トゥーザ タイム|現在

ザ タイム|現在
ブランド トゥー
分類アロマティックグリーンシトラス
季節日中
発売年月日 2018
調香師 クリスチャン・カラブロ
原産国 イタリア
人気の香りを分析するInstagram(@semiperfumer)も始めました

「ザ タイム (The Time)」は、Thoo(旧:THE HOUSE OF OUD)が発売している、お茶を思わせる落ち着きのある香りを軸にしつつ、ベルガモットによる柑橘のすっきり感やカモミール、ワームウッド(ニガヨモギ)などのハーバルなニュアンスが合わさった、リラックス感あふれるアロマティック・グリーンシトラスのフレグランス。「まるでハーブティーを片手に一息つくよう」と評される一方、「既視感がある」「やや甘めに感じる」という意見もあります。総じて、柔らかいお茶系の香りが好みの方には使いやすい人気の一作です。

ボトルは手作業によるアートピース的デザインでコレクター心をくすぐりますが、価格が高いため、価格に対して「パフォーマンスは控えめ」との声も多く、香りの穏やかさをどう評価するかがポイントと言えるでしょう。とはいえ全体的に「リラックス寄りで仕事中にも邪魔しない」といった口コミが多く、“ゆるやかに香る茶系フレグランス”として日常に取り入れるかどうかを見極めるのがおすすめです。

香りの構成

  • トップノート
    • ベルガモット、ニガヨモギ(ワームウッド)、ブルーカモミール:ベルガモットのフレッシュなはじける香りに、淡い苦味を帯びたハーブ感が加わるスタート。「シトラスと薬っぽさの絶妙バランス」「まるでボディソープやシーブリーズのような軽快さ」といった意見があり、“予想よりほんのり甘い”と感じる人もいれば、“少しクセのあるハーバル”と捉える人も。
  • ミドルノート
    • ブルーティー(ウーロン茶)、レモンヴァーベナ(バーベナ)、アイリス:お茶由来の渋みやまろやかさと、レモンヴァーベナの爽やかなハーブ、アイリスによるパウダリーな柔らかさが重なることで“ティーを飲むときの和み”を演出。ティーであっても「甘くない紅茶、ウーロン茶やハーブティーを思わせる」と評されます。
  • ベースノート
    • シダーウッド、ムスク、アンバー、ブラックティー:終盤はアンバー&ムスク&ウッディが穏やかな甘みや温もりをプラス。ブラックティーによる奥ゆかしい渋みがベースを支えます。“ほんのり甘く優しい香り”で終わるため、「夜のムードを高めるよりは、リラックスに向く」という印象を抱く人が多いようです。

おすすめの季節と時間帯

日中

お茶のほろ苦さとさっぱりした柑橘の相性がよく、暑い日にもオフィスや外出先で自然に香る。 「特に春先の肌寒い朝や秋口の柔らかい陽光に合う」との声もあり、リラックスムードを求める方に好適。「甘すぎず落ち着くので寝る前にも◎」という意見も多数。ただし、“深いムードを醸す”というよりは“やさしく気分をほどく”用途に向いているという口コミが目立ちます。

男性向け、女性向け

男性
女性

茶葉+柑橘+ハーブという組み合わせはユニセックスで、「万人受けしそう」「実際オフィスに着ていっても失敗しない」との意見が多い。一方で、後半のアイリスやアンバーによるパウダリーな甘さが「やや女性寄り」と感じられるケースも。「男性が付けたいなら少量が良い」「メンズでもOKだが、肌との相性によっては甘さが強まる」という指摘もあります。上品なボトルデザインも相まって、幅広い層のデイリーユースに取り入れる人が多いようです。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・アロマティック、グリーン、シトラス
カモミール、ワームウッド、ティーノートなどハーブ系要素が主軸。 ベルガモットがすっきりした柑橘感を加える。 バーベナや茶葉など植物的な青さがやや感じられる。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アロマティック
  • シトラス
  • パウダリー
カモミールやワームウッドなどのハーバル感(アロマティック)。ベルガモットによる軽快な柑橘(シトラス)。お茶やハーブの青いニュアンス(グリーン)。甘く重たいわけではなく、ふんわりソフト(パウダリー)。

ザ タイム|現在の香りが似合うイメージ・人物

ザ タイム|現在をつけている人のイメージ

古書店で働く「やわらかな穏やか系」書店員

  • 木の床と高い本棚が並ぶ小さな古書店で、丁寧に本を整理している。
  • ゆったりしたリネンのシャツに、落ち着いた色味のカーディガン。
  • 接客は控えめながらも、朗らかな笑顔で落ち着きを与えるタイプ。

会社の昼休みにハーブティーを楽しむ「オフィスナチュラル派」

  • 落ち着いたビジネスカジュアルを好み、週末はヨガやガーデニングを楽しむ。
  • デスクにはカモミールティーやレモンバーベナのドライを常備。
  • 派手な香りはNGだけど、さりげなくリラックスできる匂いを求めている。

雨上がりの縁側でお茶をすする「マイペースな絵描き」

  • 古い和の一軒家に暮らし、縁側でスケッチブックを広げる。
  • 抹茶やハーブティーなどを好んで飲み、小鳥の声を聴きながら集中する。
  • 物作りに没頭するが、人と会うときは優しく自然体。

森林浴を日課にしている「優しいカウンセラー」

  • メンタルケアのカウンセラーとして日々多くの人と向き合う。
  • 自身も自然の中を歩くことでストレスをリリースし、ハーブやティーから得られる癒しを知っている。
  • 優しい口調で、クライアントがリラックスできる空間づくりを大切にする。

気持ちを切り替えて集中したい「読書カフェの常連」

  • 休日の午前中にカフェへ行き、本やPCを開いて過ごすのがルーティン。
  • コーヒーではなくハーブティーやウーロン茶のような軽めのドリンクを好む。
  • 香りは“癒し”と“適度な清涼感”をもとめ、嫌味なく軽快に香るものが好き。

小さな手仕事カフェを営む「自家製ハーブ好きの店主」

  • ウッド調の内装で、小さなケーキやお茶を提供するカフェをひっそり経営。
  • 店の裏にはハーブガーデンがあり、新鮮なミントやカモミールを使ったメニューを出す。
  • やわらかな雰囲気ながら「こだわり」はしっかりある大人。