メゾン フランシス クルジャン724

724
ブランド メゾン フランシス クルジャン
分類シトラスソフトフローラル
季節日中
発売年月日 2022
調香師 フランシス・クルジャン
原産国 フランス
詳細 公式サイト
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「724」は、“大都市のリズム”を写し取ったかのようなクリーンでモダンなフレグランスです。アルデヒドのメタリックなきらめきと、ベルガモット由来のシトラスが織りなすシャープな立ち上がりが印象的。そこからエジプシャン ジャスミンやモックオレンジ、スイートピーなどの白花が、まるで洗い立てのシャツのような透明感を彩り、最後にホワイトムスクとサンダルウッドがやわらかな包容力で全体を包み込みます。

口コミでは「石鹸や洗いたてのリネンを連想する」「非常に清潔感が強い」という声が多数。アルデヒド特有のツンとした刺激を「苦手」という方もいれば、そのシャープさを好んで「朝のリフレッシュ用に最適」とする方もみられます。強めのフローラルが前面に立ちすぎない分、シトラスフレッシュをベースにした“現代的なエアリー感”を楽しめる一本になっています。

香りの構成

  • トップノート
    • アルデヒド、カラブリアン ベルガモット:メタリックなキレを感じるアルデヒドと、イタリア産ベルガモットのスッキリしたシトラスが融合。 朝の都会の空気を思わせるような冷たさと清潔感が広がります。
  • ミドルノート
    • エジプシャン ジャスミン、モックオレンジ、スイートピー:白い花々がフレッシュなフローラルの奥行きをつくり、わずかに甘いトーンが柔らかさを添えます。 花束というよりは、“洗練された都会的ブーケ”を想起させるアプローチで、香りに軽快さを与えています。
  • ラストノート
    • ホワイトムスク、サンダルウッド:ラストではムスクが肌と一体化するように香り、サンダルウッドがほのかなウッディ感をプラス。最終的には“まっさらな白”を思わせるクリーンな余韻を残し、好印象を保ったまま穏やかに消えていきます。

おすすめの季節と時間帯

日中

アルデヒドとレモンを思わせる爽快感は、気温が上がる春夏シーズンにマッチしやすく、清潔感が欲しい場所—オフィスや外出先など—にぴったりです。トップのシャープさが苦手な人は、少量を控えめにつけると花々の優しさをより感じられます。

男性向け、女性向け

男性
女性

白花の持つナチュラルなフローラル感がフェミニンな印象を与える一方、アルデヒド由来の“シャツのような”シャープさは、男性がビジネスシーンで纏ってもクリーンかつ知的に映ります。口コミでは「やや女性寄りに感じる」という意見が多いですが、爽快系のフレグランスを好む男性にとっても十分使いやすい香りです。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・シトラス
  • フローラル系・・・ソフトフローラル
ベルガモットによる爽やかさに、アルデヒドのパウダリーかつメタリックなエッジが加わり、“近未来的な”シトラスフローラルとして仕上がっています。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アルデヒド
  • ウッディ
  • シトラス
  • フローラル
  • ムスキー
アルデヒドとベルガモットでシャープなクリーン感(アルデヒド/シトラス)を作り出し、ジャスミンやモックオレンジなど白花によるソフトなフローラル(フローラル)へ移行。後半にはホワイトムスク(ムスキー)とサンダルウッド(ウッディ)の柔らかい温かみが広がります。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

724の香りが似合うイメージ・人物

724をつけている人のイメージ

朝の通勤路を駆ける「スマートなオフィスワーカー」

  • 20~40代、男女問わず。都会で働き、朝は駅からオフィスまで小走りで移動する忙しい毎日を送っている。
  • 白シャツやスリムフィットのパンツなどクリーンなビジネスカジュアルを好み、“身だしなみ”を重視する。
  • 香りには「ブレない清潔感」と「都会的なシャープさ」を求め、オフィスで好印象を狙いたい。

週末ブランチを楽しむ「ミニマル派インテリア好き」

  • 20~30代女性。白を基調にした明るいリビングで、観葉植物を飾るシンプルな暮らしを満喫している。
  • “見せる収納”やスタイリッシュなキッチンで作るブランチが趣味。
  • 香りは“澄んだ都会感”と“花のきらめき”を併せ持ち、部屋全体を爽快に演出してくれるものが理想。

アフターミーティングに街を散策する「クリエイティブ男子」

  • 20~40代男性。広告・デザイン関連の仕事に携わり、クライアントとの打ち合わせ後は都心の街を散策してインスピレーションを探す。
  • モノトーンをベースに、差し色で個性を加えたファッションセンスを持ち“洗練されたラフさ”を好む。
  • 香りには“アルデヒドのクールさ”と“フローラルな意外性”を楽しみたい。

ギャラリーでイベントを主催する「コンテンポラリーアートキュレーター」

  • 30代男女問わず。現代アートの企画展を手掛け、来場者を大都市らしい最先端の世界へ誘う。
  • シンプルな黒やネイビーのウェアに、アルミやメタル素材のアクセサリーで“未来感”を演出。
  • 香りにも“アルデヒドの無機質な美”を求め、大胆なフローラルよりもエアリーでクールな香りを好む。

朝活ヨガに励む「ヘルシーマインドのOL」

  • 20~30代女性。早起きしてヨガスタジオやパークヨガに参加し、仕事前に身体と心を整えるライフスタイルを実践。
  • スポーティーなウェアを着こなしつつも、バッグやポーチには“都会の洗練さ”を感じさせるアイテムをセレクト。
  • “深呼吸したくなる清潔感”と“柔らかな女性らしさ”が同居する香りを求め、ワークアウト後のリフレッシュとして愛用。