ル ラボローズ 31

ローズ 31
ブランド ル ラボ
分類ドライウッドフローラル
季節
原産国 アメリカ
詳細 公式サイト

ローズ 31(ROSE 31)は、グラース産ローズを中心に、スパイシーかつウッディな要素を加え、「ローズ=女性的」という定説を覆すべく“力強く、男女どちらにも似合う”香りを目指したフレグランス。クミン(cumin)やオリバナム(乳香)、シダーウッド、ガイアックウッド、さらにアンバー&ムスキー調のベースを組み合わせ、“クリーンとダーティ”“フェミニンとマスキュリン”が行き来する独特の魅力を生み出しています。口コミでは、「最初は少し酸っぱさのあるローズに驚いたが、乾いてくると上質で落ち着いた香りになる」「いわゆる“バラ香水”ほど甘すぎず、スパイシーさやウッディ感が強い」「男性が纏ってもセクシー」など、ローズらしからぬユニセックスな薔薇として人気を博しています。

香りの分類

※ ル ラボは正式な香りのピラミッドなどを示していないので公表されている原料・ノートからの推測を含みます。

  1. トップノート
    • ローズ (Rose) + クミン (Cumin):フレッシュなローズの甘さとクミンのスパイシーさが瞬時に立ち上がり、既存の“フェミニンな薔薇”イメージを覆す力強いオープニング。クミン由来の“獣っぽさ”や汗っぽい苦みを「酸っぱさ」や「薬っぽい」と感じる方もいる一方、「花だけでなく茎や土のニュアンスも感じる」「生花そのもののようなローズ」という声もあります。
  2. ミドルノート
    • オリバナム(乳香 / Olibanum):樹脂系のお香のような温かさと、わずかに柑橘的な甘さを含む。クミンの鋭さを和らげつつ、香り全体を落ち着いた“スパイシー薔薇”からややスモーキーなムードへと変化させる。
    • シダーウッド (Cedarwood):ドライでスパイシーな木質感をもたらし、甘い薔薇に渋みや落ち着きを添える。ここでローズの香りは「華やかだけれど、少し渋い」「お香やウッディの要素が強め」と感じる方も。
  3. ラストノート
    • ガイアックウッド (Gaiac)、アンバー (Cistus/Amber)、ムスキー (Musky Tones):ガイアックウッドは煙感のある濃厚な木の香り。アンバー(ラブダナムなど樹脂由来)は温かく甘い“アンバー感”を表現し、少しレザー調の苦みや深みも含む。ムスキーな香りが動物的な甘さをやわらかく加え、クミンの刺激が落ち着いた後に残る「スモーキーかつ甘い“ダーティ”な余韻」へと繋げる。「ローズは感じるが主張しすぎず、ウッディ&お香感が際立つ」「最後はエロティックな雰囲気すらある」との口コミもあり、ローズとスパイス・ウッドの絶妙な融合が長時間続くのが魅力です。

おすすめの季節と時間帯

日中

クミンやアンバーなどの温かい要素があるため、涼しい季節のほうがまといやすいという声が多いですが、スパイシーかつ軽めに香る場合は春夏にも使えます。口コミでは「夜やデートシーンでのセクシーさ」「ちょっと特別なシーンで印象を残したいとき」に好評。日中に使う場合は、クミンの辛みが強く出ると周囲を驚かせる可能性もあるため、まずは少量から試すのがおすすめです。

男性向け、女性向け

男性
女性

「ローズ=女性的」のイメージを崩し、あえてウッディやスパイスを効かせることで男女ともに似合うバランスに仕上げられています。口コミでも「薔薇があるのにメンズでも違和感なし」「ローズの華やかさを男が纏うのがカッコイイ」「逆に女性が付けると大人っぽくセクシー」など、ほぼ50:50で支持を得ています。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • ウッディ系・・・ドライウッド
  • フローラル系・・・フローラル
メインは“薔薇”のフローラル要素ですが、シダーウッドやガイアックウッドなどの乾いた木質感が強く、そこへクミンやオリバナムのスパイシー・スモーキーな要素が合わさります。アンバーも感じられますが、あくまで“ローズ+スパイス+ウッド”の個性が際立つ香りです。

補足分類(18の属性からの分類)

  • ウッディ
  • スパイシー
  • フローラル
ローズ(フローラル)を軸に、クミンや乳香(スパイシー)、シダーやガイアック(ウッディ)、そしてベースのアンバー調甘さ(ややアンバリー)が重なり合った“複雑かつ独特のローズ”といえます。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

ローズ 31の香りが似合うイメージ・人物

ローズ 31をつけている人のイメージ

夜のオペラが終わった楽屋裏を歩く“クールなバリトン歌手”

  • ステージ上では深みのある歌声で観客を魅了するが、舞台を降りると無口でシャープなオーラを漂わせる。
  • 楽屋裏の空気は熱気と汗ばむ人々で混み合うが、彼の周りだけは薔薇の芳香とスパイスのツンとした気配が漂い、誰も近寄りがたい。
  • 実は密かに薔薇が好きだが、あくまで“男らしい”と思われるレザーやスパイスの香りと重ねることで、独自の存在感を示している。

スペインの小さなバルでフラメンコを踊る“情熱的な踊り子”

  • 夜遅くまで開く地元のバルで、突如情熱的なフラメンコを披露し、周囲の客を熱狂させる女性。
  • 赤いドレスに身を包み、カスタネットの鳴る音とともに舞いながら、薔薇を思わせる香りを振りまく。
  • しかし、その香りにはクミンやレザーのような危険な刺激も混じり、ただ甘美なだけではない“妖しい魅力”を宿している。

夜の美術館でアートを独り観賞する“インテリ男女”

  • 夜間特別開館で人気の少ない美術館を巡り、オールドマスターの絵画や彫刻をじっくり鑑賞。
  • 近づいた時、品の良い薔薇の香りがするようで、同時にスパイスやインセンスの煙っぽさが混在し、どうにもミステリアス。
  • 美術を深く知っており、丁寧な所作で静かに作品を味わうが、どこか“隙のないクールさ”も感じられる人物。

雨上がりの古都を歩く“ノスタルジックな散策者”

  • 石畳が濡れたヨーロッパの古都で、傘をささずにゆっくりと空気を吸い込みながら路地を巡る。
  • 香りが強いローズの花束を手にしているようにも見えるが、実際にはレザーやスパイスのエッセンスが混じる不思議な香りを纏っている。
  • 雨に洗われた街並みを眺めながら、「異国での孤独を薔薇が救ってくれている」ようなメランコリックな表情。

バーカウンターで微笑む“洗練された男女”

  • ダウンライトのもと、夜の街の隠れ家的バーで静かにカクテルを楽しむ。
  • 服装はシンプルな黒やネイビーを基調とし、ほどよいアクセサリーがセンス良く輝く。
  • 横を通り過ぎると、一瞬甘い薔薇とスパイスの刺激が混ざった独特の香りが鼻をくすぐり、“この人はただ者じゃない”と思わせるオーラを放つ。