シロアールグレイ

アールグレイ
ブランド シロ
分類アロマティックシトラスフルーティフローラル
季節日中
発売年月日 2018
原産国 日本
詳細 公式サイト
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SHIROの“紅茶系フレグランス”として高い支持を集める「アールグレイ」のオードパルファンは、ベルガモット由来の柑橘感を中心に、ほんのり甘いフローラルやウッディ要素をまとわせた軽やかな香りが特徴です。2018年に限定商品として登場し、2021年に定番商品になりました。

トップではフレッシュなベルガモットがはじけ、ミドルではティーノートやローズが“飴っぽい甘さ”を含んだまろやかな紅茶感を演出するため、「深呼吸したくなる」「まるでレモンティーのような爽やかさ」と評されることが少なくありません。ラストにはムスクやアンバーが控えめな甘さで包み込む構成で、「香水らしいクセが少なく、ほどよい紅茶のニュアンスを楽しめる」「どこか落ち着く香り」との感想も目立ちます。一方で、「アールグレイと言うより甘めのフルーツ紅茶」「甘さが想像以上で、ベタッと感じる」という声もあり、感じ方には個人差がある様子。それでも「紅茶の湯気っぽい柔らかい甘酸っぱさがクセになる」「オフィスや学校にもなじみやすい」など、日常使いに適したリラックスフレグランスとして高評価を獲得している一本です。

香りの構成

  • トップノート
    • ベルガモット:フレッシュでやや苦みを含む柑橘的なアコードが立ち上がり、「思わずレモンティーを連想した」という方や、「まずフルーティさがぐっと来る」というご感想もあります。甘酸っぱい印象ながら、鼻に残る刺激は穏やかだと評されることが多いです。
  • ミドルノート
    • ティー、ローズ:紅茶由来のほんのり香ばしいアロマ感と、ローズがもたらす優美なフローラルが重なり、“飴っぽい甘さ”を含んだまろやかな紅茶感を形成します。「まるで紅茶飴を口に含んだような甘さ」「ふわっとした甘い湯気が漂うようなリラックス感がある」といった口コミが代表的です。
  • ラストノート
    • ムスク、アンバー:ムスクとアンバーの控えめな甘さがベースを和らげ、香り全体をやさしく包み込みます。「紅茶の香りが心地よく締めくくられる」「思っていたより飽きにくく、ほのかな甘さと落ち着きを感じる」などのご意見が多く、まったりとした温もりを残してくれるポイントです。

おすすめの季節と時間帯

日中

柑橘的なベルガモットと爽やかな甘さが、湿度や暑さのある季節にも嫌味なく溶け込みます。軽くて清潔感があるため、「真夏でも重たくならない」と評判です。秋冬でも紅茶の柔らかい甘みやアンバーの温かさが、涼しい季節にもリラックス感を与えてくれます。「蒸し暑さがない時期のほうが、より紅茶らしさを満喫できる」との口コミもあります。強いクセや香りの主張が少ないため、オフィスや学校などでも使いやすい香りです。「ホッと安らげる雰囲気」「ふんわりと周囲に好印象」といった声が多く、シーンを選ばず活用できます。

男性向け、女性向け

男性
女性

甘くやさしい紅茶の香りが女性に人気ですが、「甘い香りが苦手でなければ、男性が使っても違和感のないユニセックスなフレグランス」と言われています。実際、「紅茶+柑橘+フローラル」というやわらかいバランスゆえ、男女問わず「清潔感があって嫌われにくい」との意見が散見されます。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・アロマティック、シトラス、フルーティ
  • フローラル系・・・フローラル
ベルガモットの爽快な柑橘感が入口を彩り、紅茶のアロマティックなほの甘さとローズ由来のフローラルがやさしく重なります。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アロマティック
  • アンバリー
  • シトラス
  • フローラル
  • ムスキー
紅茶の香ばしいニュアンスがリラックス感を誘い、香り全体に心地よい余韻を与えます(アロマティック)。アンバーがほのかな温もりを残し、後半にかけて甘さを柔らかく支えます(アンバリー)。ベルガモットによるやや苦みを含む柑橘が、軽快な印象をもたらします(シトラス)。ローズを中心としたさりげない花の香りが、飴っぽい甘みに華やぎをプラス(フローラル)。ラストでムスクが包み込み、ソフトかつ静かな余韻を引き立てます(ムスキー)。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

アールグレイの香りが似合うイメージ・人物

アールグレイをつけている人のイメージ

昼下がりにティーカップ片手で作業する「リモートワーク愛好家」

  • 30代前後。家で仕事を進めながら、お気に入りのティーカップを常備。
  • 合間にハーブティーやフレーバーティーを入れ、香りでリフレッシュする時間を大事にする。
  • 洋服はゆったりしたカーディガンや、リネン素材のシャツなど“リラックスを重視”するスタイル。

夕暮れの図書館で本に没頭する「ティーラバー学生」

  • 10~20代。放課後に図書館へ行き、好きな小説や参考書を読んでから帰宅するのが日課。
  • カフェイン過多は避けたいので、柑橘がきいた紅茶やフルーツティーを持参している。
  • 控えめだけれど、文庫本の装丁にはこだわりをもち、香りも柔らかく主張しないものを選びたいタイプ。

オフィスで紅茶を片手に会議へ臨む「ビジネスカジュアル派」

  • 20~40代、男女問わず。外回りとデスクワークのバランスを取りながら仕事を進める。
  • 休憩時にはティーバッグでレモンティーを用意して、頭をリフレッシュ。
  • “仕事中は過剰な香りを避けたいが、パッと気分が上がるものが欲しい”というタイプ。

週末に美術館巡りする「ソフトな感性のシティトラベラー」

  • 20~30代。休日には都市部の美術館やギャラリーをはしごし、トレンドアートを見て回る。
  • 服装はシンプルだが、アクセントにスニーカーや小物で個性を加える。
  • 甘すぎる香りは苦手だが、軽く紅茶のニュアンスを感じる柔らかさは歓迎。

朝ヨガを習慣化する「ヘルシー志向の社会人」

  • 20~40代、男女問わず。週に数回、ヨガスタジオや公園でヨガを行って心身を整える。
  • ジム後はシャワーを浴びてすぐ出勤するため、香りは軽くリフレッシュ感を加えるものを好む。
  • “自然由来の香り”や“食事を邪魔しない香り”を大事にしている。

休日に書斎で音楽を聴く「大人のインドア派」

  • 30~40代。あまり派手な外出は好まず、自宅の書斎やリビングで音楽を聴きながら趣味を満喫する時間を大事にする。
  • 紅茶やコーヒーの香りを味わいながら、お気に入りのレコードやスピーカーでのサウンドに集中。
  • 高価な香水よりも、気軽に使える自然な香りを複数持っていて、その日の気分で使い分ける。