ドルセーどこか他の場所へ行きたい C.G.

どこか他の場所へ行きたい C.G.
ブランド ドルセー
分類グリーンフローラル
季節日中
調香師 オリヴィア・ジャコベッティ
原産国 フランス
詳細 公式サイト

「Vouloir être ailleurs. C.G.(どこか他の場所へ行きたい C.G.)」は、メゾン ドルセー創業期から続く「Tilleul(菩提樹=リンデン)」の香りを1995年にオリヴィア・ジャコベッティが再構築したグリーンフローラルのフレグランスです。ライムツリーフラワー(リンデンフラワー)の持つ柔らかく甘い“蜜っぽさ”と、レモンツリーリーブスの青々しいフレッシュさが印象的で、さらにアカシアウッドやビーワックスアブソリュート、カットヘイ(干し草)の要素が素朴で穏やかな温かみを与えます。

口コミのなかには、「初夏の日差しの下で摘んだ花々を連想する」「草の上に寝転ぶような“生い茂る野原”のイメージ」「やや乾いたヘイノートが感じられ、ときに“まるで春先の田園へタイムトリップした気分になる”」といった声が多く、どこか懐かしくて安らぎをもたらす香りとして評価されています。リンデン由来の甘さは蜂蜜のようにも感じられますが、べったりしない軽快さがあり、「ノスタルジーと自然の新鮮さが同居する、心をほぐす香り」と言われることもしばしば。

香りの構成

  • トップノート
    • レモンツリーリーブス:柑橘の葉がもたらすグリーンでシャープな立ち上がり。青々しいフレッシュさが気持ちをリフレッシュさせると言われています。
  • ミドルノート
    • ライムツリーフラワー(リンデンフラワー):菩提樹の花特有の、ほんのり花粉や蜂蜜を思わせる優しい甘酸っぱさが中心。口コミでは「摘んだばかりのシロツメクサや初夏の野原」を感じる人もいて、素朴な香りが魅力。
  • ベースノート
    • アカシアウッド、ビーワックスアブソリュート、カットヘイ:ウッディな奥行きと、蜜ろうのほのかなワックス感がやわらかい温もりを加える。干し草(カットヘイ)が自然なニュアンスを広げ、全体を落ち着いたトーンで包み込む。「軽い甘さと穏やかな牧草感で、思春期の甘酸っぱさに似たノスタルジーがある」と評されることも。

おすすめの季節と時間帯

日中

リンデンフラワー由来の優しいフローラル&グリーンな香りは、暖かい季節により心地よく感じられる傾向があります。口コミでも「真夏でも重たくならず、花の自然な甘さを楽しめる」という感想が多めです。シンプルな衣装や軽やかなシーンに合わせやすく、職場やオフタイムにも使いやすい柔らかな香り立ち。夜につけても鼻を刺激するほど濃密にはならず、穏やかにリラックスした空気を運んでくれます。

男性向け、女性向け

男性
女性

淡いフローラル甘さがあるため「女性的」と受け取る向きもありますが、「干し草」や「草の葉」のようなナチュラルなグリーン要素が強く、男女ともに使いやすいユニセックスな雰囲気。甘さの度合いも控えめなので、「ナチュラルテイストな香りを好む男性にも合う」とする口コミもあります。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・グリーン
  • フローラル系・・・フローラル
菩提樹(リンデン)由来のやや甘いフローラル要素と、生き生きとした青みを帯びたグリーン感が融合しています。

補足分類(18の属性からの分類)

  • グリーン
  • フローラル
お花屋さんを連想させるような、青々しいフローラルがメイン。ビーワックスを思わせる淡い甘さがあるが、基本は“生花と牧草”の自然味が強く、重さは感じにくいバランス。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

どこか他の場所へ行きたい C.G.の香りが似合うイメージ・人物

どこか他の場所へ行きたい C.G.をつけている人のイメージ

休日に「草原ピクニック」を楽しむ女性

  • 20代後半。週末にはお弁当を持って草原や広い公園でピクニックし、寝っ転がりながら読書するのが好き。
  • 服装は明るい色のブラウスやシャツワンピなど風通しの良い素材を選び、“初夏の野原”に溶け込みたいと考えている。
  • 香りは“青々しい草”や“採れたての花”を思わせるものが良く、甘さはほどほどがいい。

暖かな春の日に「花柄エプロン」で庭仕事をする女性

  • 30代女性。自宅の庭でハーブや花を育て、土をいじりながら自然と触れ合うのが日常の癒し。
  • 花柄エプロンとナチュラルなサンダルを愛用し、摘んだハーブでハーブティーを作るなどの暮らしを楽しむ。
  • 香りは“わざとらしいフローラル”よりも“素朴な草と花”を感じたいので、リンデンの軽やかな甘さや干し草のニュアンスに惹かれている。

「小さな民宿」を経営する男性オーナー

  • 30代男性。自然豊かな地方で小さな民宿を営み、訪問者に地元の新鮮な野菜や花々を楽しんでもらうスタイル。
  • インテリアは木の温もりを大切にし、控えめな装飾で落ち着いた雰囲気を作っている。
  • 香りは“軽い甘さ”と“青い草のニュアンス”で、ゲストを和ませるようなフレグランスを自らも纏いたいと思っている。

昼下がりにカフェで「文庫本」を読む女性

  • 20代後半。好きな作家の小説を持ち歩き、穏やかな昼下がりにカフェで静かにページをめくる時間が至福。
  • スカーフや小物でナチュラル感を出しつつ、色味は控えめ。
  • 香りは「強くないフローラル+グリーン」が好みで、読書中に集中の邪魔をしない程度の軽い甘さがいいと考えている。

「初夏の田園ウェディング」に参列する男性

  • 30代男性。親戚がカントリーサイドで開くガーデンウェディングに招待され、明るい光と緑の中で過ごす予定。
  • リネンシャツやライトグレーのジャケットなど柔らかい色合いでフォーマルすぎない装いを選ぶ。
  • フローラルが苦手ではないが、甘ったるい香りは嫌厭。ナチュラルかつ幸福感を感じるグリーンフローラルを狙っている。

朝市やマルシェを巡る「自然派カップル」の男性

  • 30代男性。パートナーと一緒に朝市やマルシェを巡り、新鮮野菜やハーブを買い、休みの日は自炊を楽しむスタイル。
  • ナチュラル素材のシャツや、使い込んだスニーカーで“無理のないおしゃれ”を好む。
  • 香りは“自然の花や葉”に近いものを望み、重さや甘さ控えめで、少し“牧草”っぽさがあると面白そうだと考えている。

夕暮れ前に「森の遊歩道」をジョギングする女性

  • 30代前半。健康維持のため、夕暮れ時に近所の森の遊歩道をジョギングし、樹々や草花の香りに包まれながら走る。
  • スポーティなウェアだが、自然との調和を意識して派手すぎないデザインを選ぶ。
  • 「軽やかな青みとほのかな甘み」が運動時でも強く鼻を刺激しないため、グリーンフローラル系に興味津々。