
- 友人とキャンプや野外音楽フェスに参加し、Tシャツとショーツのシンプルな服装で走り回るのが楽しい。
- 甘ったるい香りは苦手だけど、青いハーブ+少し甘酸っぱいベリーなら男女どちらでも好まれそうと感じて、着けてみた。
- 近づくとまず「森っぽいグリーンと少し甘めのベリー」を感じ、汗ばむシーンでもシダーウッドの清潔感が最後まで嫌味なく続く。
夜のオフィスで残業する“クールなデザイナー”
- デザイン事務所で夜遅くまで作業し、ブラックコーヒーを飲みながらアイデアを練るのが常。
- コーヒーの苦味とベリーの甘酸っぱさ+ハーブなグリーンのコントラストが好きで、あえて“野性的だけど洗練される”香りを愛用する。
- 近寄るとベリーやハーブが一瞬して、最後には深い木質が漂い、「都会の夜に森の気配を運ぶ存在」と同僚から評される。
都心のコミュニティガーデンで収穫を手伝う“週末ボランティアの女性”
- 大きなビルの屋上を貸し出したコミュニティガーデンで野菜や果実を育てる催しに参加し、週末は収穫や苗の手入れを楽しむ。
- 服装はシンプルだが、意外と“自然系の香り”にこだわるタイプで、ベリーとベイリーフの組み合わせを好む。
- 屋上で風を感じながら作業していると、甘酸っぱい果実香がふと広がり、仲間からは「何かベリー系の良い匂いがするね」と声を掛けられる。
庭付きのワイナリーで働く“ワイン好きの男性スタッフ”
- 地方のワイナリーでスタッフをしながら、果樹園やハーブ園の手入れも手伝う多忙な日々。
- ベリーっぽい甘酸っぱさと青い香りには親しみがあり、日常でも気軽に使えるフレグランスを探していたところ、“ブラックベリー&ベイ”に出会った。
- 実際に身に纏っていると、甘い果実のような匂いとハーブの爽やかさが合わさり、“ワインづくりの楽しさ”や“自然との調和”が象徴される感じがして気に入っている。
甘酸っぱいベリーとグリーンなハーブ感の組み合わせが春夏の暖かい時期に非常によく合うとの声が多数です。ただし、「秋の果樹園を連想させるので9〜10月頃に付けるのも素敵」「真冬に爽やかさを楽しむ選択もあり」という使い方もあり、季節をあまり限定せず使用する方もいらっしゃいます。日中〜夕方につけやすい一方で、夜に甘ったるい香りが苦手な方には良い選択肢になることもあります。