ルイ・ヴィトンメテオール オードゥ パルファン

「MÉTÉORE(メテオール) オードゥ パルファン」は、ルイ・ヴィトンのインハウス・マスター・パフューマー、ジャック・キャヴァリエ=ベルトリュードが“光とパワー”をテーマに生き生きとしたエネルギーを注ぎ込んだ、活気ある柑橘とスパイス、ウッディな深みを絶妙にブレンドした一品です。全体としては「洗練されたシャワージェル風」「高級ホテルのタオルのようなクリーンさ」といった印象をもつ方が多い一方で、質感のなかに“メタリック”や“わずかな苦み”を感じるという声もあります。
評価には個人差がありますが、清潔感のなかに程よい刺激を感じさせる、ルイ・ヴィトンらしい“上質なフレッシュ系”として多くの方から支持を受けています。
香りの構成
- トップノート
- イタリア産マンダリン、ベルガモット、チュニジア産ネロリ:みずみずしい柑橘が弾けるように広がり、立ち上がりは非常に爽快です。ネロリのフローラル感はごく軽やかで、「まるでリゾートのスパにいるかのよう」という評価もあります。一方で、なかには「最初にややメタリックな匂いを感じる」「ソープのように香る」という方もいらっしゃいます。
- ミドルノート
- ブラックペッパー、ピンクペッパー、花椒:3種のペッパーがスパイシーな刺激を付与し、柑橘の清涼感とあいまって「シャープかつエネルギッシュ」「まるで夏の夜の海辺を盛り上げるアクセント」などと評されることもあります。反面、肌質や気温によっては「辛味が強く感じすぎる」という方もおり、個人差が出やすい部分です。
- ラストノート
- ベチバー:大地のようなウッディ感や、わずかにアンバー系を想起させる温かみをもたらし、香り全体を落ち着きへ導きます。柑橘とスパイスの爽快さが持続したまま、最後はクリーンな余韻に包まれるという意見が目立ちますが、「乾くにつれて少し酸っぱく感じる」「服や肌との相性で、ほのかな焼けたゴムのような香りが立ち上がる場合がある」など、着ける人や環境によって印象が変化しやすい面も見られます。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
ペッパーとベチバーの力強さ、さらに全体に漂うシャープなニュアンスから、ややマスキュリン(男性的)に振れている印象が強いです。ただし、ネロリや柑橘の軽快な甘み・フローラル感を「すっきりとした中にも優しさを感じる」と捉える女性も少なくなく、「ユニセックスに使える」「夫婦やカップルでシェアしている」という方もいらっしゃいます。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- ウッディ系・・・ウッド
- フレッシュ系・・・シトラス
マンダリンやベルガモットの爽快な立ち上がりが主体。ジャワ産ベチバーが香りの後半をしっかり下支えし、土っぽい深みを添えます。
補足分類(18の属性からの分類)
- ウッディ
- シトラス
- スパイシー
柑橘が香りの第一印象を大きく左右する(シトラス)。ブラックペッパー、ピンクペッパー、花椒による刺激的な辛味が特徴的(スパイシー)。ベチバーが存在感を持ち、香りをシャープかつ落ち着きのある印象へ導く(ウッディ)。※ネロリ由来の軽やかなフローラル感もあるが、シトラス&ウッディ&スパイスがメイン。
持続時間
オードパルファム
- 香料の濃度・・・約8~15%
- 持続時間・・・約5~6時間
メテオール オードゥ パルファンの香りが似合うイメージ・人物

週末マリンスポーツを楽しむ「シティサーファー」
- 30代男性。都心のオフィスで働き、週末は早朝から海へ向かい、サーフィンやSUPを嗜む。
- メリハリのある生活を好み、通勤時もスーツ姿にスポーツテイストのアイテムを混ぜるなど、カジュアルダウンさせるセンスを持つ。
- 香りは「汗をかいても爽やかさが持続」し、職場でも香害にならないクリーンさを重視。
プール付きのルーフトップバーで「DJタイム」を演出する若手クリエイター
- 20代半ばの男性。音楽プロデュースやDJ活動など、“盛り上がる夜イベント”を中心に活動。
- ルーフトップバーでレコードを回しつつ、ゲストと一緒にパーティを楽しむ。
- ファッションはスポーティーとストリート要素を融合し、明るく清潔感のある香りを纏うのが好み。
クリーンイメージを大切にする「ハイブランドの若手広報担当」
- 30代前半の女性。ラグジュアリーブランドのPRとして、メディア対応やイベント運営に奔走。
- 常に人前に立ち、ブランドイメージに恥じない洗練された装いと振る舞いを求められる。
- 香りは“クリーンさ”を第一に考えつつも、どこかエッジのある演出を好む。
夏の夕暮れにテラスで仕事をする「リモートワーカー」
- 20代後半の男性。自宅ベランダやカフェのテラスでPCを開き、自由なスタイルで業務をこなす。
- コーヒーではなくフレッシュジュースや炭酸水などを好み、仕事の合間に軽くストレッチをするようなヘルシー志向。
- 香りは“さっぱり×爽快”を好むが、どこか深みも欲しいというこだわりを持つ。
社内をフットワーク軽く動く「営業チームリーダー」
- 30代前半の男女。社内の会議やクライアント先訪問など、一日の移動が多いため軽快さを重視。
- スーツにスニーカーを合わせる、またはジャケパンスタイルなど、時短と動きやすさを両立。
- 香りはオフィスでも“好印象”を与えながら、日中アクティブに動いても清潔感が失われないものを求める。
暑い季節に街を闊歩する「サマードレス愛好家」
- 20代後半~30代女性。ワンピースやサマードレスが多く、洗いざらしのリネンやコットンを着こなしながら街歩きを楽しむ。
- 香水は普段カジュアルにつけるが、夏は“すぐ汗ばむので爽やかさが大事”と考え、選びがち。
- ピンクペッパーなどのスパイシーノートも好きで、“フェミニン×シャープ”を両立したい。
爽やかで刺激的な柑橘&スパイスは、春夏の日中に最もよく映えます。一方で、「意外にも秋口に使うとベチバーの深みが引き立つ」という意見もあり、オールシーズン使いやすい万能さを備えているとも言えます。暑い季節にはみずみずしさが、気温が落ち着いた時期にはスパイシー&ウッディ要素が活きるため、日中から夜まで幅広い場面で活躍可能です。特にビジネスやデイリーシーンには「清潔感が強く好印象を与えられる」と好まれる声が多く、カジュアルな夏のパーティーやアウトドアでも「清涼感とスパイシーさが目立って◎」という評価もあります。