ラルチザン パフュームミュール エ ムスク オードトワレ
| ブランド | ラルチザン パフューム |
|---|---|
| 分類 | フルーティ |
| 季節 | 春夏日中 |
| 原産国 | フランス |
| 詳細 | 公式サイト |
「ミュール エ ムスク」は、ブラックベリー（黒イチゴ）の甘酸っぱさとムスクの柔らかい温もりを組み合わせた、ラルチザン パフュームの代表作のひとつ。1978年の誕生以来、世界的ベストセラーとして長く愛され続けています。近年はEUの香料規制などもあり、オリジナル調香とはやや異なる香りにリニューアルされていると言われますが、それでも“フルーティー＆ムスキー”な印象と、軽やかな清潔感を併せ持つ点が魅力です。
一方、ユーザー口コミでは「思っていたよりベリー感が薄い」「優しい石鹸のようなムスクがメイン」という声が多く、甘すぎない“ベリーソープ”をイメージするとよいかもしれません。ただし肌質や体温によっては「ふわりとベリーが香る瞬間がある」と感じる人も。爽やかに始まり、ややパウダリーなムスクが広がる、品のある“イノセントな空気感”が特徴的な香りと評されます。
香りの構成
- ブラックベリー（Mûre）：名前のとおり“黒イチゴ”を想起する果実。甘酸っぱさが香りの中心を支えるはずが、「実際にはあまり感じない」という意見も多いです。特に 現行のEDT では、あくまでほのかに隠れたフルーティーさとして感じられる程度という口コミが散見されます。
- みずみずしいグリーンノート：レモンやオレンジ、バジル、ラベンダーなどのシトラス＆グリーン要素を加え、重たさを抑えていると考えられます。トップで「すっきり爽快」「時にスパイシー」と感じるという声も。「男性の整髪料や育毛剤のよう」と表現する人もいるように、この最初の青さや苦みを薬品的と感じる場合があります。
- ホワイトムスク（Musque Blanc）：香り全体を包む柔らかな甘さと“肌っぽさ”を演出。トップ～ミドルで感じるグリーン感・仄かなフルーティーさを支え、後半からはソープを思わせる清潔感をもたらします。口コミでは「最初の鋭さが引いたあとのパウダリー感」「石鹸風の香り」が好評。
- 推測ウッディ or パチュリ要素（推測）：口コミからは「少しウッディ」「土っぽい要素」を感じるとの意見もあるため、渋みを演出するパチュリやオークモスが微量に調合されている可能性が高いです（旧版には表記あり）。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
ブラックベリー×ムスクは一般的にはフェミニン寄りと捉えられがち。ただし現行品は甘さが控えめで、トップのシトラス＆グリーン要素が意外と“メンズ寄りの清潔感”を思わせます。そのためユニセックス派の人なら問題なく使えるとの口コミもありますが、やはり女性愛用者が多い印象です。
属性
フレグランスホイールとは？分類
- フレッシュ系・・・フルーティ
古くからある「Mûre et Musc」のパッケージや紹介では「フルーティームスキー」という表現が多く、「ブラックベリー×ムスク」が主役の構成。後半に石鹸のような香りを伴うことから、ソフトフローラルと感じる人もいます。
補足分類（18の属性からの分類）
- フルーティ
- ムスキー
ベリー系とはいえ甘酸っぱさは控えめ。ムスクの清潔さが前面に出て、“果実感＋ソープ”のイメージで落ち着く印象。グリーンはごく控えめ。
持続時間
オードトワレ
- 香料の濃度・・・約5～8％
- 持続時間・・・約3～4時間
ミュール エ ムスク オードトワレの香りが似合うイメージ・人物
早朝の花市で働く“微笑み上手な新人スタッフ”
- 朝が苦手なはずなのに、花市のバイトを始めてからは春先の冷たい空気とともに生き生きと出勤するように。
- まだ品数が少ない時間帯に、お客さんに笑顔で「今日のおすすめ」をさりげなく勧める。
- 無邪気な面もあるが、時々「花の香りに混じるベリーの甘さ」にふと癒され、内面には穏やかな安らぎを抱いている。
街角の古本屋で働く“落ち着いた青年”
- いつもシャツにシンプルなパンツスタイルで、清潔感のある装いが印象的。
- 古本屋のカウンター越しに客を迎えながら、埃っぽさを消すために店内を小まめに掃除し、爽やかで石鹸のような香りをキープしている。
- 恋愛には奥手だが、穏やかな話し方と“さりげない優しさ”が常連客から好印象を得ている。
レトロな雑貨屋を営む“姉御肌の女性オーナー”
- 小柄だが朗らかで、お客が来ると満面の笑みで迎え入れ、ちょっとしたジョークで和ませる。
- 過剰な装飾はしないけれど、さりげない甘さと親しみやすさがあり、「何だか落ち着く空気」が常に漂っている。
- 店内には可愛い小物やレトロなおもちゃが並び、ほのかにベリーを連想させるフルーティなディフューザーを置くなど、独自のセンスが光る。
草原ピクニックを楽しむ“大学生カップル”
- ふだんは図書館で静かに過ごすタイプだが、週末に誘い合って郊外の草原にドライブに出かける。
- ピクニックシートの上でサンドイッチを食べながら、本を読んだり、お互いの話をじっくり聴いたりしてのんびり過ごす。
- ベリーの果実やジュースを用意しており、甘酸っぱい香りを共有しつつ、2人の時間を満喫。
春～初秋は果実の爽やかさが生きる。秋冬にも使えるが、やや爽やかに感じられるため、暖かい室内で自然に香らせる人も多い。日中は軽やかさが活きる。多くの方が「肌に近い香り立ち」「ふわりと甘く広がるのでシーンを選びにくい」とコメント。寝香水として使う人もいるほど、ナチュラルで“安心感”を与える側面もあります。