イソップマラケッシュ インテンス

マラケッシュ インテンス
ブランド イソップ
分類ウッドフローラルアンバー
季節日中
発売年月日 2014
調香師 バーナベ・フィリオン
原産国 オーストラリア
詳細 公式サイト
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イソップを代表するフレグランスのひとつとして2014年に登場した「マラケッシュ インテンス」は、モロッコの街・マラケッシュを想起させる“スパイス × ウッド”が軸のオリエンタル系。調香師バーナベ・フィリオンによる本作は、カルダモンやクローブなどの豊かなスパイス要素に、ローズやジャスミンといった花々の甘やかさが重なり合い、「温かみのある異国情緒を醸し出す」と評されています。

実際の口コミでは「お香や寺院のような神秘的ムード」「クラフトコーラやジンジャーエールを思わせるピリッとした香り」「温泉やリゾートホテルに似た落ち着き」といった多彩な意見が目立ち、複雑なスパイス感ゆえに「最初は少し個性的でも、時間が経つと柔らかさが増す」「香りの変化が面白く飽きない」など、多角的な楽しみ方ができる香りだと好評です。

香りの構成

  • トップノート
    • ベルガモット、ネロリ、ジャスミン:柑橘の爽やかさと白い花の軽めの甘みが、エキゾチックな序章を演出。ジャスミン特有のフローラル感がほんのり広がる一方、ネロリのやや苦みを含む香りが上品なアクセントに。
  • ミドルノート
    • ローズ、カルダモン、パチュリ:ローズの豊かな甘みを、カルダモンのシャープなスパイスが引き締める。さらにパチュリが持つ土っぽい湿度が奥行きをプラスし、「ややハーブ調の落ち着きもありながら、スパイシーでオリエンタルな雰囲気が広がる」と多くの人が感じるフェーズ。口コミでは「ローズが苦手でもこれは使える」「湿度のあるウッディスパイスがくせになる」と高評価。
  • ベースノート
    • サンダルウッド、シダーウッド、クローブ:サンダルウッドのクリーミーな木質感、シダーウッドのややシャープなトーン、そしてクローブの甘く刺激的な香りが合わさり、最終的には“お香”のような安心感ある深みを残す。時間経過とともにスパイス感が程よく落ち着き、「森の中にいるようなアロマ感」「温かいが重すぎず、リラックスできる香り」といった声も多いです。

おすすめの季節と時間帯

日中

スパイスの温かさやウッディの深みが際立つため、肌寒い季節に最も映えると言われます。ただ、「暑い季節でも夜につけるとエキゾチックな雰囲気が楽しめる」「温泉や湯上がり直後のリラックスタイムにも合う」という意見もあり、意外と季節を問わず使いやすいとの声も見られます。

男性向け、女性向け

男性
女性

スパイス&ウッディ主体で、大人の男性を連想させる“落ち着いた力強さ”がある一方、ローズとジャスミンのフローラル甘みをしっかり含むため、女性からも「セクシーだが柔らかさがある」と支持されるユニセックスな香り。特に「ウッディ香が好きな女性」に高評価です。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • アンバー系・・・フローラルアンバー
  • ウッディ系・・・ウッド
ローズやジャスミンなどフローラル要素と、甘くスパイシーな要素の組み合わせが“オリエンタルフローラル”の典型を作り出す。サンダルウッドやシダーウッドがメインに立ち、香りの深みと落ち着きを下支え。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アロマティック
  • ウッディ
  • オリエンタル
  • スパイシー
  • フローラル
香り全体に漂う温かく甘いムードが“東洋的”な豊潤さを具現(オリエンタル)。ローズやジャスミンのエレガントな甘みが背景を優しく彩る(フローラル)。サンダルウッド&シダーの組み合わせで、持続的な木質の安定感(ウッディ)。冒頭から終盤までピリッとした刺激が続き、時に「コーラ」「ジンジャー」的とも形容される(スパイシー)。クローブやカルダモンなどのスパイスがもたらす異国感とハーブ調の落ち着き(アロマティック)。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

マラケッシュ インテンス の香りが似合うイメージ・人物

マラケッシュ インテンス をつけている人のイメージ

夜の異国レストランを楽しむ「オリエンタルモダン女子」

  • 20~30代女性。香辛料の効いたエスニック料理が好きで、夜はよく海外テイストのレストランを巡る。
  • コーディネートはシンプルだが、ゴールド系のアクセサリーをワンポイントで入れてエキゾチック感を演出。
  • 香水も“スパイスの刺激”と“落ち着いたウッディ”が重なった大人の甘さを求めている。

夕暮れからバーに立ち寄る「スパイス好きビジネスマン」

  • 30代男性。昼間はバリバリ働き、夕方にはスーツ姿でバーへ足を運んで一日の切り替えを行う。
  • ドリンクもスパイシーカクテルやジンジャービアなど、パンチのある味を好む。
  • “クラフトコーラのような甘苦さ”と“ウッディな男らしさ”が同居する香水を探している。

旅先のバザールを歩き回る「アドベンチャー旅行者」

  • 20~30代、男女問わず。背中にカメラやバッグを背負って異国の街を自由に探索。
  • 現地のマーケットでスパイスの香りやカラフルな布、雑貨に興奮しながら、新しい刺激を求めている。
  • 香水も“旅情”をそそるような異国感とお香感を兼ね備え、“嗅覚で旅を演出”したいと考える。

夕方に自宅で瞑想を行う「お香リラックス派」

  • 20~40代、男女問わず。日が沈む頃に部屋の照明を落として音楽をかけ、瞑想や呼吸法を実践。
  • お香やアロマキャンドルを焚いて精神を整え、日々のストレスを和らげる時間を大切にする。
  • 香水も“お香感”や“穏やかなスパイス”が入っていると落ち着き、センスある空気を演出したいと考えている。

少し夜更かしして読書をする「ルームウェア愛好家」

  • 20~30代女性。自宅では快適なルームウェアで過ごし、部屋の照明を落としてアロマディフューザーやキャンドルを楽しむ。
  • 普段はライトなフローラル系しか使わないが、“夜用”のもう少し深い香りを探している。
  • 眠りにつく前の読書やSNSタイムを“ほんのりスパイシー”な香りで充実させたい。

朝のバスタイムに香りを仕込む「ホームスパ女子」

  • 20~40代、男女問わず。朝シャワーやバスルームで香りを楽しみ、ドライヤー後にコーヒーを一杯飲んで出勤するのが日課。
  • スキンケア用品やヘアケア製品も香り重視で選び、“バスルームが自分だけのスパ”というこだわりを持つ。
  • 香水は“一瞬刺激があって、その後徐々に穏やかに変化する”ものを好きだと感じている。