キリアン パリヴレヴ クシュ アヴェク モワ

ヴレヴ クシュ アヴェク モワ
ブランド キリアン パリ
分類フローラルフローラルアンバー
季節
発売年月日 2015
調香師 アルベルト・モリヤス
原産国 フランス
詳細 公式サイト
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2015年に誕生した「ヴレヴ クシュ アヴェク モワ(Voulez-Vous Coucher Avec Moi)」は、フランス語で「私と一緒に寝ませんか?」という意味で、深みのあるホワイトフローラルとサンダルウッドの温かみを組み合わせたオリエンタルフローラルの香りです。トップでネロリ由来の軽やかさが彩る一方、ミドルではイランイラン、チュベローズ、ガーデニアが連なり、濃厚で官能的な花束を形成。ラストにかけてはサンダルウッドやバニラのクリーミーな甘さが包み込み、「大胆なセクシーさ」と「上品な落ち着き」とを同時に纏わせるバランスが大きな魅力と評されます。

口コミにおいては、「イランイランやチュベローズが主役の“白花爆弾”」「サンダルウッドとバニラの終盤が安らか」「ややビターな印象が時々感じられる」などの多彩な意見が見られ、ホワイトフローラル好きから高い支持を獲得。中には「ヴィンテージやクラシカルなニュアンスがあり、シャネルやゲランの雰囲気を思い出させる」といった声もあります。そのため「大人の官能的フレグランス」として評価される一方、「ややレトロな優雅さ」を感じるという感想も散見され、香りの変化の妙やノスタルジックな側面を含めて楽しむ人が多い作品です。

香りの構成

  • トップノート
    • ネロリ:オレンジブロッサムに似た爽やかなフローラル感が花開く前奏。
  • ミドルノート
    • イランイラン, チュベローズ, ガーデニア, ブルガリアンローズ, ライチ:イランイランやチュベローズが白花の官能的な甘さを与え、ガーデニアで上品さをプラス。 ローズとライチの軽い甘酸っぱさが華やかさを底上げ。
  • ベースノート
    • バニラ, サンダルウッド, シダー:バニラの甘みにサンダルウッドのまろやかウッディが合わさり、ほんのりクリーミー。 シダーが余韻をドライに引き締め、甘さと落ち着きを両立。

おすすめの季節と時間帯

日中

花の華やかさとサンダルウッドの温もりが、やや涼しい季節に相性良く映える。甘く官能的な印象が強いため、ロマンチックなデートやドレスアップした夜に真価を発揮。

男性向け、女性向け

男性
女性

イランイランやチュベローズなどの白花と、バニラやサンダルウッドのクリーミーな甘さが合わさることで、一般的にはとてもフェミニンかつ官能的な印象を与えやすい香水。口コミでも「セクシーで艶やかな装いを後押しする」という評価が多い。ただしウッディの要素がしっかり香ることから、「甘さと花の濃厚さを好むならジェンダーレスに使える」との見方もあり、香りの解釈次第で男女問わず楽しむことが可能です。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • アンバー系・・・フローラルアンバー
  • フローラル系・・・フローラル
ホワイトフローラルとウッディの要素をベースに、バニラがほんのり甘さを加えた「エレガント×官能」寄りの構成。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アンバリー
  • ウッディ
  • オリエンタル
  • シトラス
  • フローラル
バニラやウッディのあたたかい奥行きが、花の官能感を引き上げる(アンバリー)。サンダルウッドとシダーが中心で、クリーミーさとドライ感のバランスが特徴(ウッディ)。甘く妖艶な白花×サンダルウッドが、アジア的な官能イメージを生む(オリエンタル)。トップのネロリが、軽いフローラルシトラス感をもたらす(シトラス)。イランイランやチュベローズが要となる、濃厚なホワイトフローラル(フローラル)。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

ヴレヴ クシュ アヴェク モワの香りが似合うイメージ・人物

ヴレヴ クシュ アヴェク モワをつけている人のイメージ

夜の芸術ギャラリーで“官能的ムード”を求める女性

  • 30代前後。平日はオフィスカジュアルで働き、夜や週末にギャラリーのナイトイベントに通う。
  • アートを深く理解するというよりは、作品の世界観や照明、音楽を含めた“空間ごと”楽しむタイプ。
  • 夜の外出には“大胆だけど品ある”フレグランスを身につけ、ミニマルな黒ドレスに合わせたい。

ラウンジでバカンスを計画する「大人のリゾート好き」

  • 30代半ば~40代。カジュアルだが質の良いリネンシャツを好み、ハイシーズンには海外リゾートへ出かける。
  • 夜のラウンジバーでカクテルを傾けながら、次の休暇をどう過ごすか想像を膨らませる時間が好き。
  • “サンダルウッドやイランイラン”の“オリエンタル”な香りを肌に感じながら、リゾート先のスパや海辺を思い浮かべるのが至福。

上質なランジェリーをさらりと纏う「秘密の部屋」の持ち主

  • 20代後半~30代。日中はシンプル服で過ごしつつ、夜にはお気に入りのランジェリーを選び、香りをまとって自分の世界に浸る。
  • 恋愛よりもまず“自分の官能”を大切にしたいと思っていて、あえて甘く濃密なフレグランスを独り占めする楽しみを知っている。
  • オリエンタルなウッディの香りが、部屋に一歩入るだけで“非日常のドキッとする雰囲気”を作り出してくれると信じている。

ジャズバーで大人の夜を楽しむ「淡い色気を隠し持つ人」

  • 30~40代男女問わず。暗めのジャズバーで流れる静かな音をBGMに、一人でグラスを傾ける。
  • シンプルな装いだが、目立たないところにブランド小物を仕込むなど“隠れたお洒落”を忘れない。
  • “甘く官能的な香り”に惹かれつつも、過度な甘さは避けたい…そんな葛藤を抱えつつ、あえて夜には“少量だけ”甘さを纏う。

夜景を眺める「ホテルステイ」が大好きな人

  • 20~40代男女問わず。都会の高層ホテルに宿泊し、窓からの夜景とワインを楽しむのが定期的なご褒美。
  • 普段は静かな性格だが、ホテルの夜だけは“香り”で大胆になり、“自分への誘惑”を味わう。
  • 「ヴレヴ クシュ アヴェク モワ」の名前と雰囲気に、少し背中を押されるように挑発を感じつつ、ホテル時間を満喫する。