サンタ・マリア・ノヴェッラエンジェル オブ フローレンス

エンジェル オブ フローレンス
ブランド サンタ・マリア・ノヴェッラ
分類ウォーター / マリンフルーティフローラル
季節日中
発売年月日 2006
調香師 不明
原産国 イタリア
詳細 公式サイト
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2006年、フィレンツェ大洪水から40周年を記念し、被害復旧を支援したボランティア「泥の天使(Angeli del fango)」へのオマージュとして誕生したコロンです。トップにピーチやオレンジ由来のフルーティな甘酸っぱさが広がり、マリンノートとブラックカラントの瑞々しさが重なって明るい印象を強めます。さらに、ベースにはサンダルウッドやバニラ、ムスクのふんわりとした甘さとやわらかい余韻が加わり、最終的に“青い果実”を思わせる清潔感と優しい甘みに包まれるのが特徴です。

口コミでは、「メロンのような瓜っぽさを強く感じる」「まるでフルーツシャンプーやボディソープのように軽快で清潔感がある」という声が散見され、反対に「メロンはそれほど強くない」「あまりフローラルを感じない」という意見もあります。実際には、肌との相性によって香り立ちや感じ方が大きく左右されやすいようで、「ごく短時間しか香らない」「つけた直後は濃厚なのに、すぐに消えてしまう」といった持続力に言及するコメントも見られます。一方で、「石鹸のように上品」「まさに天使的な瑞々しさ」という評価も根強く、特に軽やかなフルーティ&マリン感を好む方からは好評を得ています。

香りの構成

  • トップノート
    • ピーチ, オレンジ:ピーチの優しい甘みとオレンジの柑橘的爽快感が弾ける、フルーティな入り。シャンプーのような爽やかさを「メロンに近い」と感じる方も多く、軽やかで明るい第一印象をもたらします。
  • ハートノート
    • マリンノート, ジャスミン, ブラックカラント:「瓜っぽいみずみずしさ」を連想させるマリンアコードを軸に、ジャスミンのやわらかなフローラル感やブラックカラントのほのかな甘酸っぱさが混ざり、爽やかで少し甘い空気を演出。香りの持続力はやや弱いと感じる意見もあり、「すぐに肌から消えてしまう」という声も散見されます。
  • ベースノート
    • サンダルウッド, バニラ, ムスク:サンダルウッドが温かみのある木質感を与え、バニラがわずかな甘さをプラス。ムスクが全体を包み込み、石鹸のような清潔感や軽いパウダリー感を残して、最終的に「天使」という名にふさわしい優しいイメージで締めくくります。

おすすめの季節と時間帯

日中

フルーティ&マリンの瑞々しさが、気温の高い春夏のシーズンにマッチしやすいとの意見が多数。さっぱりとした香りなので、日中のカジュアルシーンやオフィスなどでも比較的使いやすいものの、「一度に大量にスプレーしすぎるとやや甘さが目立つ」というコメントもあるため、付ける量には留意して使うと良いでしょう。

男性向け、女性向け

男性
女性

メロン様の甘さや花々のやさしいイメージがあり、女性的な香りとの印象が強いとされます。ただし「この柔らかなマリンフルーティを好む男性もいる」という感想もあり、最終的には好みと肌との相性次第でユニセックスに楽しむことが可能です。可愛らしさと清楚感を兼ね備えた香りとして、特に若年層の女性を中心に人気が集まりやすいと考えられます。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・ウォーター / マリン、フルーティ
  • フローラル系・・・フローラル
ピーチやブラックカラントのフルーティさがアクセントになり、海を連想させるマリンノートで爽快感をプラス。ジャスミンをはじめとする花の柔らかさが、瑞々しい果実感と調和して上品な印象を与える。

補足分類(18の属性からの分類)

  • パウダリー
  • フルーティ
  • フローラル
  • マリン
  • ムスキー
ピーチやブラックカラント、そして「メロンを想起させる」とも評される甘い果実感が核(フルーティ)。“青い海”を連想させる軽やかなマリンアコードが全体を明るく仕上げる(マリン)。ジャスミン由来の花の香りが、フルーティさを優しく包む要素に(フローラル)。バニラやムスクが加わり、ほんのりとしたパウダリー感を後半で演出。ムスクがふわりと香りを包み込み、石鹸様の清潔感を補強(パウダリー, ムスキー)。

持続時間

オーデコロン

  • 香料の濃度・・・約3~5%
  • 持続時間・・・約1~2時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

エンジェル オブ フローレンスの香りが似合うイメージ・人物

エンジェル オブ フローレンスをつけている人のイメージ

週末の朝にフルーツサラダを作る「フルーティ好みOL」

  • 20~30代女性。平日は忙しく働きながら、週末の朝にはフルーツサラダやスムージーを自作する習慣がある。
  • 明るいテラス席で朝日を感じつつ、甘く瑞々しい果物の匂いに癒されたいタイプ。
  • 香りは軽快でフルーティ、かつほんのり“海辺”を連想させる爽やかさが理想。

アイスクリーム屋でアルバイトする「フレッシュ派大学生」

  • 20代前半女性。アルバイト先はアイスクリーム専門店で、店の中は常に甘いフルーツやミルクの香りでいっぱい。
  • 普段から“お菓子っぽい香り”は好みだけど、強すぎるのは苦手なので軽めがベター。
  • 「少し海風を感じるような甘いフルーティフローラル」を求め、常に新しいコロンを探している。

リゾートホテルでウェディングパーティを楽しむ「ゲストドレスアップ女性」

  • 20~30代女性。友人の結婚式でリゾートホテルへ招かれ、昼間のパーティに出席。
  • 優しいパステルカラーのドレスを着こなし、花嫁を引き立てつつ自分の魅力もほどよくアピールしたい。
  • 香水は“柔らかくも華やか”な香りを好み、外の海風や緑にもマッチするフレッシュフルーティが欲しい。

海辺で朝ヨガをする「ピンク系スポーツウェア女子」

  • 20~30代女性。浜辺にヨガマットを敷いて朝日を浴びながらヨガをする健康志向。
  • 水分補給にはフルーツウォーターなど爽快な飲み物を愛用し、汗をかいてもベタつかない香りを好む。
  • 口にするものだけでなく、香水もフルーティながら“軽さ”重視で、海風と合わせても無理のないものが欲しい。

夏の午後に友人との“軽めランチ”を楽しむ「ライトフルーティ好き女子」

  • 20~30代女性。サラダやフルーツがメインのランチをとることが多く、空いた時間にカフェでおしゃべりを満喫。
  • 香水は石けんのような清潔感も良いが、もう少しだけ“果物の甘み”も感じたいと思っている。
  • 日中に人と近距離で会話しても“甘すぎない好印象”を与えたい。

梅雨の日でも気分を上げたい「フルーツ石けん派」

  • 20~30代女性。雨の日は外出が憂鬱だが、“石けんに近いフルーティ感”でテンションを補強したい。
  • レインコートや可愛い長靴などを取り入れて、あえて雨を楽しむスタイルを貫く。
  • 香水は「石鹸っぽくて酸味あるフルーツ仕立て」にこだわり、“すぐ飛んでも付け直せばいい”というライト感覚を好む。