エルメスオー ドゥ パンプルムス ローズ

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「オー ドゥ パンプルムス ローズ(Eau de Pamplemousse Rose)」は、グレープフルーツを主役に、オレンジや極めて控えめなローズを合わせた、ヘルシーかつ軽快な“エルメス流コロン”です。香り立ちは“新鮮なグレープフルーツをかじったよう”と評されるほどリアルで弾ける印象。瞬く間に香りがフェードアウトしやすい点も含め、ちょっと贅沢な“香りのシャワー”として愛用されるケースが多く見受けられます。シンプルな構成ながら、苦みのあるグレープフルーツとわずかなフローラルの柔らかさが上品に溶けあい、暑い季節のリフレッシュ用に選ばれる一本です。
香りの構成
- グレープフルーツ、オレンジ:トップでは「皮ごとのほろ苦さ」を含むグレープフルーツが一気に立ち上がり、オレンジのわずかな甘みがフレッシュ感を穏やかに整えます。口コミでは「スタートの柑橘が最高」「この瞬間を味わうために付け直しする」という意見が多く、まさに柑橘ならではの生々しい酸味・苦みが際立つポイント。
- ローズ:柑橘の勢いが落ち着くと、ほんの少しだけローズによる甘みと柔らかさを感じさせます。ただし「あまり意識しないと気づかない」「薔薇を期待すると肩透かし」という声もあり、全体的には柑橘メインで、フローラルは“香りが丸くなりすぎない程度の添え物”的な立ち位置にとどまります。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
あくまで柑橘が中心ながら、ほのかに薔薇由来の甘みが加わり「軽快さの中にも上品な可愛らしさがある」と感じる女性も。どちらかといえば中性的ながら、わずかなローズが女性らしい柔和さを演出します。ほろ苦いグレープフルーツがメインを張るため、「夏のカジュアルなメンズコロン」としても支持されています。ローズの甘さが抑えめな点が「男性が使っても気にならない」と好評。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- フレッシュ系・・・シトラス
- フローラル系・・・フローラル
苦みを帯びたリアルなグレープフルーツとオレンジのコンビが中心で、シトラスの典型的特徴を具現化した香り。わずかなフローラル(ローズ)が含まれるため、単なるシトラスに終わらず、軽やかな甘みを漂わせる。
補足分類(18の属性からの分類)
- シトラス
- フローラル
グレープフルーツとオレンジの突き抜けるような酸味・苦味が主体。(シトラス)。ローズは裏方ながら、柑橘の角をとり、やや甘みを添える存在(フローラル)。
持続時間
オーデコロン
- 香料の濃度・・・約3~5%
- 持続時間・・・約1~2時間
オー ドゥ パンプルムス ローズの香りが似合うイメージ・人物

旅先のビーチを巡る「フォトグラファー留学生」
- 20代前半の女性。海外で写真を学び、週末はフル装備のカメラを持ってビーチを散策。
- 暑い砂浜で撮影する際は重たい香りが苦手なので、軽やかなコロンを繰り返し吹きかける。
- “ほとんど消えたころ”に次のスポットへ移動する感じが、ちょうどいいリズムになっている。
朝食前に走る「アクティブ系朝型パパ」
- 30代男性。毎朝5時に起床して短距離ランニングが日課。
- 戻ってシャワーを浴びたあと、素早く香りをひと吹きして朝食の準備へ。
- 残り香が短めなコロンは、仕事前にもさっとリフレッシュできるので愛用している。
ガーデニング兼カフェテラスを運営する「陽気な夫婦」
- カップルで郊外にカフェ付きガーデンを開き、新鮮なハーブや自家栽培レモンを使ったメニューを提供。
- 互いにユニセックスに使える“フレッシュ系”を求め、朝と夕方に付けるのが日課。
- 「柑橘とほのかなローズが、まさに店のコンセプト“健康的かつほんのり甘い”を体現する」とお気に入り。
週末ごとにヨットに乗る「海辺暮らしのOL」
- 30代前半女性。平日は都心で働くが、休日は自宅の海辺からヨットでクルーズを楽しむ。
- 香りはヨットで陽を浴びる前に吹きかける程度。“ほんの一瞬”のグレープフルーツが清々しいと言う。
- 「海風と混ざったときの、一瞬だけ訪れる“フワッとしたローズ感”がたまらない」と感じている。
出勤前にショートランチをする「キャリア志向の20代OL」
- 都会のオフィスで働く20代前半女性。余裕を感じる雰囲気を持ちたいが、派手すぎる香りはNG。
- 昼休みに外出する前、さっとフレグランスを追加して気分転換。
- 「柑橘だけだとボーイッシュ、ローズだけだと甘すぎる。ちょうどいいバランスのコロン」と称賛。
代官山のビストロでバイトする「美大生」
- おしゃれなビストロで土日だけ働き、平日は美大に通う20代前半。
- フードの匂いと混ざらないような軽い柑橘香を探した末に“オー ドゥ パンプルムス ローズ”を選択。
- 休憩タイムに店の裏でちょっとスプレーしてリフレッシュ。「バラが控えめなので甘くなりすぎず助かる」と語る。
グレープフルーツの爽快感が活きる気温の高いシーズンや強い日差し下に好相性。「短い余韻がむしろ夏に向いている」との口コミもあり、猛暑日でも重たくならない軽やかさが魅力です。トップの強烈な柑橘が一瞬で頭を切り替えてくれるので、「朝イチのシャワー代わり」「運動の後」に再スプレーする愛用者も。時間経過とともに消えやすく、夕方以降はほぼ残らないケースが多数。付け直しで気分を上げる使い方もありますが、「夜に主役級の香りを求めるなら物足りない」との意見が散見されます。