ラルチザン パフュームヴェネナム オードパルファム

ヴェネナム オードパルファム
ブランド ラルチザン パフューム
分類ウッディアンバーソフトアンバー
季節
原産国 フランス
詳細 公式サイト

甘くミルキーなマサラチャイのスパイス感と、炊き立てのライスがもたらすほのかな香ばしさ。そこにサンダルウッドのまろやかなウッディが絡む、“ウッディ スパイシー”の特異なフレグランスとして注目を集めています。名前の「Venenum(毒)」が示すとおり、危うさとぬくもりが同居する「中毒性のある香り」と語られる声が多く、実際に「スパイスカレーやクラフトコーラを思わせる」という口コミがある一方、「ココナッツカレーやパンのような香ばしさを感じる」といった意見も見受けられます。まさに強い個性と多彩な連想を呼び起こす香りです。

香りの構成

  1. マサラ チャイ ティー(Masala Chai Tea):一度吹き付けると、インドのスパイスが効いた「マサラチャイ」を思わせる、ピリッと刺激的な香りがまず現れます。カルダモンやシナモン、ジンジャーなどのスパイスが入り混じり、一部の方は「スパイスカレーのようだ」と感じたり、あるいは「クラフトコーラを連想する軽やかな炭酸っぽさがある」と表現しています。香りの出だしはかなり個性的な香辛料感が強く、好みが分かれやすいとポイントです。
  2. ライス(Rice):ミルキーでやさしい甘さをもつライスの香りが徐々に顔を出し、前半のスパイシーさにまろみを加えます。口コミでは「ほんのりと炊き立ての白米やリゾットの蒸気のよう」「どこかパンやココナッツミルクを思わせる」との声が散見され、穀物系の落ち着きによってスパイスとの対比が際立つという意見もありました。人によってはミルクティーの甘さをしっかりと感じる一方、肌質によっては「ミルク感がほとんど出ず、スパイスが強いまま」というケースもあるようです。
  3. サンダルウッド(Sandalwood):最終的に深いウッディ感が全体を包み込み、チャイの甘さやスパイスをしっとり落ち着かせます。サンダルウッド特有のクリーミーで落ち着いたぬくもりが残り、「思わず何度も嗅ぎたくなるリラックス感」を覚えると指摘する声も。スパイスの刺激は続きつつも、全体が優しい木の香りに収束していき、「危うさと温かさの狭間にいるようでクセになる」と評する方も。

おすすめの季節と時間帯

日中

チャイや甘いミルク、スパイスの温もりが感じられるため、寒い時期に心地よくフィットするという声が多数。「秋冬の夜に纏うと心まで温まる」「寝香水にしてリラックスする」といった口コミが多く見受けられます。一方で、汗ばむ季節にあえて甘辛いスパイスを楽しむという方もいて、「夏の夜にちょっと強めの個性を出すのもアリ」とする意見もありますが、やはり秋~冬の夜を中心に使う方が多いようです。

男性向け、女性向け

男性
女性

ウッディやスパイスは男性に好まれやすいものの、「ミルキーな甘さや穀物感がやや女性的」との指摘もあり、口コミでは「普段はユニセックス寄りの香りを選ぶ人が好きそう」「オリエンタル系の甘さが得意なら男女問わず使える」といった声が見られます。結果としては、女性の愛用者がやや多い反面、スパイシーな個性を重視する男性にも支持されるバランスと言えそうです。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • アンバー系・・・ウッディアンバー、ソフトアンバー
ライス由来のまろやかな甘みとチャイのスパイシーさがアンバー調の温かみに通じ、サンダルウッドのウッディ感が骨格を支えています。

補足分類(18の属性からの分類)

  • ウッディ
  • グルマン
  • スパイシー
サンダルウッド主体の温かい木の香り(ウッディ)。チャイティー由来の刺激的なスパイス感(スパイシー)。ライスのミルキーな甘さが食べものを連想させる要素として捉えられる(グルマン)。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

ヴェネナム オードパルファムの香りが似合うイメージ・人物

ヴェネナム オードパルファムをつけている人のイメージ

夜の図書館で茶を淹れる“隠遁の学者”

  • 古い図書館で一人ひっそりと研究を続ける、夜型の学者。
  • 集中力を高めるため、マサラチャイを自作し、深夜のしんとした空気の中で香りを楽しむのが習慣。
  • 静かで無口だが、ときどき意外な情熱を見せ、目にした者は一種の“危うさ”を感じる。

オリエンタルな茶房を営む“旅人のホスト”

  • 異国情緒漂う街角で、カラフルなランプや絨毯を配した小さな茶房を切り盛り。
  • 世界各地のスパイスを独自にブレンドし、お客に合わせてチャイをアレンジするのが得意。
  • にこやかな笑顔の裏には飄々としたミステリアスな空気があり、常連客はその香りと個性に惹かれる。

山奥の温泉宿で湯を沸かす“女将”

  • 人里離れた山の温泉宿を女手一つで切り盛りしており、静かな夜に独り酒やお茶をたしなむ。
  • 出される料理はスパイスや穀物を工夫し、温もりのあるオリジナルメニューが評判。
  • 常連客からは「落ち着く笑顔だけど油断できない迫力もある」と言われ、奥深い安心感と危うさを同時に醸し出す。