ゲランローズ シェリー

ローズ シェリー
ブランド / コレクション ゲラン / ラール エ ラ マティエール
分類ソフトフローラルフローラル
季節日中
発売年月日 2021
調香師 デルフィーヌ・ジェルク
原産国 フランス
詳細 公式サイト

ゲランの「ローズ シェリー (Rose Chérie)」は、ピンクローズの甘美な部分と“パウダリールック”を融合させたオーデパルファンです。メインとなるダマスクローズやセンティフォリアローズが、ライチやラズベリーを連想させるわずかな酸味と重なり合い、可憐で愛らしい“ピンクの果実感”を表現。一方でバイオレットやヘリオトロープ、トンカビーンがもたらすアーモンド&パウダーの要素が口紅を思わせる“コスメティック感”を際立たせ、ムスク由来のやわらかい肌馴染みが最後まで広がります。口コミでは「微かにチェリーやライチの印象を覚える人」や「甘酸っぱいマカロン風の香りを思い出す人」も多く、フルーティなピンクローズを“ゲランらしい甘く優美な輪郭”で楽しめる仕上がりと言えるでしょう。

香りの構成

  • ローズ (Damascena, Centifolia, etc.) のブーケ:香り立ちは生き生きとしたピンクのバラが主役で、わずかにラズベリーやライチのような果実のニュアンスが混ざり合う。口コミでも「まるで甘いローズの果汁」という意見がみられる一方、「ややシェリー酒やチェリーを連想する酸味を感じる」との声もあり、甘酸っぱくもふんわり優しいローズブーケとして捉えられています。
  • バイオレット、ヘリオトロープ:“口紅”や“粉おしろい”を想起させるパウダリーなトーンがここで大きく立ち上がる。口コミでは「化粧室を思わせる上品なパウダリーさ」「ほんのりアーモンドマカロンのような香ばしさ」といった感想が多く、甘いだけでなくコスメティックかつレトロな雰囲気がポイントとされる。
  • ムスク、トンカビーン:全体をやわらかく包み込むムスクと、ゲラン特有のとろりとした甘さが下支えとなり、肌に溶け込むような優美な後味を残す。ここで「石鹸っぽい清潔感を感じる」という人や、「甘さが増してパウダリー寄りになる」という人もおり、ラストはほのかに大人の甘さが長く続く傾向。

おすすめの季節と時間帯

日中

気温の高すぎない季節に、粉っぽく甘いバラがちょうどいい温度感で香りを発揮。夏でも室内やエアコン下ならOK。甘さや粉感が苦手でなければ、朝からでもふわっと可憐に香るため通勤~休日のおでかけまで対応可能。夜に使うと“ロマンティックなムード”をより一層引き立てるが、「大人っぽくエレガント」というよりは「可愛さを帯びたローズ」であるとの口コミも。

男性向け、女性向け

男性
女性

“口紅感”や“ピンクローズの甘さ”が主張するため、多くの人が女性らしいイメージを抱く。ただし、「優しいフローラル&パウダリーが好きであれば男性でも楽しめる」旨の意見もわずかにあり、完全に女性専用というわけでもない。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フローラル系・・・ソフトフローラル、フローラル
主体となるローズの華やかさが大きな柱。パウダリーなバイオレットやヘリオトロープが、粉っぽい甘さを加えて“口紅感”を想起させる。

補足分類(18の属性からの分類)

  • パウダリー
  • フローラル
  • ムスキー
ローズを中心に全体のメイン(フローラル)。バイオレットやヘリオトロープ、トンカビーン由来の粉感がしっかりと香る(パウダリー)。ベースのムスクが柔らかい肌馴染みをプラス(ムスキー)。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

ローズ シェリーの香りが似合うイメージ・人物

ローズ シェリーをつけている人のイメージ

小さな「花屋カフェ」を営むフローリスト

  • 30代女性。店の前には色とりどりの花が並び、奥に設置したカウンターでハーブティーなどを提供。
  • バラを使ったアレンジメントが得意で、ブーケにほんの少しベリー系の実を混ぜるのがシグネチャースタイル。
  • フローラル香水が好きだが、甘すぎない“やわらかいローズ”を探していて、この香りに惹かれている。

ファッション誌の「ビューティエディター」女性

  • 30代前半。最新のコスメやスキンケアを日々チェックし、記事を書く中で多数の香水に触れる機会が多い。
  • やわらかいパウダリー系の口紅の香りや、ほんの少し甘いフローラルノートが好き。
  • ピンクローズを軸にした“コスメティック感”を纏うと、自分の書くビューティー記事にも説得力が増すと感じている。

路地裏ギャラリーでイラストを描く「独特なカラーセンス」の女子大生

  • 20代前半。美大生で、パステルカラーを取り入れたイラストをSNSで発信しつつ、週末は小さなギャラリーで展示も行う。
  • メイクも淡い色合い中心だが、アイライナーなど一部を鮮やかなピンクにするなどセンスが光る。
  • 甘酸っぱくてパウダリーなローズが、作品の配色イメージにもピッタリで、普段から愛用している。

百貨店の「ランジェリー売り場」で働く接客スタッフ

  • 30代女性。エレガントなランジェリーを扱い、お客に合うデザインやサイズを丁寧にアドバイス。
  • “甘く優しい雰囲気”でありながらも、どこか品のある香りを纏いたいと思っている。
  • バニラが強すぎるのは苦手なので、ローズ中心の甘酸っぱさとパウダリー感が心地いいこの香りを選ぶ。

音楽大学の「ピアノ科」に在籍する清楚な学生

  • 20代前半。普段は白ブラウスやロングスカートなど落ち着いた装いで、コンクールにも出場するレベルの腕前。
  • 発表会の直前など緊張する場面で、香水の柔らかい甘さに癒されたいという想いがある。
  • ローズシェリーの“ピンクローズの果実感”と“優しいパウダー”が、ピアノの音色と同じく繊細に広がるところがお気に入り。

コスメブランドの「口紅開発」に携わる研究員

  • 30代女性。口紅やリップケア製品のフォーミュラ開発を担当し、色合いやテクスチャを日夜研究している。
  • サンプルを何度も唇に塗り直し、香りや塗り心地をチェックする日々。
  • “口紅感”のある香水は、仕事のモチベーションを高める存在。可憐なローズと粉っぽさのバランスが抜群なローズ シェリーに惹かれた。

「レトロ喫茶」でピンク系コーデを楽しむ大学生

  • 20代前半。昭和風のレトロな喫茶店を好んで巡り、ピンクのワンピースやギンガムチェックなど可愛い系コーデが定番。
  • 日常をちょっとロマンティックに彩るために、甘酸っぱいローズ香を探していた。
  • レトロモダンな雰囲気を演出できるパウダリーフローラルがちょうど良く、コーヒーやクリームソーダの香りとも不思議と合うと感じている。