ロジェ・ガレオ パフュメ ジンジャールージュ

オ パフュメ ジンジャールージュ
ブランド ロジェ・ガレ(ROGER&GALLET)
分類ウッドシトラスフルーティ
季節日中
発売年月日 2014
調香師 アルベルト・モリヤス / アマンディーヌ・クレマリー
原産国 フランス
詳細 公式サイト
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ザンジバル島の活気あるスパイス市場をモチーフに、ザクロ×ジンジャーの甘酸っぱさとピリッとした刺激を重ねた一本です。トップではザクロとマンダリンが弾け、「ベリー系ジュースをひと口飲んだ瞬間」のようなジューシーさを放ちます。生のジンジャーが差し込むことで甘さの輪郭がくっきりし、「赤い果実のキャンディに生姜パウダーを振ったイメージ」に仕上がっています。

ミドルではジンジャーフラワーとライチが重なり、口コミで挙がる「南国カクテル」「ピリッとしたフルーティーシャンプー」の雰囲気へ。ドライダウンはキャンディジンジャーとベンゾインが穏やかにとろけ、ムスクとシダーが肌に「甘いのに清潔な残り香」を残します。オードトワレ濃度ゆえ持続は2〜4時間ほどですが、“元気のスイッチ”を押す軽さとして高評価を集めています。

香りの構成

  • トップノート
    • ザクロ,ジンジャー,マンダリンオレンジ:ジューシーな甘酸っぱさと生姜の電流が同時に走り、「赤ワイン色のスパークリングカクテル」「ベリー系ガムを噛んだ瞬間」と形容される活気を生みます。
  • ミドルノート
    • ジンジャーフラワー,ライチ,オレンジブロッサム:花びらまでジンジャーが宿り、ライチの瑞々しさが重なることで「甘いシャンプー」「懐かしいボディスプラッシュ」のような軽快さに転調。スパイスは早めに飛び、果実と花の甘さが前景に残る。
  • ラストノート
    • キャンディジンジャー,ホワイトムスク,シダー:キャラメリゼした生姜が砂糖菓子の温度を与え、ムスクとシダーが「石鹸+木陰」のクリーンな余韻を形成。最後は「枕に残る甘い湯上り感」として静かにフェードアウト。

おすすめの季節と時間帯

日中

ザクロとマンダリンが生む“冷たい果汁感”と、キャンディジンジャーの温もりが共存するため、蒸し暑い日中でも重さを感じにくく、冷房の効いた室内では甘さがふわりと立ち上がります。夜はムスクとベンゾインが艶を添えるため、“昼は元気、夜はほの甘い余韻”の二面性を楽しめます。

男性向け、女性向け

男性
女性

全体としてフェミニン寄りですが、ザクロの酸味と生姜のスパイスが甘さを引き締めるため、軽装の男性やジンジャー好きのユニセックス派にも十分マッチします。香り立ちが柔らかいのでオフィス・キャンパスでも好感度が高く、「シャンプーや柔軟剤の上位互換」という声も多い万能選手です。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • ウッディ系・・・ウッド
  • フレッシュ系・・・シトラス、フルーティ
ジューシーな果実が高揚感を演出し、生姜のスパークがリズムを刻みます。ベンゾインとキャンディジンジャーが軽いアンバリー・グルマンの甘さを添え、シダーとムスクが肌に清潔な残り香を残すバランス設計です。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アンバリー
  • ウッディ
  • グルマン
  • シトラス
  • スパイシー
  • フルーティ
  • フレッシュネス
  • フローラル
  • ムスキー
ザクロとマンダリンの甘酸っぱさが高揚感をもたらし(フルーティ・シトラス)、ジンジャーの刺激がリズムを生み(スパイシー・フレッシュネス)、ジンジャーフラワーとオレンジブロッサムが華やぎを添え(フローラル)、キャンディジンジャーとベンゾインがスイートな官能を膨らませ(グルマン・アンバリー)、シダーとムスクが軽やかな木陰を築きます(ウッディ・ムスキー)。

持続時間

オードトワレ

  • 香料の濃度・・・約5~8%
  • 持続時間・・・約3~4時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

オ パフュメ ジンジャールージュの香りが似合うイメージ・人物

オ パフュメ ジンジャールージュをつけている人のイメージ

朝のスタジオで踊るバレエ講師

  • 20代前半の女性。バレエ講師として朝のレッスンを終えたあとも、軽やかさを纏い続けたいと思っている。
  • 香りは“甘さよりも体を動かす高揚感”をくれるものが好きで、髪にふわりと残る香り方を好む。
  • 普段の服装はストレッチの効いたリラックスウェアに、シルエットの美しいシャツなどを合わせる。

街角のコーヒースタンドで働く青年

  • 20代後半の男性。週末限定のコーヒースタンドでドリンクを提供しながら、通りすがる人の笑顔を楽しみにしている。
  • シトラスやスパイスの“さっと消える軽快さ”が好きで、香水は何度かつけ直すスタイル。
  • 白シャツとエプロンが定番で、香りも“飲み物と競合しない爽やかさ”を求める。

旅先で日記を綴るグラフィックデザイナー

  • 20代の女性。仕事の合間に一人旅をするのが趣味で、旅先では香りや色彩の記録をスケッチブックにまとめている。
  • 香りには“瞬間の印象”を求め、甘さの奥にほんの少しの刺激を好む。
  • 装いは現地に溶け込むリネンやナチュラルな素材を選び、あくまで自分らしく過ごすのが信条。

レモネードを手にするキャンパスの理系学生

  • 20代前半の女性。大学で植物科学を学んでおり、フィールドワーク後のリフレッシュに香りを使う習慣がある。
  • 甘すぎない香り、特に“柑橘+ほんの少しのスパイス”という組み合わせが気に入っている。
  • ラボや図書館でも浮かない香りを意識しながら、個性はきちんと主張したいタイプ。

自宅でヨガを楽しむアートスクール講師

  • 30代後半の男性。普段は子どもたちに美術を教えているが、朝のひとときは自分のためにヨガと読書を楽しむ時間。
  • 香水は軽くて心地よく、甘さのなかに“元気が出るスパイス”が潜んでいるものを好む。
  • シンプルなTシャツとスウェットが定番で、香りも含めて“調和”を大切にしている。