フレデリック マルオー ドゥ マグノリア

オー ドゥ マグノリア
ブランド フレデリック マル
分類シトラスフローラル
季節日中
発売年月日 2014
原産国 フランス
詳細 公式サイト
人気の香りを分析するInstagram(@semiperfumer)も始めました

「オー ドゥ マグノリア」は、その名の通りマグノリアの花がもつ独特のフレッシュさを活かしつつ、柑橘系と組み合わせた明るいフローラルが魅力のフレデリック マルの作品です。トップではベルガモットやレモン、グレープフルーツのジューシーなシトラスがはじけるように香り、 続いてマグノリアとわずかなジャスミンがもたらす軽やかな花の風合いへ。さらにベチバーやパチュリ、オークモスなどの深みが加わることで、爽やかさだけに終わらない“タイムレスな清潔感”を演出しています。

口コミでは「光を感じさせるような明るいシトラスフローラル」「マグノリアの“レモンを帯びた花”らしさをきれいに再現」と絶賛される一方、「実際にはシトラスが強めで、フローラルは軽く補佐的に感じる」「ややメンズライク・コロン的に映る」という声もあり、体感は人によって差があるようです。

香りの構成

  • トップノート
    • ベルガモット, レモン, グレープフルーツ:はじめはクリアでキラキラとした柑橘が弾けるように香り、一部の方からは「苦味を含むレモンの皮そのものをかいでいる感じ」と評されるほど、リアルでジューシーな立ち上がり。
  • ミドルノート
    • マグノリア, ベチバー, パチュリ, カローン, ジャスミン:シトラスが落ち着くと、マグノリア特有の“ほんのりレモン風味”のフローラルが顔を出し始めるが、「シトラスが強めでマグノリア自体は淡い印象に留まる」と感じる人も。そこにパチュリやベチバーがややドライな奥行きを与え、ややグリーンかつ軽くハーバルなニュアンスを添える。ジャスミンは全体を品よくまとめる補助的な役割との意見が多い。
  • ラストノート
    • オークモス, シダー, アンバー:時間が経つと、軽いアンバーがもたらすほのかな温もりや、オークモスとシダー由来のウッディかつ少し渋みのある落ち着きが残る。口コミでは「シトラス&フローラルの“ソープ感”にウッディやモスが合わさり、洗練されたクリーンさを感じる」という意見が多い。

おすすめの季節と時間帯

日中

透き通るようなシトラスフローラルが、高温多湿な季節でも爽快に香ると好評。オフィスや普段使いにも合わせやすい一方、意外と“メンズライク”に映るケースもあるため、シチュエーションによっては量を調整すると◎。一部には「秋口に着けてもレモンやグレープフルーツが明るい気分を与えてくれる」との声も。

男性向け、女性向け

男性
女性

シトラスと軽いウッディ感がユニセックスな印象を与える一方、「やや甘さを帯びたマグノリアの花らしさが女性らしさを感じさせる」という意見が見られます。「いわゆる“フローラル”が苦手でもOK」という男性もいる反面、「花の部分がどうしても柔らかく甘い」と感じて敬遠する場合もあるようです。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・シトラス
  • フローラル系・・・フローラル
主役を飾るのは軽妙な柑橘と“レモンを思わせる”マグノリア花の爽快感。さらにベチバーやパチュリ、オークモスが香りの土台を安定させ、ほんの少しのアンバーが温もりをプラス。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アロマティック
  • ウッディ
  • シトラス
  • フローラル
ベルガモットやレモン、グレープフルーツのクリアなシトラスが主軸(シトラス)となり、そこへマグノリアを中心とした花のピュアな香り(フローラル)が合流。ベチバーやパチュリなどのグリーンかつ土っぽいアロマティックさ(アロマティック)と、オークモスやシダーによる軽やかな森の木立感(ウッディ)が重なり、上品にまとまっているのが特徴。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

オー ドゥ マグノリアの香りが似合うイメージ・人物

オー ドゥ マグノリアをつけている人のイメージ

朝の公園を散歩する「アートディレクター」

  • 30代女性。都心部の広告代理店で働き、朝にはクリエイティブな発想を得るため公園を散歩するのが習慣。
  • シンプルな白シャツ×スラックスに、ビビッドカラーのスニーカーなど、ちょっとした“色遊び”を加えたファッション。
  • 香水は「ゆるやかに目を覚ましてくれるようなシトラス&フローラル」で、軽やかさと上品さを両立したい。

南仏の田舎町でバカンスを過ごす「リラックス派」

  • 40代男女問わず。都会を離れて南仏の田舎町へバカンスに来て、静かな朝のテラスでフルーツやパンを味わいながらのんびり過ごす。
  • リネンのシャツやワンピースなど、風通しのよい素材を好み、帽子やサンダルもナチュラル系で統一。
  • 香りに求めるのは「いつでも心軽く、ほのかに品があるフローラル&シトラス」で、自然の風景と調和したい。

都会で働く「活動的なビジネスウーマン」

  • 20~30代女性。昼間はバリバリ仕事をこなし、外出先やプレゼンなど多忙な日々を送る。
  • シンプルなパンツスーツスタイルに、ハイヒールかローファーで“きれいめ”を維持しつつ、自分なりの色を小物で取り入れる。
  • 香りでは「きちんとした印象を与える清潔感」「まるで洗練されたコロンのような爽快さ」を重視している。

週末ブランチを楽しむ「シンプルおしゃれ好き大学生」

  • 20代前半女性。友達とカフェ巡りやブランチが習慣で、白Tシャツ×デニムのシンプルコーデを好む。
  • メイクはあまり派手にせず、“素肌感”を大事にするナチュラル路線。
  • 香りは「軽くてつけやすいフローラル+柑橘」が理想で、気分を上げつつ周囲にも好印象を与えたい。

緑あふれる別荘で“朝ヨガ”を楽しむ「ヘルシー志向のカップル」

  • 30代男女。週末は郊外の別荘でのんびり過ごし、朝はヨガやストレッチで体を整えるライフスタイル。
  • ウェアはスポーティかつ落ち着いた色味が多く、栄養バランスに気を配った食事を二人で楽しむ。
  • 香りには「自然の風景に溶け込みつつ、爽やかで気分をリフレッシュできる」要素を求める。