フエギア 1833クエントス デ ラ セルバ

「Cuentos de la Selva(クエントス デ ラ セルバ)」は、フエギア 1833の「Literatura(リテラトゥーラ)」コレクションから2016年に登場した、フルーツ(桃・ベルガモット)とグルマン要素を組み合わせたフレグランス。アマゾンのジャングルや子供のころの無垢な世界観を着想源としながらも、実際には甘酸っぱい果実ややわらかなハーブ感に包まれた明るく軽快な香りに仕上がっています。
トップでは桃のジューシーさとベルガモットのほろ苦さが弾け、やがてメリッサ由来の柔らかなレモン風味やベンゾインのほっとする甘さがあわさることで、レモンメレンゲやフルーツ入りの練乳アイスを連想させるとも言われる親しみやすいスイート感が生まれます。子供の頃の冒険心や夢物語を思い起こすような、無邪気さと落ち着きを同時に内包している香りです。
香りの構成
- トニックノート
- ピーチ(桃):かじった瞬間に果汁があふれるような、甘くやさしい印象を与えるフルーツノート。クリーミーに感じられることもあり、明るくハッピーな雰囲気を作り出します。
- ドミナントノート
- ベルガモット:ピーチの甘さを引き締める爽快なシトラスノート。ほんのり苦味を伴うため、やや大人びたフルーティさをもたらします。
- サブドミナント
- ベンゾイン:バニラやキャラメルを連想させる樹脂の甘みと、ささやかなパウダリー感で締めくくります。肌なじみが良く、土っぽさや乳っぽい柔らかさを感じる人もいるため、「お菓子のようでいて森っぽい不思議な余韻」を演出します。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
ピーチの甘さとベンゾインの穏やかなグルマン感により、フルーティで親しみやすい華やかさが際立ちます。シトラスやハーブ感を持つため、甘い香りが好きな男性なら使いやすい一面も。重たくなくカジュアルにまとえるので、ユニセックス寄りと捉えることも可能です。
クエントス デ ラ セルバの香りが似合うイメージ・人物

森の中にある小さなアトリエで「イラスト制作」をする女性
- 20代後半。森林近くの静かな環境を好み、休日にはアトリエでイラストや絵本の制作を行う。
- 柔らかいパステルカラーの服装が多く、しばしば森を散策してはスケッチをしたり植物の写真を撮ったりする。
- “甘い匂い”を取り入れつつも、草花らしい自然な爽快感がほしいと考え、フルーティ&ハーブを探している。
夕暮れの街で週末「パフェ巡り」を楽しむOL
- 20代後半の女性。平日はオフィスワークで忙しいが、週末にはお気に入りのパフェやパンケーキなどのスイーツ店をめぐるのが楽しみ。
- スーツ姿から私服へ着替える際に、フルーティでやさしい香りでリフレッシュし、甘い気分を盛り上げたい。
- 甘すぎる香りが苦手な周囲にも配慮したいので、爽やかなフルーツノートがあると助かる。
南米の民話を題材にした「絵本作家」
- 30代男性。独自の絵本シリーズで“ラテンアメリカの神秘的な森や動物”をモチーフにしている。
- 作品にはグラデーションの美しい色彩を用い、ストーリーには子ども心をくすぐる果物や甘いおやつの要素が登場。
- 香水は“物語の世界”に通じるような“ちょっとお菓子風”の甘さをもつフルーツ系で、男女問わず親しみやすいものが良いと考えている。
春夏のリゾートホテルで働く「ウェディングプランナー」
- 30代前半の女性。海やプールが見える開放的なリゾートホテルで挙式やパーティーをサポートし、花嫁・花婿の希望を叶えるのが使命。
- フローラルをベースに、ゲストに好印象を与える清涼感ある香りを纏い、“ホスピタリティ”に相応しいプロ感を演出したい。
- 色彩豊かなロビーやプールサイドでも程よく目立つ、スイートな雰囲気を匂いで補いたい考え。
童話をモチーフにした「フラワーデザイナー」の女性
- 20代後半。花束や花の装飾を“童話の世界観”に合わせてデザインし、個人オーダーなどを受ける。
- 作業場は可愛いプリザーブドフラワーやリボン、キャンドルで彩られ、ファンシーかつストーリー性を重視するスタイル。
- 香りは“おとぎ話”のように甘く優しいものが好みながら、フレッシュな面もあって飽きないと嬉しい。
アニメや漫画で“果物モチーフ”キャラを描く「イラストレーター」
- 20代後半の女性。果物を擬人化したキャラクターや、フルーツを生かしたファンタジー世界観のイラストをSNSに投稿して人気を集める。
- 差し色にピンクやイエローを多用し、ポップで楽しい世界観を創作。
- 香りも“カラフル&甘いフルーティ”が好きで、香水ボトルのデザインや液色にも惹かれるタイプ。
フルーツとハーブ由来の軽やかな香りは、春夏の明るい日差しによく合い、思わず外で深呼吸したくなるような空気感をまといます。甘すぎず爽やかなため、オフィスや普段使いにも向いており、人に好印象を与えやすいのが特長。秋冬でも、暖かい室内や日中ならベンゾインの甘みが心地よく香ってくれます。