ドルセー謎にせまっていた A.C.

謎にせまっていた A.C.
ブランド ドルセー
分類ウッドグリーン
季節日中
調香師 アン=ソフィ・ビハーゲル
原産国 フランス
詳細 公式サイト

「J’approchais un mystère. A.C.(謎にせまっていた A.C.)」は、調香師アン=ソフィ・ビハーゲルが創り上げた“スピリチュアルな愛”を想起させるウッディフレグランスです。イチジクの葉(フィグリーフ)とペッパーリーフの青々しくも少し辛いトップが印象的で、その後アトラスシダー&バージニアシダーの力強いウッディ感が森のような深さを演出。最後に加わるマダガスカルバニラやホワイトムスク、モスがやわらかくまろやかな余韻を与えます。口コミでは、「吹き始めは若干スパイシーな青さだが、徐々にあたたかいウッディが表出し、最終的にはわずかに甘さを帯びた肌馴染みのいい香りになる」と評され、すっきりしすぎず・重すぎもしない絶妙な“森の瞑想感”が楽しめるとされています。

香りの構成

  • トップノート
    • フィグリーフ、ペッパーリーフ:イチジクの葉独特の“青み”とわずかな甘酸っぱさを備え、さらにペッパー由来のスパイシーさが軽快に広がる。一部には「青臭さのなかにほろ苦さを感じる」という声も。
  • ミドルノート
    • アトラスシダー、バージニアシダー:二種類のシダーが織りなす重厚かつドライな木質感。口コミでは「タムダオのような“整ったウッディ”を思わせる」や「途中から“削りたての鉛筆”を連想する」といった感想もあり、本格的な森の深みを感じさせる心地よい苦みが特徴。
  • ベースノート
    • マダガスカルバニラ、オーストラリアンサンダルウッド、ホワイトムスク、モス:時間が経つとバニラ&サンダルウッドの甘みやクリーミーさが柔らかく広がり、モスの穏やかな湿り気とムスクの肌馴染みが加わって落ち着いたあたたかさを帯びる。「残り1時間ほどの“遅いドライダウン”が特に心地よく、クルミのようなまろやかさが現れる」と指摘する声もあり、終盤にかけての変化が好評。

おすすめの季節と時間帯

日中

イチジク葉とペッパーリーフの青さが暖かい季節の空気にマッチしやすく、口コミ上も「春夏の日中の清涼感にちょうどいい」という意見が多め。ただし、シダーやバニラのぬくもりが心地よい秋口以降にも使える柔軟さがあり、大きく季節を問わない印象です。夜につけても香り立ちはそこまで強くないため、落ち着いたシーンやリラックスタイムにも対応できます。

男性向け、女性向け

男性
女性

もともとウッディを中心に、甘さが控えめな青いスパイス感が立ち上がるため、「メンズライクで格好いい」という声も。ただしベースのバニラやサンダルウッドが意外とソフトなので「女性がつけても思った以上に柔らかく溶け込む」という感想もあります。ユニセックスなラインとして試してみるのがおすすめです。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • ウッディ系・・・ウッド
  • フレッシュ系・・・グリーン
トップの“葉もの”(フィグリーフ&ペッパーリーフ)が青い清涼感を作り出し、次第にシダーやサンダルウッドの木質感が核となる。

補足分類(18の属性からの分類)

  • ウッディ
  • グリーン
  • ニューフレッシュネス
シダーやサンダルウッドによるウッディが主体的に香る一方、フィグリーフとペッパーリーフの青さがほどよく清涼感を添え、後半にはバニラとムスクが穏やかに甘さを加える。全体的に新鮮さと落ち着きが共存するバランスです。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

謎にせまっていた A.C.の香りが似合うイメージ・人物

謎にせまっていた A.C.をつけている人のイメージ

青空の下で「サイクリングを楽しむOL」

  • 20代後半の女性。週末に自転車で川沿いを走り、自然の風を受けながら景色を満喫。
  • スポーツウェアではなく、ライトなリネンシャツやゆるめパンツを合わせて“街乗り~田舎道”を楽しむスタイル。
  • 香りは“青い葉っぱ”のようなクリーンさが欲しく、長時間走っても重くならないものを選びたい。

    春~初夏の「ガーデンパーティー」を企画する女性

    • 30代前半の女性。知人の庭で軽いドリンクやブランチを振る舞い、花々や緑を楽しむ“カジュアルパーティー”を開催。
    • 大きな麦わら帽子やレースのブラウスなど、ナチュラルなアイテムで季節感を取り入れつつも華やかさを意識。
    • 香りは“グリーンフローラル”系が好きだが、甘すぎないウッディベースで“大人の演出”を加えたいと思っている。

    新緑シーズンに「森の散歩」を楽しむ男性

    • 30代後半の男性。都会に住んでいるが、週末には郊外の森林公園へドライブし、森の中をのんびり散策するのが好き。
    • カーゴパンツやデニムにスニーカーを合わせて、アウトドアと街を両立する実用的な服装。
    • “深いウッディ”も好きだが、空気の清涼感を感じる“青さ”があると森に溶け込みやすいと考え、フィグリーフやペッパーリーフに興味がある。

    日中に「青いカクテル」を出すオシャレカフェで働く女性

    • 20代後半の女性。海やプールをイメージしたノンアルコールカクテルを作るのが得意で、涼しげな色彩を飲み物に落とし込む。
    • 爽やかな服装と、わずかに透け感のあるトップスで“クール×フェミニン”を演出。
    • お客に近づくときに“青緑のイメージ”を香りでも感じさせたいが、最終的には少し甘いウッディも欲しいと思っている。

    オフィスのグリーン計画を立案する「エコ意識」高い男性

    • 30代男性。社内で“緑化プロジェクト”を提案し、デスク周りに植物を配置したり、ラウンジに観葉植物を取り入れる。
    • スーツはシンプルながらベルトや靴にはこだわり、できるだけサステナブル素材を選ぶ。
    • 香りは“グリーンな清潔感”をオフィスでも感じさせたいが、“木質の深み”も欲しいと考えている。

    朝のフリーリーディング会を主催する「図書館職員」の男性

    • 30代男性。図書館で週1回のフリーリーディング会を開き、集まった人々と軽く感想を交換する活動を続けている。
    • 服装はシンプルでダークカラーが多いが、植物モチーフのブックカバーやしおりなど、小物でグリーンや自然要素を取り入れる。
    • 香水は“落ち着いたグリーンウッディ”が図書館の静かな雰囲気に合うと考え、甘すぎない仕上がりを探している。