タンバリンズカモ

カモ
ブランド タンバリンズ(TAMBURINS)
分類ウッドフローラル
季節日中
発売年月日 2022
原産国 韓国
詳細 公式サイト
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「カモ (Chamo)」は、タンバリンズから登場したフローラル ウッディ ムスクの要素を併せ持つユニセックス フレグランスです。蜂蜜のように甘いカモミールと、ほろ苦さを感じるクラリセージが組み合わさることで、ハーブティーを連想させるハーバルな甘さを生み出します。さらにブロンドウッドやムスク、アンバーの温かみが重なり合い、香りに落ち着いた奥行きとわずかなスパイシーさを添えています。

初めにやや刺激的なハーブ感を覚える方もいるようですが、時間の経過とともに肌に溶け込むようにまろやかになり、柔らかな甘さへと変化します。使いやすさに対して「持続力や拡散性は控えめ」という声もありますが、こまめな付け直しで手軽に楽しめることから、リラックス効果とクセになる香調を評価するユーザーも多いようです。穏やかでありながらしっかりとした個性を感じられる点が、男女問わず多くの支持を集めています。

香りの構成

  • トップノート
    • クラリセージ, カモミール:ほろ苦いクラリセージがややグリーンでスパイシーな刺激を与え、蜂蜜のような甘さを持つカモミールが一緒になって、濃密なハーバル感を感じさせます。口コミでは、「付けた瞬間はハーブの主張が強く、少し薬品のように感じる」という意見もある一方、「アロマのように心が落ち着く」と好評です。
  • ミドルノート
    • ウォーター, シプリオル(ナガルモタ):水を感じさせるような清涼感が加わり、シプリオルの土っぽさやわずかなスパイス感が厚みをプラスします。徐々に甘さが和らぎながらも爽やかさと深みがバランスよく混ざり合うため、ムエット上でも「フレッシュなのに少し重厚感がある」という感想が目立ちます。
  • ラストノート
    • アンバー, ムスク, ブロンドウッド(ホワイトウッド):アンバーとムスクがもたらす柔らかな温かみが全体を包み込み、ブロンドウッドの木の香りが落ち着いた余韻を演出します。付けてからしばらく経った後は、「優しい甘さとウッディな奥行きがふんわり漂う」「香水独特のきつさがなく、自然に肌へ溶け込む」というポジティブな声が多いです。

おすすめの季節と時間帯

日中

カモミールやクラリセージがもつハーバルな苦味と甘さのバランスが、春先や秋の穏やかな気候と好相性です。冬場の室内でもムスクやアンバーがもたらす柔らかな温もりが心地よく、ほっと一息つきたい時にも適しています。朝から日中にかけてはもちろん、夜のリラックスタイムでも鼻を刺激しすぎない穏やかさをキープできるため、シーンを選ばず活躍しやすい香りです。

男性向け、女性向け

男性
女性

ウッディやハーブの苦味が抑えめながらもきちんと感じられ、ユニセックスに使いやすいバランスとなっています。男性からは「甘すぎないけれど優しい香りが使いやすい」、女性からは「まろやかな甘みに惹かれる」といった評価を得ており、男女問わず手に取りやすいフレグランスです。カジュアルからややフォーマルな場面まで対応できる懐の深さも魅力となっています。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • ウッディ系・・・ウッド
  • フローラル系・・・フローラル
ハーブティーを思わせるカモミールの花らしさがフローラルの基調を担い、ベースに広がるウッディノートが甘さを引き締めます。香り全体はオフィスでも嫌味がなく、日常にほどよい彩りを与えてくれます。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アロマティック
  • アンバリー
  • ウッディ
  • フローラル
  • ムスキー
カモミールとクラリセージがアロマティックなハーブ感を生み出し(アロマティック)、 アンバーとムスクがほのかな甘みと奥行きを加えて(アンバリー、ムスキー)、 ブロンドウッドが温かみのある木質感を支え(ウッディ)、 カモミール特有の柔らかい花の香りがフローラルの土台をつくっています(フローラル)。 全体的には“ハーバル × ウッディ × ムスキー”の調和が感じられ、甘さと苦味の両方が重なり合う穏やかな香調になっています。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

カモの香りが似合うイメージ・人物

カモをつけている人のイメージ

少し早起きしてハーブティーを煎れる「朝活カフェの店主」

  • 30代前後の男女問わず。街の片隅で、小さなハーブティー専門のカフェを朝だけ開いている。
  • 早朝4時に起きて仕入れた季節のハーブを調合し、新鮮な香りをお客さんに提供する。
  • 自分も落ち着きたい、でも目覚めを邪魔しない適度な刺激が欲しい、と考え、香りは“穏やかなハーブ感+わずかな甘さ”が理想。

夜の都会を散策する「シャツ×デニム姿の散歩愛好家」

  • 20~40代、男女問わず。仕事終わりにひとりで街を歩き、日中の喧騒をクールダウンさせる習慣がある。
  • カジュアルだけど、洗練されたムードを少し漂わせたい。
  • 街灯を映すガラスやコンクリートのビルを楽しみながら、喧騒の裏にある静けさを感じ取るのが好き。

図書館の片隅でスケッチブックを広げる「静かなイラストレーター」

  • 20~30代女性。お気に入りの図書館で日がなスケッチをして、物語のキャラクターを生み出している。
  • 雨の日や曇りの日ほど、わざわざ外に出て“落ち着いている図書館”の雰囲気を味わいたいタイプ。
  • 香りは、“自分の集中を邪魔せず、そっとリラックスできるハーバル感”を理想としている。

深夜にアロマキャンドルを灯す「自宅ヨギーニ」

  • 30代前後の男女問わず。夜遅くに仕事や家事が一段落し、寝る前にヨガと瞑想をする習慣がある。
  • アロマキャンドルやヒーリングミュージックで自分を癒し、翌日に向けて思考を整理。
  • 香りは“心を落ち着かせるハーブ感”と“ほんのり甘い温もり”を好み、過度にスパイシーだったり重すぎるのは苦手。