インプ8 ウィステリアブロッサム

8 ウィステリアブロッサム
ブランド インプ(.imp)
分類シトラスフローラル
季節日中
原産国 日本
詳細 公式サイト
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「imp. 8 ウィステリアブロッサム」は、藤(ウィステリア)の繊細でロマンティックなイメージを中心に、みずみずしい柑橘や紅茶のフレッシュ感、そして数種の白い花々を組み合わせたフルーティ フローラルの香りです。藤色の清楚な雰囲気を想起させつつ、ピーチなどのジューシーな甘さやダージリンの上品な苦みを加えることで、透明感と華やぎを同時に演出。最後にベンゾインやムスク、サンダルウッドがまろやかな甘みと落ち着きを与え、心地よい余韻を引き立てます。

口コミでは「ほんのりメロンや瓜っぽいみずみずしさを感じる」「フワッと香る藤の花が印象的」という好意的な意見がある一方、「やや柔軟剤っぽい」「トイレの芳香剤を連想する」という声もわずかに見受けられます。また、“最初は瑞々しい柑橘感が強く、時間が経つほどフローラルの優しさが前面に出る”という感想も多く、最終的には甘くも軽やかなムスクベースへ移行するという評価が散見されます。パッと広がるトップノートで好印象を与え、徐々に透明感のある花々のブーケが柔らかく香るため、重たすぎずナチュラルなフレグランスを求める方に支持されやすいようです。

一方で、持続力に関しては「控えめ」「2〜3時間程度しか感じにくい」という意見もあるため、あまり強く残らないほうが好みの人には使いやすく、しっかり香らせたい際はアトマイザーを使ってつけ直しを推奨する口コミも複数見受けられます。

香りの構成

  • トップノート
    • イタリア産ベルガモット, イタリア産レモン, ブラジル産スウィートオレンジ, ダージリン:しぼりたての柑橘のようなフレッシュ感と、ダージリンティー由来の上品な苦みが重なり合い、朝の光を想起させるみずみずしさを演出。
  • ミドルノート
    • ウィステリア, ブルガリア産ローズ, エジプト産ジャスミン, フリージア, ライラック, ミュゲ, ピーチ, ネロリ(チュニジア産), メロン, アップル:ロマンティックな藤の花が核となり、ローズ&ジャスミンが優美さをプラス。フリージアとライラック、ミュゲの清楚なトーン、ピーチ由来の穏やかな甘み、ネロリのグリーンなニュアンスが透明感を高め、“薄紫の花束”のような華やかさと瑞々しさを併せ持つ。
  • ラストノート
    • ラオス産ベンゾイン, ムスク, アンバー, パチョリ, サンダルウッド(インドネシア産):甘く溶け合うベンゾインとアンバー、そしてまろやかに肌を包み込むムスクが優しい安らぎをもたらす。パチョリとサンダルウッドのウッディなエッセンスが奥行きを与え、軽やかさと落ち着きが共存する心地よいフィニッシュへ。

おすすめの季節と時間帯

日中

瑞々しいフルーティ&フローラルが活きる春〜夏〜初秋におすすめ。日中の太陽の下や湿気のある時期でも、軽やかに香りを纏えると好評です。オフィスや日常使いでも「強すぎない」「リラックスできる」との声があり、きちんと感を演出したい場面からプライベートのリラックスタイムまで幅広く活躍します。

男性向け、女性向け

男性
女性

基本的には女性らしい柔らかい花々とフルーツの甘さが主体といえますが、「香水特有のクセが少なく、ナチュラルなティーやフローラルムスク寄り」という理由からユニセックスでも使いやすいと感じる方もいるようです。とはいえ、やはりフローラル感と軽い甘さが前面に出がちなので、男性が使用する際は少量を穏やかにつけるのがおすすめ。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・シトラス
  • フローラル系・・・フローラル
ウィステリア(藤)やライラック、ミュゲなど花の透明感が主役。柑橘や紅茶が立ち上がりを爽快に演出。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アンバリー
  • シトラス
  • フルーティ
  • フレッシュネス
  • フローラル
  • ムスキー
最初はベルガモットやレモンなどの柑橘(シトラス)が甘いフローラルに清涼感を添え、 フリージアやライラック、ウィステリアなどが中心となったフローラルブーケにピーチの柔らかな甘み(フルーティ)が溶け合い、 ラストではベンゾインやアンバー、ムスク(アンバリー, ムスキー)が優しく包み込み、 一連の香りは“涼やかな朝の庭”をイメージさせるようなニューフレッシュネスに貫かれています。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

8 ウィステリアブロッサムの香りが似合うイメージ・人物

8 ウィステリアブロッサムをつけている人のイメージ

昼下がりの和カフェを巡る「藤の花巡りインフルエンサー」

  • 20~30代女性。季節の花を求めて各地を巡り、その写真をSNSに投稿。
  • バッグにはいつも小型カメラとミニノートが入っていて、道中の発見や思いつきを記録する。
  • 「自然+ほんのり甘さ」が調和した香りで、撮影時も周囲に好印象を与えたい。

午後の書店で小説を吟味する「読書好きの大学生」

  • 20~30代男女問わず。授業の合間やバイト前に、ふらりと書店を訪れ新刊チェックが日課。
  • 学業や趣味の延長でリベラルアーツ系の本を読み漁り、時々紅茶と一緒に安らぐ休日。
  • “本の香りを邪魔しないが、清々しい存在感”を求める感性派。

初夏にフラワーアレンジメントを楽しむ「ガーデニング好きOL」

  • 20~30代女性。週末はベランダや小さな庭で花を育て、アレンジメント作品を作って家を彩る。
  • “ミニブーケでも可憐な印象”を好み、紫や淡いピンクの花を積極的に取り入れる。
  • 香りはフローラル系を好むが、暑い季節も考慮しサラッと軽やかに使えるものを探している。

日曜日の午後にお茶会を主催する「おうちカフェオーナー」

  • 30~40代女性。趣味でお茶会を開き、手作りスイーツや紅茶を振る舞うのが楽しみ。
  • 自宅のリビングをナチュラルテイストで統一しており、花やグリーンがちらほら。
  • ゲストに“ふんわりと穏やかな空間”を提供したく、香りは淡くフルーティなフローラルを厳選している。

浴衣で夏祭りに出かける「淡い紫が似合う人」

  • 20代男女問わず、夏祭りや花火大会など“浴衣を楽しむ”季節のイベントが好き。
  • 色は白地に淡い紫の模様が入った浴衣や、それに合わせる藤色の小物を選ぶ。
  • フレグランスは“汗ばむ夏にも清涼感があるフローラル”を希望。