トムフォード ビューティタバコ・バニラ オード パルファム スプレィ

「タバコ バニラ」は、トムフォードのプライベート ブレンドでも特に有名な、タバコリーフ×バニラを中心にしたアンバー系フレグランス。甘いだけじゃない苦みやスパイスが生む大人の奥行きに、カカオやドライフルーツによるほろ苦い余韻が合わさって、こっくりと濃厚な“甘苦さ”が最大の特徴です。口コミでは「しっかりバニラの香りが感じられる」「むしろスモーキーさが強くて甘さ控えめ」など、感じ方が分かれるという声が多く、とにかくクセの強さ・個性が際立つ香り。ハマる人には「沼ってしまう」「嫌な甘さじゃない」と高い支持を得ており、一方で「薬っぽい苦さ」「まるで太◯胃散!?」など、ユニークな反応も見られます。総じて、秋冬のムーディーな場面や夜のデート・バーシーンなどで“大人の色気”を纏いたい方におすすめの一本です。

香りの構成

※ブランドから公式に明示された三段階のノート構成があるわけではありませんが、公開されている主要原料（タバコ、バニラ、トンカビーンなど）や一般的な調香理論を踏まえ、推測です。

1. トップノート
   • タバコリーフ（Tobacco Leaf）＆ スパイス（Spices）：噴霧直後は、渋みと苦みを湛えたタバコの葉が主役で、口コミでも「最初はスモーキーさを強く感じる」「火をつけていない葉巻のよう」といった声が多いです。スパイス成分（クローブ、ジンジャー、アニスなど）がわずかな辛みや暖かさを加え、温かな甘苦さを予感させる導入部。「スーッとするフレッシュ感もある」「50代のダンディを思わせる渋み」という意見もあり、単なる甘いタバコではなく、ややスパイシーで大人な香りがファーストインプレッション。
2. ミドルノート
   • バニラ（Vanilla） & トンカビーン（Tonka Bean）、カカオ（Cocoa）：タバコ＆スパイスが落ち着き始めると、バニラやトンカビーン、カカオの濃厚な甘みがぐっと前面に。ここで「砂糖菓子系ではなく苦味も混じった大人のグルマン」との評価が多数。「バニラがものすごく強く出る」と感じる人と、「そこまで甘さは感じず、スモーキーさがメイン」と感じる人に分かれ、肌質や付け方で差が大きいのもポイント。口コミには「チャイのようにスパイシー＆甘い」「キャラメルっぽさもある」など、心地よい甘さにスパイスが混ざるイメージが語られています。
3. ラストノート
   • ドライフルーツ（Dry Fruits） & ウッディ（Woody）アコード：ベースに向かうにつれ、レーズンやプルーンなどのドライフルーツ感が合わさり、洋酒で熟成したような芳醇さを演出。タバコのほろ苦い残り香やカカオのビターさは、ほんのりスパイシーなまままろやかにフェードアウト。「甘いけれど嫌な甘さじゃない」「沼ってしまう独特の色気」という声がある一方、「薬品っぽく感じる」「太◯胃散のよう」とも言われ、好みが分かれる部分でもあります。付ける量が多いと周囲に強く香り、“むせかえる”ようなインパクトを与えやすいので、口コミでは「ほのかに香らせる程度がベスト」という意見が主流です。