シロイントロダクション

イントロダクション
ブランド シロ
分類グリーンフローラル
季節日中
発売年月日 2019
原産国 日本
詳細 公式サイト
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2019年のデビューから2022年にリニューアルを経た「イントロダクション (INTRODUCTION)」は、“グリーンフローラル”をテーマにした優しい香りが特徴です。トップにはカルダモンやグリーンの清々しさがあり、続くミドルではジャスミンやオーキッド、ウォーターリリーが“柔らかな花束”を演出します。ラストに残るカシミヤとパチョリは、やわらかい甘さと上品な深みを添え、“まるで朝日が差し込む白いシーツのベッド”を連想させるかのような落ち着きをもたらす構成です。

口コミでは「フワッと清潔感が漂い、ふんわりパウダリー」「朝から使うと気持ちがすっきりする」といった好意的な声が多く見受けられます。一方で、「つけた直後は少しお香っぽさやスパイシーなニュアンスを感じる」「パウダリーが強いと捉える人もいる」との意見もあり、甘さや粉感の感じ方は人によって異なるようです。また、「石けんや柔軟剤を連想する匂い」「香りが長続きしにくい」なども散見されますが、控えめな持続が日常使いしやすいという見方もあるようです。総じて、清潔でしとやかなフローラルを好む方や、男女問わずユニセックスな香りが欲しい方におすすめされる1本といえます。

香りの構成

  • トップノート
    • カルダモン、グリーン:爽やかなスパイス感と、みずみずしいグリーンが同時に立ち上がり、朝の空気を思わせるような軽快さを感じさせます。「トップは意外とスパイシーでお香っぽく感じる」という声もあるため、最初の数分に個性を感じる方も多いようです。
  • ミドルノート
    • ジャスミン、オーキッド、ウォーターリリー:柔らかな白い花束を連想させるフローラルゾーン。ジャスミンの甘さ、オーキッドやウォーターリリーの清らかさが重なり、全体に柔軟剤や石けんのような清潔感をもたらします。「肌になじむと柔らかな甘みが広がる」「花の甘さはあるがくどくない」といわれる一方、「パウダリー感が強めに出る」と感じる場合もあるようです。
  • ラストノート
    • カシミヤ、パチョリ:ウッディで優しい甘さを持つカシミヤと、ほのかにスパイシーなパチョリが香りを下支えし、品の良い余韻を残します。口コミでも「最後は落ち着きのあるムードになり、リラックスできる」「甘いけど、大人っぽい残り香が好き」との声がありますが、「もう少しインパクトが欲しい」「思ったより早く飛んでしまう」と感じる人もいて、香りの持続具合は個人差があるようです。

おすすめの季節と時間帯

日中

グリーンフローラルの爽やかさが、明るい季節にぴったりです。朝のシャワー後や外出前、軽やかなファッションに合わせると清潔感がより際立ちます。カルダモン&パチョリのやわらかなスパイスが、肌寒い季節にも溶け込みやすく「温かみを感じる」との意見も少なくありません。大人しく柔らかい香り立ちで、拡散力は控えめとされるため、仕事や勉強中にも邪魔になりにくいです。「夜にワンプッシュして寝ると癒やされる」という声もあるため、リラックスタイムにも向いています。

男性向け、女性向け

男性
女性

フローラル調ではあるものの「甘さ控えめ」「グリーンとスパイス感がある」という口コミから、ユニセックスに使える香りといわれることが多いです。「男性がつけても清潔感があり素敵」「少し柔軟剤っぽさを好む男性にはちょうどいい」との声も。一方で、やわらかな花のニュアンスが強調されるため、一般的には女性ユーザーに人気が高い印象です。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・グリーン
  • フローラル系・・・フローラル
トップに広がるカルダモン&グリーンの爽やかさが“フレッシュ感”を生み出し、ミドルでジャスミンやオーキッド、ウォーターリリーのフローラルがやさしく包み込みます。ウッディ&パチョリが底に潜むことで、甘いだけに終わらない奥行きと落ち着きを感じさせます。

補足分類(18の属性からの分類)

  • ウッディ
  • グリーン
  • スパイシー
  • パウダリー
  • フローラル
カシミヤやパチョリによる温かみが全体をふんわりと包み込み、優しい落ち着きを演出します(ウッディ)。トップではグリーンノートが清々しさを際立たせ、香りに爽やかな息吹をもたらします(グリーン)。そこにカルダモンの淡いスパイス感が重なり、甘さを引き締めつつ繊細なアクセントを加えます(スパイシー)。ミドルからラストにかけては、粉感を帯びた優しい香調が上品な柔らかさを形成し(パウダリー)、ジャスミンやオーキッドを中心とした甘く優しい花々が、全体に穏やかな華やぎを添えます(フローラル)。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

イントロダクションの香りが似合うイメージ・人物

イントロダクションをつけている人のイメージ

朝の瞑想タイムを大切にする「グリーンティー愛好家」

  • 30代男女問わず。朝は静かに目を覚まし、5分程度の瞑想や軽いストレッチをして心を整える。
  • ハーブティーやグリーンティーが好きで、起き抜けに身体を温める習慣がある。
  • 一日をフレッシュな気分でスタートしつつ、主張が強すぎない香りを纏いたいと考えている。

白シャツで仕事に臨む「都会派ミニマリスト」

  • 20〜40代。オン・オフ問わずシンプルなファッションを好み、白や黒、グレーなどの無彩色をメインに着こなす。
  • ものを増やさず、必要最小限かつ上質なアイテムを揃えるタイプ。
  • 通勤時も人に不快感を与えず、さりげなく自分の印象をアップさせる香りを探している。

朝カフェで読書をする「スローライフ志向の学生」

  • 10〜20代男女問わず。大学の授業がない日は早めにカフェへ行き、モーニングを食べながら読書して過ごす。
  • スローライフを心がけ、心身ともに健やかでいるために香りもナチュラルで落ち着くものを好む。
  • ノートPCやタブレットでレポートをしたり、本を読む合間に香りを深呼吸してリフレッシュしたい。

旅先のホテルで仕事をこなす「デジタルノマド」

  • 20〜40代。旅をしながらノートPCひとつでリモートワークを行う。
  • ホテルやコワーキングスペースを点々とし、仕事の合間に現地のカフェや観光を楽しむ。
  • 香りは“わざとらしくない清潔感”を重視し、打ち合わせ前にさっと吹き直してリフレッシュする。

書道をたしなむ「モダン和風インテリアの人」

  • 30〜50代男女。和の美意識を取り入れた部屋で書道や茶道などをゆるく楽しむ。
  • 香りも和のハーブや森林を思わせる、穏やかなものを好むが、都会的な要素も少し欲しい。
  • あまり強い匂いで和室の空気感を壊したくないため、軽やかなフローラルを選択する。

夜にジムでヨガをする「リフレッシュ至上主義」

  • 20〜30代女性。仕事帰りにジムへ行き、ヨガやストレッチをしてリセットする習慣がある。
  • 帰宅後はお風呂で汗を流し、さっぱりとした香りをまとってクールダウンしながら就寝するのが日課。
  • 強い香水は汗と混ざるのが苦手で、軽いフローラルやハーブ系をメインに選んでいる。