トムフォード ビューティファッキング ファビュラス オード パルファム スプレィ

ブランド | トムフォード ビューティ |
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分類 | ウッディアンバードライウッド |
季節 | 秋冬夜 |
原産国 | アメリカ |
詳細 | 公式サイト |
「ファッキング ファビュラス(Fucking Fabulous)」は、ビターアーモンド×アイリスを中心に、ラベンダーやクラリセージといったハーバル要素、さらにレザーとアンバーの“退廃的で官能的”な要素をブレンドしたオリエンタル・レザー系フレグランスです。印象的なネーミングが示す通り、刺激的かつ大胆な香りづくりが特徴で、口コミでは「思ったより爽やか」「強烈な甘さはない」「レザーが苦手でも意外といける」といった声がある一方、「トップで薬品っぽさを感じる」「ちょっと強めで日中は使いづらい」など、好みが大きく分かれるフレグランスともいえます。
甘さやハーブ感、レザー感の出方は肌質や気温に左右されやすく、ぜひ試香をおすすめしたい一本です。
香りの構成
※トム フォードは公式に三段階を厳密に示しているわけではないので、公開されている素材や調香の理論から推測を含みます。
- ラベンダー(Lavender) & クラリセージ(Clary Sage):ハーバルでやや苦味を含む爽やかさ。ラベンダーのフローラル感とクラリセージの苦みあるグリーン感が合わさり、「清潔でスッキリ」と感じる人もいれば、「意外と石鹸っぽい」とも評される。
- ビターアーモンド(Bitter Almond):アーモンドの香ばしさ + ほろ苦いリキュール的な甘さ。「杏仁豆腐」や「アマレット」っぽい香りが立ち上がる一方、肌によっては「薬品・消毒っぽい」と感じる場合も。 これにラベンダー&クラリセージが加わることで、甘いのか苦いのか分からない不思議なスタートを演出。
- オリス (Orris/ アイリス) & レザー アコード(Leather Accord):アイリス特有のパウダリーで上品な化粧品感が、ラベンダー系ハーブの涼しさを和らげ、少しセクシーな甘みをプラス。レザーアコードは動物的でスモーキーな苦みや重厚感をもたらし、甘さを単なるグルマンにさせない“退廃的で妖艶”な方向へリードする。口コミには「名前から予想するよりレザーが控えめ」という意見と「レザーの苦みが強く感じられる」という両極があり、肌質で変化しやすい。
- アンバー(Amber)& トンカビーン(Tonka Bean)、バニラ (Vanilla):アンバーの樹脂的な甘さが、レザーの苦味やハーブの涼しさを官能的に包み込み、全体をウォーム&セクシーに仕上げる。トンカビーンやバニラのグルマン要素が重なり、最後まで「甘くて危うい」余韻が続く。「レザーの角が取れて、甘いアンバーが強まる」と感じる人も多数。「独特のエロさ」「怪しい色気」と評されるのは、ハーブ&レザーの大胆な骨格に甘さをカバーしているからこそ。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
レザーの苦み&ハーブ系はメンズライクに感じる反面、バニラやトンカ、アイリスなど甘くフェミニンな要素も強いため、ユニセックスで使用する人が多い。「男女ともにエロティックに纏える」というイメージで、実際にはジェンダーフリーな愛用者を集めています。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- アンバー系・・・ウッディアンバー
- ウッディ系・・・ドライウッド
トム フォードが公式に「オリエンタル レザー」と謳っており、ハーブ+レザー+甘い樹脂(アンバー)を基調としたオリエンタルレザー系。ラベンダー&アイリスでパウダリーかつフローラルな要素もあり、多彩な側面をもつ。
補足分類(18の属性からの分類)
- アロマティック
- アンバリー
- グルマン
- スパイシー
- パウダリー
- レザー
公式も“オリエンタル レザー”として強調(レザー)。ラベンダーやクラリセージのハーブ感(アロマティック)。 甘いスパイス(シナモン系は明示されていないが、ラベンダー&ハーブの刺激)(スパイシー)。アイリス(オリス)の粉っぽい質感(パウダリー)。トンカビーン、バニラ、アンバーの官能的な甘さ(アンバリー)。ビターアーモンドやバニラなど食べ物を連想させる甘い素材(グルマン)。※かなり要素が多いが、最も目立つのはレザー、アーモンド、フローラル、アンバーの組み合わせ。
持続時間
オードパルファム
- 香料の濃度・・・約8~15%
- 持続時間・・・約5~6時間
ファッキング ファビュラス オード パルファム スプレィの香りが似合うイメージ・人物

レトロモダンなホテルの“秘密のジャズラウンジ”で歌うシンガー
- 1920~30年代のアメリカンジャズ風の衣装で、深夜のラウンジに立つ歌姫。
- 街灯りを落としたフロアには、スモーキーで怪しげな雰囲気が漂い、甘やかでビターなリキュールの匂いが混ざり合う。
- 近づくと、甘くも苦いアーモンドとラベンダーが妙に誘惑的。レザーの苦味が隠れつつ、官能的なアンバーがラウンジの闇を艶やかに彩る。
高級クラブでグラスを傾ける“ミステリアスな紳士客”
- 黒のタキシードで決め、カフリンクスや時計もこだわりの品を身に着ける。
- クラブの暗がりの一角でウイスキーを嗜みながら、周囲を静かに見渡し、時折ほほ笑む。
- 香りはビターアーモンドの香りがかすかにリキュールのようで、レザーの苦みが大人の渋みを加え、フローラルが不思議な清潔感をも残す。近づくと強烈な名前の通り“ファビュラス”な色気を感じさせる。
ダンスパーティーで“ゴシック調ファッション”を楽しむ男女混成グループ
- ボンデージ要素やベロア、ラバー素材などを大胆に取り入れたゴシックな衣装を着こなす集団。
- ステージ上のダンスは退廃的かつ官能的で、ライティングやスモークに映えるエキセントリックな動きが特色。
- すれ違うと強いバニラっぽい甘さではなく、アーモンドのリキュール感とレザーの苦さ、そこにラベンダーの涼しさが混じり合い、不思議な“甘苦い”オーラを放っている。
高層ホテルのスイートルームで密会する“ビジネスエリート同士”
- 互いにエグゼクティブな立場でありながら、夜はスリリングな大人の恋を楽しむ。
- 部屋にはワインと大理石バスルームが備わり、証明書やトロフィーがそっと置かれた書斎があるような完璧な空間。
- その中で、甘く苦いリキュールのような香りが漂い、レザーのアコードがビジネススーツを連想させつつ、ラベンダー&アイリスが官能を刺激。“究極の秘密”を分かち合う2人に相応しいフレグランス。
独特なヘアスタイルと濃いメイクを楽しむ“アート系モデル”
- 様々なアヴァンギャルドなファッションショーや写真撮影に呼ばれ、自分の身体をキャンバスのように仕立てるタイプのモデル。
- 普通の“甘い香り”では物足りなく、アーモンドやラベンダーのアンバリーなセクシーさ+レザーという奥行きを探し当て、愛用。
- ショーや撮影の合間にすれ違うと、ちょっと薬品っぽい苦味から一気に華やぐ甘さ、そこにレザリーな苦みが絡み合って“自由奔放なフェティッシュ感”を周囲に与える。
甘く濃密でややスパイシーな側面があり、秋冬や夜のデート・パーティーに似合うという声が多い。また、ラベンダー&ハーブの意外な爽やかさを感じる人もいて「少量なら春でも」という意見も。夏にはエアコンの効いた室内での使用がおすすめ。日中は強く出る場合があり、控えめな量にとどめる人もいます。