ラルチザン パフュームアビサエ オードパルファム

アビサエ オードパルファム
ブランド ラルチザン パフューム
分類アロマティックウッド
季節日中
原産国 フランス
詳細 公式サイト

「アビサエ(Abyssae)」は、ブランドが謳うとおり「アロマティック ウッディ」な香調を持ち、トップではユーカリの清涼感が香り立ち、やがてやわらかなローズが花開き、ラストにはカシュメランのウッディ&ムスキーな温かさへと移ろいます。そのコンセプトは、“深海や深い森”の静寂・安らぎ。ユーザーからは「青く沈んでいくような深海のイメージ」「深みがありつつも清潔感がある」という声が多く寄せられ、清涼感と落ち着きが見事に両立した一作といえるでしょう。

アビサエの現物
アビサエの箱

香りの構成

※ラルチザン パフュームは香りのピラミッドを公表していないので、口コミや調香理論に基づいた推測を含みます。

  1. トップノート
    • ユーカリのハーバルな清涼感:噴霧直後はユーカリ由来のすっきりとしたグリーン感が先行し、わずかに柑橘に似た苦みや爽快さを帯びます。「ミントのように鼻をスーッと抜ける」「ハーバルで薬草っぽい」という意見、そこに「深海感」をすぐに感じる方も。「首まわりにつけると強く香りすぎて酔いやすい」という口コミもあります。その場合、腰や足元など距離のある場所につけると◎。
  2. ミドルノート
    • ローズのやさしい花開き:時間がたつとローズのごく軽い甘みが現れ、ユーカリのハーバルさをほどよくマイルドにまとめます。ただし「ローズがわからない」「ほとんどユーカリが主役」という声もあれば、「透明感のある水っぽいローズが印象的」といった意見も。肌質や気候、つける量などでローズの感じ方が大きく異なるようです。「海のような塩気や潮風を想起する」というコメントもあり、ローズがマリンノートに見える方もいれば、「甘さが強めで苦手」という意見も少数ながら存在します。
  3. ラストノート
    • カシュメランのウッディ&ムスキー:最終的には、カシュメラン(別名ブロンドウッド)による柔らかいウッディ&ムスキーな余韻が包み込み、「ほっとする温もり」や「神秘的な安息感」をもたらします。なかには「少しバニラのような甘い肌ざわり」「シーソルトのような海の気配」を感じる方も。一方で「フルーティでもマリンノートでもなく、ウッディというか薬草系の雰囲気で落ち着く」といったコメントも多く、甘いけど重すぎない、爽やかだけど冷たいだけでもないという声が目立ちます。

おすすめの季節と時間帯

日中

ユーカリの清涼感や、ローズのやさしさが暖かい季節に心地よい。もちろん秋冬でも楽しめるが、軽やかで涼しげなイメージが強い(冷たい空気の中でユーカリが研ぎ澄まされる、あるいはラストのカシュメランが暖かみを演出する、という視点で「むしろ秋冬向き」と感じる方も)。仕事シーンや休日にも使いやすいという意見が優勢。爽やかながらも主張が激しくないので、オフィスでも邪魔しにくい。

男性向け、女性向け

男性
女性

ローズのフローラル要素は感じられるものの、ユーカリのハーブ感&カシュメランのウッディ感が合わさり、全体的にはユニセックスな仕上がり。一方で「ローズの甘さが苦手」「肌の上で甘く残りすぎて合わない」といった男性も存在するため、やや女性寄りという見方も。実際のユーザー口コミから見ても、「女性が6割・男性4割程度」と推定されます。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • フレッシュ系・・・アロマティック
  • ウッディ系・・・ウッド
ユーカリの清涼感・ハーバル感(アロマティック)と、カシュメランのやわらかなウッディ感が核心。ローズを含むためフローラルの側面もありますが、「アロマティック&ウッディ」という印象が強いとの意見が多いです。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アロマティック
  • ウッディ
ユーカリのハーバルな香り(アロマティック)。カシュメランの木質感(ウッディ)。さらにフローラル (floral)も少し含む(ローズ)※メインはユーカリのハーブ感、カシュメランの木質感。ローズは控えめながら確かに存在し、深海や森の奥をイメージさせるミステリアスな香りを完成させています。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

アビサエ オードパルファムの香りが似合うイメージ・人物

アビサエ オードパルファムをつけている人のイメージ

海洋研究所の“深海生物学者”

  • 人里離れた海洋研究所に所属し、深海生物の生態を調べるため海へ潜ることも多い。
  • 施設内では静かに論文を執筆し、ラボの水槽を眺めながら“深い青”に想いを馳せている。
  • あまり社交的ではないが、冷たい海のような涼しげな雰囲気と、どこか安心感を与える穏やかな一面を両立。

夜の静かな図書館を管理する“司書”

  • 人が少ない夜間の図書館当番を担当し、本の並びを整える合間に黙々と古書を調べる。
  • 人目を気にせず、しんとした静けさを好む反面、ふとした瞬間に温かな人間味を見せる。
  • 時折、退勤後にハーブティーを飲みながら、窓辺で月明かりと本を楽しむのが日常の癒し。

冬の山荘にこもる“文筆家”

  • 雪深い冬の間は街から離れた山荘で執筆に専念し、窓から見える凍った森や湖を眺めながら想像を膨らませる。
  • 朝は薪ストーブの温もりの中で書き始め、夕方になるとハーブ系の入浴剤で風呂に入ってリフレッシュ。
  • 孤独を愛しながら、心の奥には“人間味ある温かさ”を携えている。

森に囲まれたヒーリングリトリートの“瞑想インストラクター”

  • 自然の中で心身を整えるリトリート施設を運営し、ヨガや呼吸法、瞑想を指導する。
  • セッションの合間には森を散策し、“樹々の間から差し込む光”や“葉の香り”に意識を向けることを薦めるスタイル。
  • 人とのコミュニケーションも穏やかで、ややクールに見えて、ときにやさしい微笑みがこぼれる。