ディプティックオーローズ

オーローズ
ブランド ディプティック(DIPTYQUE)
分類グリーンフローラル
季節日中
調香師 ファブリス・ペルグラン
原産国 フランス
詳細 公式サイト
人気の香りを分析するInstagram(@semiperfumer)も始めました

「オー ローズ (Eau Rose)」オード パルファンは、ダマスクローズとセンティフォリアローズのふくよかな花香を軸に、ライチ由来の柔らかな甘みと、ほんのりとした緑のニュアンスを加えた軽やかなローズ フレグランスです。

口コミでは「まるで花びらから直接香りを抽出したかのようにリアルなローズ」「ほんのり甘く、日常使いにちょうどいい」といった声がある反面、「あまりにもローズウォーターらしく単調」「いっそローズのアロマウォーターでも同じかもしれない」との批判も聞かれます。カモミールやアーティチョークの“意外なベジタブル感”が特徴といわれる一方で、「自分の肌ではほとんどわからない」という意見や、「ややパウダリーに移行して最終的にソープのような清潔感が残る」という使用者もいます。

全体的には、生花のような瑞々しいローズを求める方から高く支持され、「シンプルながら飽きない」「コーデを選ばず出番が多い」などの日常使いを挙げるコメントが多数。一方で、「価格の割にパフォーマンスが弱い」「あまりの軽さが物足りない」という指摘も目立つため、こまめな付け足し(リタッチ)や、ほかの香りとのレイヤリングを楽しむ方が多いようです。

香りの構成

  • トップノート
    • ダマスクローズ, センティフォリアローズ:序盤からみずみずしいローズが咲き誇り、柔らかな華麗さで始まります。口コミの中には「まるで朝露をまとったバラのブーケ」「甘さは控えめで、リアルなローズそのもの」と評される声があり、一方で「開幕以降、やや単調に感じる」という意見も見られます。
  • ミドルノート
    • ライチ, カモミール:ほんのり甘酸っぱいライチが可憐さを加え、わずかに漂う緑の苦みがローズの甘さを抑えてさっぱりとまとめます。ユーザーからは「フレッシュなフルーティ感が嬉しい」「香りが自然にほどけていく感覚が心地よい」という好評がある一方、「想像ほど“青さ”を感じなかった」「ライチがあまり出ず、ただのローズ感に終始した」との声も存在します。
  • ラストノート
    • アーティチョーク, ムスキーアコード:苦みのある植物的なエッセンスがブーケ全体に奥行きを与え、柔らかなムスクがふわりと包みます。愛用者からは「石鹸のように清らかに香り残る」「持続力は弱めだが、だからこそ嫌味なく使える」と好評ですが、「すぐ飛んでしまい、香水としては物足りない」という辛口意見も見受けられます。

おすすめの季節と時間帯

日中

ピュアなローズは春から夏の朝~日中にかけて特に好印象を与え、「リネンシャツやワンピースとも合う軽やかさがある」との口コミも多く寄せられています。また、「秋の穏やかな気候に合わせても優しい香り方をする」という評価もあり、幅広い季節で活躍が期待できます。やや拡散力は控えめですので、オフィスや人混みの中でもなじみやすい一本と言えるでしょう。

男性向け、女性向け

男性
女性

柔らかく自然なローズがメインのため、フェミニンな雰囲気を求める女性から特に人気ですが、「誰にでも好かれそうなピュアなフローラルを男性が身に纏うのも新鮮」との意見もあり、ユニセックスな使い方を楽しむ層も一定数います。ただし、多くのレビューで「甘めのバラ」という指摘があるため、最初からキリッとした香りを求める方には合わないかもしれません。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・グリーン
  • フローラル系・・・フローラル
ダマスク&センティフォリアローズのピュアな花香を主体に、ライチなどのフルーティな甘酸っぱさや、かすかなベジタブル感が追加され、軽やかながらも透明感あるフローラルを完成させています。

補足分類(18の属性からの分類)

  • グリーン
  • フルーティ
  • フローラル
ダマスクローズとセンティフォリアローズが主役のフローラルを形成(フローラル),ライチやごく僅かなベジタブルアコードがみずみずしさを高め(フルーティ,グリーン),全体としてやさしく淡い甘さの“ニューフレッシュネス”を演出。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

オーローズの香りが似合うイメージ・人物

オーローズをつけている人のイメージ

朝の陽射しとともに通学する「大学生の女性」

  • 20代前半。文学部に通う大学生で、朝が早い講義にもバイクや自転車で爽やかに登校。
  • 白やパステルカラーのブラウスにデニムを合わせた、甘くなりすぎないカジュアルスタイル。
  • ノートPCとお気に入りの小説をバッグに忍ばせ、「軽くてしなやかな」ものが好き。

週末にガーデンパーティを開く「ホストファミリー」

  • 40代の夫婦とその家族。自宅の庭で季節の花々を楽しみながらパーティを開くのが恒例行事。
  • 明るい笑顔でゲストを迎え、自家製ハーブや野菜を使った料理を振る舞う。
  • ナチュラルカラーのテーブルクロスや淡い色のワンピースが映えるパーティスタイル。

ヨガスタジオで働く「インストラクター」

  • 30代の女性。朝から夜までレッスンをこなしつつ、自身もヨガを楽しむヘルシーなライフスタイル。
  • シンプルなレギンスとトップスで体を動かし、終わったあとのハーブティータイムを日課に。
  • 強い香りは苦手だが、穏やかなフローラルは気分が上がると感じている。

ドレッシーな装いでショッピングを楽しむ「都会派OL」

  • 20代後半の女性。休日は少しドレッシーなワンピースを着て、友人とショッピングモールを巡る。
  • ピンクやベージュなど肌なじみの良いカラーを好み、メイクも血色感重視のふんわり系。
  • でも甘すぎるのは苦手で、上品さとフレッシュさを両立するスタイルを目指す。

美容系インフルエンサーとして活動する「SNSクリエイター」

  • 20代半ば。スキンケアやメイクの最新トレンドを発信するSNSクリエイター。
  • 動画撮影用の明るい部屋で、コスメのテクスチャーや香りを丁寧にレビュー。
  • “環境にも配慮したブランド”や“ユニークな香料”へのアンテナが高い。

週末に花市場を巡る「アマチュア写真家」

  • 30代の男性。仕事の傍ら、週末には花市場や植物園で写真を撮り歩くのが趣味。
  • 言葉数は少ないが、SNSには自分なりの視点で切り取った“花と街の景色”をアップしている。
  • フレグランスは普段あまり使わないが、「軽く爽やかなローズなら試してみたい」と思い立つ。