ル ラボマッチャ 26
マッチャ（抹茶）ティー アコードが主体とされつつ、クリーミーなフィグ（イチジク）の香りが加わり、ウッディなベース（ベチバー、シダーウッド）がそれを支える構成。さらにビターオレンジのほろ苦い柑橘がアクセントを与え、全体としては落ち着いたグリーン・フルーティ・ウッディな雰囲気を作り出します。
ル ラボ公式は「内面への回帰」「自分と向き合うための静かな香り」と表現しており、“肌に溶け込む”ような淡い深みが特徴。口コミでは「抹茶らしさはあまり感じない」「むしろグリーンティーやミルキーなイチジク」と評されることが多く、優しい甘さが印象的です。
香りの構成
※ ル ラボは公式にトップ／ミドル／ラストのピラミッド構造を提示していないため、以下は主に使用香料と全体の香りの流れを便宜的に解説したものです。
- トップノート
- ビターオレンジ (Bitter Orange)：オレンジの甘みよりもほろ苦さやシャープな酸味が強め。香りをまとった瞬間は軽やかなシトラス感がふわりと広がり、フィグやウッディ要素の“甘さ”をほどよく引き締める。すぐに落ち着いて香り全体に溶け込み、「抹茶スイーツ系の甘い雰囲気をやや抑える」という口コミも。逆に「あまりビターオレンジを感じない」とする声もあり、感じ方には個人差が大きい。
- ミドルノート
- マッチャ ティー アコード (Matcha Tea Accord)：青く穏やかな苦みと、ほのかな甘みを含む“抹茶”をイメージしたアコード。とはいえ口コミでは「抹茶というより緑茶やハーブのよう」「抹茶っぽさは全然ない」と感じる人も多く、イチジクの甘みと混ざり合って“淡いお茶感”として認識されることが多い。
- フィグ (Fig)：イチジク特有の果肉の甘さと青い皮・葉のグリーンさを併せ持つフルーティな香り。「ミルクティーのよう」「クリーミーで甘い」との声もあり、抹茶アコードの青い苦みにまろやかなコクを足す。逆に「甘さが強く、お菓子感が出てしまう」という人もおり、抹茶を期待するとやや拍子抜けする場合も。
- ラストノート
- ベチバー (Vetiver), シダーウッド (Cedarwood)：ベチバーはやや土っぽくスモーキーな苦みを帯びたウッディノート。シダーウッドはドライで少しスパイシーな木の香り。このウッディベースがフィグと抹茶アコードの甘さを引き締め、“肌なじみの良いスキンセント”として落ち着いていく。口コミでは「後半は森林浴的な落ち着き」「ややインセンスや虫除けスプレーっぽく感じる」とさまざま。特有のウッディ・グリーン感をどう捉えるかで評価が分かれる。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
抹茶の渋みやウッディな苦みがジェンダーレスな魅力を放つ一方、フィグの“クリーミーな甘さ”を「ややフェミニン寄り」と捉える人も多く、口コミを総合すると女性60％：男性40％程度の支持があるようです。「ユニセックスだけど甘めを好む男性向け」「お菓子感が抵抗ない女性向け」という意見が散見されます。
属性
フレグランスホイールとは？分類
- ウッディ系・・・ウッド
- フレッシュ系・・・グリーン、フルーティ
抹茶の青さ、フィグのフルーティかつミルキーな甘さ。ベチバー＆シダーが香りをドライかつ静謐に落ち着かせる。ビターオレンジによる軽いシトラス苦みも感じられ、“抹茶”というより柔らかな“グリーンティー＋イチジク”という印象を持つ人が多い。
補足分類（18の属性からの分類）
- ウッディ
- グリーン
- シトラス
- フルーティ
抹茶＆フィグの青さ（グリーン）、イチジク由来の果実感（フルーティ）、ベチバー＆シダーのウッディベース、ビターオレンジのほろ苦い酸味（シトラス）。甘い“グルマン”に振り切らず、“ミルキー寄りのフルーティ”として落ち着くのが特色です。
持続時間
オードパルファム
- 香料の濃度・・・約8～15％
- 持続時間・・・約5～6時間
マッチャ 26の香りが似合うイメージ・人物
高層ビルの屋上菜園でハーブを育てる“オフィスワーカー”
- 仕事の合間にビルの屋上へ足を運び、簡易的な菜園でミントやタイムなどのハーブを育てている。
- 緑を身近に感じることで息抜きを図り、自然が少ない都会で心を落ち着かせるタイプ。
- 近づくとほんのり「青い茶葉っぽい香りと、甘い果実の匂い」が混ざり合う、不思議な清涼感を感じる人が多い。
曇り空の渋谷カフェで軽く勉強する“留学生”
- 式典などの華やかな場が好きではなく、どちらかといえば静かなカフェでラテを飲みつつノートパソコンを眺める時間が好き。
- 香りに敏感で、強い香りは嫌だが、かすかに甘みとグリーンが混じる落ち着いた雰囲気を求める。
- 日本の抹茶に興味を持っているが、甘ったるい抹茶スイーツは苦手で、控えめに感じる“お茶風味”が安心できる。
静かにアートギャラリーを回る“ミルキーグリーン愛好家”
- ファッションはモノトーン＋少しのグリーンを差し色に使い、アートギャラリーめぐりを趣味とする。
- 自分だけの世界観を大切にし、控えめだけれど肌から柔らかい甘さを感じる“クリーミーな青”をまとっている印象。
- 甘さ一辺倒のガーリーさは避けたいが、シャープすぎるフレグランスも好まない。そこで程よい“青みと甘さ”を両立させる香りを選んだ。
静かにアートギャラリーを回る“ミルキーグリーン愛好家”
- ファッションはモノトーン＋少しのグリーンを差し色に使い、アートギャラリーめぐりを趣味とする。
- 自分だけの世界観を大切にし、控えめだけれど肌から柔らかい甘さを感じる“クリーミーな青”をまとっている印象。
- 甘さ一辺倒のガーリーさは避けたいが、シャープすぎるフレグランスも好まない。そこで程よい“青みと甘さ”を両立させる香りを選んだ。
一般的に、抹茶＆イチジクのグリーンフルーティなコンビは、温暖な季節に特に好評。甘さがありつつも軽めのシルエットなので、日中やオフィスでも邪魔になりにくいと評されます。ただし抹茶を強く求めると肩透かしを感じる人も多いので、「柔らかいグリーンティー系・ミルキーな甘さ」を目安にすると良いでしょう。秋冬に使う場合は、深い甘さがほんのり落ち着くため、静かに香らせるシーンにも向きます。