トムフォード ビューティロスト チェリー オード パルファム スプレィ

ロスト チェリー オード パルファム スプレィ
ブランド トムフォード ビューティ
分類フルーティフローラル
季節
原産国 アメリカ
詳細 公式サイト

「ロスト チェリー(Lost Cherry)」は、ブラックチェリー×ビターアーモンドの“甘さと苦み”を軸にした、フルーティーで官能的なフレグランス。甘酸っぱいチェリーキャンディのような可愛らしさと、リキュールのような妖艶な大人の雰囲気が同居する、小悪魔的な香りとして人気を博しています。ローズ&ジャスミンがフローラルの艶を加え、ラストではサンダルウッドなどのウッディな温もりが全体を落ち着かせるため、「甘いのに意外と重たくない」と感じる人もいれば、「かなり人工的なチェリーキャンディの匂い」と感じる人も。値段相応の独自性がある一方、好みが大きく分かれるフレグランスです。

香りの構成

※トムフォード ビューティ公式の香りの三段階発表ではなく、公開された香料情報をもとにした推測を含むまとめです。

  1. ブラックチェリー:甘酸っぱく少し苦味のある「ダークチェリー系」の香り。リキュールやシロップ漬けのチェリーを思わせる濃厚な果実感。「アメリカンチェリーの漬け込み」「ドライチェリー」などと口コミされることも。
  2. ビターアーモンド:アーモンドの甘さ+微かな苦味や香ばしさ。「杏仁豆腐っぽい」「リキュール感が強い」という意見が多く、チェリーのフルーティーさを“大人びたグルマン”に仕上げるポイント。
  3. ターキッシュローズ & ジャスミン サンバック:ややエキゾチックな甘さを伴うローズと、官能的な白花ジャスミン。チェリーの甘酸っぱさが落ち着いてきた段階で、フローラルがとろけるように広がり、よりグラマラスでセクシーな雰囲気に。「ハイビスカスっぽい」「梅や桜を連想」などの感想もあり、人によっては「果実と花が混ざって独特の酸味を感じる」と言われる。
  4. サンダルウッド (Sandalwood), ベチバー (Vetiver), シダー (Cedar):甘くなりがちなチェリー&フローラルを、スパイシーな木質感でスッと引き締める。サンダルウッドのまろやかな温かみが残り、肌に溶け込むように落ち着いていく。「最後はクリーミーなウッディ」「レーズンやダークチェリージャムのよう」と感じる声も多く、甘さをほどよくまとめる余韻が魅力。

「甘いチェリーがいつまでも残る」という口コミと「後半は意外と香りが飛ぶのが早い」といった意見もあり、持続時間の個人差が大きい印象。

おすすめの季節と時間帯

日中

濃厚で官能的なチェリー香なので、秋冬や夜のシーンにマッチするという意見が多数。甘さとお酒感があり、「日中だとやや重い」と感じる人も多いが、少量であれば春先にも使えるという声も。夏はエアコンの効いた屋内で少量つけるなど、シーンに合わせた調整がおすすめ。

男性向け、女性向け

男性
女性

チェリーリキュール的な甘さ・苦みが強調され、圧倒的に女性向けと捉える方が多い一方、「グルマン系が好きな男性」や「ちょっと攻めた香りを纏いたい」男性にも好まれる場合も。実際はユニセックスだが、口コミ上は女性愛用者が圧倒的。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・フルーティ
  • フローラル系・・・フローラル
チェリーのフルーティーさが際立ち、そこにバラ&ジャスミンのフローラル要素が重なるため、「フルーティ フローラル」に属すると言える。さらにバニラやトンカが感じられる“グルマン”要素も兼ね備える。

補足分類(18の属性からの分類)

  • グルマン
  • フルーティ
  • フローラル
甘いチェリーリキュール&ビターアーモンドが“食べ物っぽい甘さ”を連想させる(グルマン)。チェリーのフルーティな香りが中心(フルーティ)。ローズ&ジャスミンの官能的な花の香り(フローラル)。※ウッディ要素も少なからずあり、ラストにサンダルウッドなどが出るが、メインはやはり「フルーティ+フローラル+グルマン」。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

ロスト チェリー オード パルファム スプレィの香りが似合うイメージ・人物

ロスト チェリー オード パルファム スプレィをつけている人のイメージ

夜のカジノでカードゲームを楽しむ“謎の女性客”

  • ショートボブとワインレッドのリップ、ダークカラーのドレスで現れ、テーブルではカードさばきが巧み。
  • 一見クールに見えるが、チェリー系の甘いリキュールを嗜みながら、微笑むと周囲をドキッとさせる色香が漂う。
  • 近寄るとチェリーキャンディのようなジューシーさにわずかなビター感が混ざり、後から花や甘い木の温もりが立ち上がって“不思議と離れがたい存在感”を残す。

ダンスフロアで赤いカクテル片手に踊る“クラブホッパー女子”

  • 真っ赤なショートトップ&ボトムの派手な衣装をまとい、夜のクラブで軽快なステップを踏む。
  • バーカウンターで「チェリーフレーバーのカクテル」を片手にノリよく会話し、一気に場を盛り上げる自由奔放さが魅力。
  • “キャンディのように甘酸っぱい”チェリーと“ビターアーモンドの小悪魔的香ばしさ”が相まって、汗をかいてもセクシーな余韻を漂わせる。

深夜の図書室で“詩集”を読むアンニュイな女性

  • 24時間開放の図書室のソファに腰かけ、チェリー味のキャンディを舐めながら古い詩集をめくるミステリアスな人物。
  • 黒い大きめのセーターを着て、涼しい表情を浮かべているが、実は甘いリキュールのような香りが周囲にほんのり漂う。
  • 近づくと「ジャムのようなチェリーの香り」に溶け込む花の気配がどこか儚く、後から落ち着いたウッディで“想像をかき立てる耽美な雰囲気”がある。

ラグジュアリーブランドの“プリントアーティスト”を務める女性

  • イタリアやフランスの工房と契約し、布地に大胆なチェリー柄やフローラル図案を描き、コレクションに落とし込む。
  • インクや染料を取り扱う仕事でも、常に香りで“自分の世界観”を示したいと考え、“失われたチェリー”の遊び心を背負ったフレグランスを愛用。
  • ミーティングで彼女が登場すると、「甘酸っぱいチェリー」の第一印象が周囲を楽しませるが、対話が進むにつれフローラル&ウッディの高級感ある雰囲気がじわりと伝わり、彼女の独創性に惹かれる。