ゲランアクア アレゴリア マンダリン バジリック

「Aqua Allegoria Mandarine Basilic（アクア アレゴリア マンダリン バジリック）」は、ゲランを代表する〈アクア アレゴリア〉シリーズのなかでも特に人気を集めるフレグランスです。マンダリンオレンジとバジルの異色とも言える組み合わせから生まれる弾けるようなシトラス感とアロマティックなハーブの風味が特徴的で、真夏や春の温かい季節にリフレッシュできる一本です。香り立ちは軽やかでありながら洗練されており、「花の香りが苦手な方でも使いやすい」との声もあります。

口コミでは「剥きたてのオレンジを連想させる」「ジュースを飲むような感覚で気分が上がる」といった意見が多い反面、「少しバジルが効きすぎてパクチーや青野菜っぽく感じる」ケースもあるようです。柑橘寄りの爽やかさが目立つため、人によっては「わずかにトイレ用洗剤を思い出す」との声もあり、好みが分かれる面も見受けられます。その一方で「“高級ホテルのアメニティ”のように上質」「みずみずしい柑橘の中にほんのり花の甘さが見え隠れする」など、自然と清潔感のある香りを高く評価するユーザーも少なくありません。

香りの構成

• トップノート
  • クレメンタイン、ビターオレンジ、オレンジブロッサム、グリーンティ、アイビー：はじめは甘酸っぱいオレンジやクレメンタインなどの柑橘が弾けるように広がります。口コミでも「想像以上にリアルなミカンの果汁を思わせる」「まるで、むきたてのオレンジの皮から漂う香り」という声があるほど、ジューシーかつフレッシュな印象です。そこにグリーンティやアイビーの青々しさが加わり、爽やかさに“お茶の透明感”が混ざるような立ち上がりを演出します。
• ミドルノート
  • マンダリンオレンジ、バジル、カモミール、ピオニー：柑橘の明るさに加え、バジルのハーブ感がここでしっかりと感じられます。ユーザーのなかには「バジルが強めに出てややクセを感じる」「かえってスパゲティのバジリコを連想してしまう」という感想もありますが、多くは「甘いだけに終わらず、ハーブの苦味が程よく締めてくれる」と好意的。カモミールがやさしいハーブ調を補完し、ピオニーの花のニュアンスがわずかな甘みと奥行きを添えます。
• ベースノート
  • サンダルウッド、アンバー：香り全体が消えていく手前に、わずかに温かみを与えるサンダルウッドやアンバーが顔を覗かせます。完全なウッディ方向には寄らず、ふわりと肌に溶け込むイメージで、口コミでは「爽やかなまま終わりがち」「気づいたらいつの間にか消えている」と言われる一方、「やさしい残り香が清潔感をキープしてくれる」という好印象を述べる人もいます。