フエギア 1833ビブリオテカ デ バベル

ビブリオテカ デ バベル
ブランド フエギア 1833
分類ウッド
季節
調香師 ジュリアン・ベデル
詳細 公式サイト

「Biblioteca de Babel(ビブリオテカ デ バベル)」は、アルゼンチンの作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスが描いた「無限に続く図書館」のイメージから着想を得たウッディスパイシーなオードパルファムです。メインノートとなるオーストロセドラス(Austrocedrus)やカブレウバ(Cabreuva)など南米ならではのウッド素材が、古い図書館のように重厚感ある木材の香りを表現。一方でシナモン(Cinnamon)の暖かいスパイスが加わり、革装丁やインク、羊皮紙を思わせる「古書の雰囲気」と同時に、やや甘くスパイシーな余韻を纏います。口コミでは、「図書館」というより“木の家具とシナモンが溶け合ったスイーツのよう”という感想や、“まるでゴシックな書斎に漂う上品な甘み”と述べられる場合もあり、単純な「紙」や「インク」だけでなく、スパイシー&ウッディな“古い家具”や“アンティーク”を連想する声が多い作品です。

香りの構成

  • トニックノート
    • オーストロセドラス(Austrocedrus):南米に自生するオーストロセドラスならではの、乾いたウッディ感を持つトニックノート。「メントールっぽいヒノキ感やカンファーを思わせる」という口コミもあり、“アンティーク家具の塗料”のようなシャープさと落ち着きを同時に感じさせる。
  • ミドルノート
    • カブレウバ(Cabreuva):オーストロセドラスからなめらかに移行し、より奥行きとまろやかな落ち着きを与えるドミナントノート。「古いテーブルやラックのワニスのような艶やかさ」「粉っぽい木くずのイメージ」と語る声もあり、“書棚の骨董感”やノスタルジーが強調される印象。
  • ベースノート
    • シナモン(Cinnamon):ほのかに甘くスパイシーなアコードが、全体に温かさをプラス。「ジンジャーブレッドやスパイスケーキのように感じる」「ほんのりバニラを思わせるほど柔らかな甘み」という意見もあり、図書館というよりお菓子を連想する感想がある一方、「ゆるいお香」や「蜜蝋のようなほの甘さ」を挙げる声も。

おすすめの季節と時間帯

日中

シナモンやウッディの温もりが強く出るため、気温が下がる季節によりマッチするとの意見が多い一方で、春先のまだ冷え込む日や秋口にも「古書の雰囲気を楽しむ」香りとして十分楽しめます。口コミでは「晩秋から冬にかけて、部屋で読書をしながらまとうと最高」という声も。夏につけるとやや重く感じる人がいるため、基本は気温が安定した涼しめの時期がおすすめです。

男性向け、女性向け

男性
女性

「パウダリーな甘さを感じ、女性にはやや重いかも」と語る口コミがある一方、「ウッディ香が強くメンズ向けに感じる」「図書館モチーフとレザーを思わせる落ち着き感で男性にも好まれやすい」などの意見が混在。スパイス好き・ウッディ好きの女性や、一風変わったオリエンタルウッディを探している男性など、ユニセックスの範疇で試してみると良いでしょう。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • ウッディ系・・・ウッド
複数の木材ノートが主体となり、香り全体を通して木の温もりが中心。

補足分類(18の属性からの分類)

  • ウッディ
  • スパイシー
  • レザー
古い家具や紙を思わせる香りに加え、シナモンが軽い甘みとスパイス感を付与するため、単なる乾いた木材の印象だけに収まらず、どこかまろやかなグルマン感を帯びることも。

ビブリオテカ デ バベルの香りが似合うイメージ・人物

ビブリオテカ デ バベルをつけている人のイメージ

夜の小劇場で台本を読む「劇団員」の女性

  • 20代後半。小劇場の舞台稽古後に、古い客席や舞台袖の雰囲気を味わいつつ台本に没頭する。
  • スカーフや古着のコートなど少しレトロテイストのファッションで、内面の情熱を“抑えめな装い”に忍ばせるタイプ。
  • 香りは“古い家具や紙”に似た落ち着きがあると役作りにも集中でき、スパイス感の温もりが緊張をほぐしてくれると考えている。

アンティークショップで働く「クラシカル嗜好」の男性

  • 30代男性。アンティーク家具や古書のコレクションを扱うショップで働き、日々接客をこなしながら、時々自分で家具修理なども行う。
  • シャツやベストでまとめつつ、レザーシューズや細身の眼鏡を愛用して“落ち着いた職人風”を演出。
  • 香りは“古木材+ほのかな甘さ”で、ショップの雰囲気にも似合う落ち着き感を探している。

静寂の深夜に「考古学書」を読む大学院生の女性

  • 20代後半。大学の考古学専攻で古文書や遺跡に関する研究をし、深夜に自室で古代文字の論文を読み解く時間が日常。
  • プロジェクターや本棚に囲まれた部屋は暗めの照明で、時間を忘れて過去の文明に思いを馳せる。
  • 香りは“図書館のような古書+木製本棚”のイメージがあり、シナモンの微かな甘さが脳をリラックスさせてくれそうだと期待。

夜の「小さな図書カフェ」で働く女性

  • 20代後半。夜だけ営業する隠れ家カフェでアルバイトし、本棚や古い本がインテリアとして置かれた空間を管理。
  • キャップやエプロンなど簡素な制服スタイルだが、袖口やスカーフでレトロ感をアレンジ。
  • “書棚の匂い”に寄り添うアンティーク感のある香りを探し、優しいスパイスが加わるとカフェの温かさにもリンクすると考えている。

秋冬のマルシェで「スパイスワイン」を出す男性

  • 30代男性。秋冬限定で地元マルシェに出店し、自家製のホットワインやスパイスブレンドティーを販売する。
  • ジャケットやウールマフラーで防寒しつつ、手袋をはめてワインやスパイスの香りに包まれる。
  • フレグランスでも“木材の温かみ&シナモンのようなスパイス”があれば、店の雰囲気ともよく合いそうと期待。

書斎を改装して「リモートワーク」をする女性

  • 30代前半。在宅ワークが中心になったため、自宅の一角を書斎風に改装し、本棚や木製デスクを置いて“静かに集中”できる空間を作った。
  • レトロな机ランプや革張りのチェアなど、小物でもアンティークな雰囲気を楽しむ。
  • 香りは“古い図書館”の落ち着きを再現したいが、甘ったるいのは苦手。シナモン程度のほんのりした甘みなら許容できそう。

夜に「詩の朗読会」を開くアマチュア詩人の男性

  • 20代後半。小さなバーを借りて定期的に詩の朗読会を開き、自らも詩の一節を披露する。
  • 黒のタートルネックとシンプルなスラックスを着用し、言葉に重みを持たせたいので華美な装飾は控える。
  • 香りは“古書のような深み”を帯びたウッディと、淡いスパイス感があれば、詩の世界観に寄り添う雰囲気を作れると考えている。