ラルチザン パフュームプルミエ フィグエ オードトワレ

ブランド | ラルチザン パフューム |
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分類 | ウッドグリーンフルーティ |
季節 | 春夏 |
原産国 | フランス |
詳細 | 公式サイト |
「プルミエ フィグエ オードトワレ」は、イチジクを主役に据えた革新的なフレグランスとして1994年に誕生しました。南仏の夏の日差しのもと、イチジクの葉や果実、さらにアーモンドやココナッツを思わせる要素が折り重なり、晴れ渡った地中海の空気感をイメージさせる香りです。青々しい“グリーン感”とクリーミーな甘みのコントラストが魅力で、特に“イチジクの葉の青さ”がリアルに再現されている点が、他のフィグ系香水にはないユニークさとして高く評価されています。
しかし、口コミには「最初の青臭さが少し強い」「肌にのせると甘みが勝ってもったり感じる」など、人によって香りの印象が変わりやすい点も指摘されています。「青さを期待していたら意外と甘く、ココナッツ寄りに香った」「むしろ葉っぱの青さばかり強調されて実の甘さを感じにくかった」という声もあるため、試す際には自身の体温やつける量を調整すると良いでしょう。
香りの構成
- トップノート
- カルバナム:グリーンでシャープな“草感”を与える香料。イチジクの葉とも相まって「青々しさの強い」立ち上がりを作り出し、最初に「青いイチジクの樹」をイメージさせる。
- イチジクの葉:葉をちぎったときに感じる、ほろ苦い青みと太陽を浴びた木の温もりが同居する香り。いわゆる「青くてフレッシュなイチジク感」を冒頭で際立たせるポイント。
- ミドルノート
- アーモンドミルク:ほんのりとした甘くソフトなミルキー感を加える。口コミでは「桃やピーチに感じた」「粉っぽさのある柔らかさ」などと表現されることも多く、フルーティな甘酸っぱさを穏やかに包み込む役割。
- ドライフルーツ、イチジクの実:果実の熟した甘さが際立ち、しっとりとしたイチジク特有の豊かな甘酸っぱさが広がる。青っぽい部分が落ち着きはじめ、クリーミーな甘みへ移行する過程を楽しめる。
- ラストノート
- ココナッツミルク:アーモンドミルクのまろやかさをさらに際立たせる要素で、甘さを持続させつつ、ややトロピカルな趣もプラス。「甘ったるい」と感じる人がいる一方、「最後まで柔らかいまろやかさ」と絶賛する人も。
- サンダルウッド:ウッディで落ち着いたムードをもたらし、全体の香りを締めくくる。イチジクの実やココナッツミルクの甘さと溶け合い、肌に自然に溶け込むような残り香を演出する。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
「イチジク」と聞くと甘いフルーティを連想しがちですが、青々しさとウッディな基調があるため男女問わず愛用者が多い香水です。青っぽいトップを好む男性もいれば、ココナッツの柔らかな甘さを「フェミニン」と感じる方も。口コミでは「汗ばむ季節に1プッシュだけ」「ナチュラルな清潔感を出したい男性にも合う」といった実例が挙げられています。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- ウッディ系・・・ウッド
- フレッシュ系・・・グリーン、フルーティ
イチジクの葉やカルバナムの生き生きとした青さと、果実・ココナッツミルクの自然な甘さの融合サンダルウッドのウッディ感。※「フレッシュグリーン ウッディ フルーティ」と公式で示されている通り、複数の要素が合わさる。
補足分類(18の属性からの分類)
- ウッディ
- グリーン
- フルーティ
イチジクの実やドライフルーツのニュアンスが顕著。イチジクの葉やカルバナムがもたらす青々しさ。サンダルウッドが後半を支え、木陰を思わせる雰囲気を形成。わずかにグルマンにも近い印象を与えますが、主軸は上記3要素。
持続時間
オードトワレ
- 香料の濃度・・・約5~8%
- 持続時間・・・約3~4時間
プルミエ フィグエ オードトワレの香りが似合うイメージ・人物

地中海リゾートで日焼け止めを塗る若き旅行者
- 南欧の海辺に佇む小さなホテルに滞在し、朝の光を浴びながらテラスでオレンジジュースを飲むのが日課。
- 日中はビーチで本を読んだり、散歩しながらオリーブ畑を見て回ったり、のんびりと過ごす。
- ラフなサマードレスでも、さりげなく上質な香りを纏い、海風と混じる自然な青い香りを楽しむ。
週末の朝市を散策するオーガニック派の女性
- 地元のファーマーズマーケットで新鮮な野菜やフルーツを選びながら、青い香草や熟れた果実の匂いを満喫する。
- カゴバッグを片手に、シンプルだけれど上質な自然素材の服を着こなし、周囲からは“ナチュラルで洗練された人”と評される。
- 自宅にはハーブや小さな果樹を育てるスペースがあり、イチジクの苗木も大事にしている。
風通しの良い書斎で執筆する作家
- 大きな窓から差し込む日差しを感じながら、机に向かい物語を書くことが日課。
- 近くには植物や花を欠かさず飾っており、時折、イチジクの葉に似たグリーンな香りを吸い込んで頭をリフレッシュ。
- 習慣の一環として、昼休憩に甘いミルクティーを楽しみながらクリーム系の香りにも親しむ。
屋上で観葉植物を育てる都会のOL
- ビル群が立ち並ぶ都会に住みながら、マンションの屋上スペースで緑を楽しむ。
- 朝晩の水やりが日課で、週末には自然を求めて郊外へちょっとした小旅行にも出かける。
- ブレイクタイムには、イチジクやベリーを使ったスムージーを飲みながら、青空を見上げて心をリセット。
甘さと青さのコントラストを楽しめる、暖かい季節に向いた香りです。口コミでは「青いトップが昼間の太陽によく映える」という声がある一方、「夏に甘みが強く出る」「夜に控えめに纏うと爽やかに感じる」など、使い方で印象が変わりやすいのも特徴。春先〜初夏や、少し涼しくなった秋口にも面白く楽しめます。