ル ラボラヴァンド 31

「LAVANDE 31」は、「ラベンダーが醸す古いイメージを覆す」という狙いどおり、アロマティック + ソフトアンバー的な香りの変化を楽しめるユニセックス フレグランス。カジュアルからモードまで、男女問わず幅広いファッションや季節に合わせやすい1本として愛されています。口コミでは「ラベンダーよりネロリ&ベルガモットが目立つ」「高級石鹸のような清潔感」「意外とクセがあり、トイレの芳香剤っぽくなる場合も」など感じ方が分かれますが、“クリーンとダーティ”が共存する独特のコントラストが魅力との声も多く、肌に乗せるとまろやかに変化し「香っていたいほどの心地よさ」を感じる方も少なくありません。
香りの構成
※ ル ラボは正式な香りのピラミッドなどを示していないので公表されている原料・ノートからの推測を含みます。
- トップノート
- ベルガモット (Bergamot), ネロリ (Neroli) など:ベルガモットの控えめな苦みと、ネロリのグリーンがかったフローラルな香りが、噴霧直後の軽やかなシトラス感を作り出す。口コミでは「ラベンダーよりもネロリの印象が強い」「石鹸っぽさが先に来る」といった声も多く、ラベンダーを期待して嗅ぐと最初は意外に感じるかもしれない。
- ミドルノート
- ラベンダー (Lavender):“理髪店”や“石鹸”のイメージが強いラベンダーだが、本作では花穂のピュアな部分のみを蒸留し、青く甘いハーブ感とスモーキー・ダーティなニュアンスを潜ませている。「高級感あるハーブ石鹸」「コスメカウンターのような清潔なフローラル」と表現されることが多いが、人によっては「芳香剤を思わせる」と感じる場合も。香りが肌に馴染むと、単なるハーブの清潔感だけでなくやや土っぽい奥深さが現れ、クリーンとダーティが同居する独特の表情に。
- “アンバリー・ダーティ・ムスキー”への移行:ミドル〜ラストにかけて、アンバー的な温かさや軽い動物的ムスキー感、いわゆる“ダーティ”な気配が立ち上がってくる。「石鹸系の爽やかさが続くかと思いきや、甘さと獣っぽいセクシーさがじわりと出てくる」という口コミもあり、最初と最後の印象が変わるフレグランスといえる。
- ラストノート
- トンカビーン (Tonka Bean), アンバー (Amber)など:トンカビーン由来のバニラやアーモンドに近い甘さと軽いスパイス感が、アンバー調の温かみを与える。ラベンダーの残り香に、ふんわりとろけるバニリックな甘さやアニマリックなムスキー感が混ざり合い、「清潔感もあるのに、どこかエロティック」という声も。「時間が経つほど肌に馴染み、つい何度も嗅ぎたくなる」と中毒性を感じる方も多い。
おすすめの季節と時間帯
春 夏 秋 冬
日中 夜
男性向け、女性向け
男性 女性
かつてラベンダーは“男性的”とされる傾向もありましたが、本作はネロリやアンバーを交えた柔らかなユニセックス仕上げで、「石鹸で洗いたてのような清潔感」と「甘さやムスキー感のセクシーさ」が融合。口コミでの印象はほぼ50:50と推定され、「若々しいというより大人っぽい」「スーツにもカジュアルにも合う」というコメントが多く、男女問わず“清潔感+少しの色気”を求める層に人気です。
属性
フレグランスホイールとは?分類
- フレッシュ系・・・アロマティック
- アンバー系・・・ソフトアンバー
主役のラベンダーが典型的なアロマティック要素。そこにアンバーやムスキーな“ダーティ”が重なり、優しい甘さと温かみを添えます。
補足分類(18の属性からの分類)
- アロマティック
- アンバリー
ラベンダー(アロマティック)を中心に、アンバー的な温かさと甘さ(アンバリー)、わずかに感じられるスパイシーさ(柑橘+ムスクのトーンで辛口に寄せられる場合も)、さらに“動物的”な甘さがダーティなムスキー感を引き立てる。
持続時間
オードパルファム
- 香料の濃度・・・約8~15%
- 持続時間・・・約5~6時間
ラヴァンド 31の香りが似合うイメージ・人物

郊外の古書店を営む“落ち着いたマダム”
- 小さな街外れで、古書と雑貨を扱う店を一人で切り盛りしており、控えめながら上品な雰囲気を持つ。
- お客に対しては静かな笑顔とソフトな言葉遣いで応対し、店内にはほんのり“石鹸みのあるラベンダー”が漂う。
- 一見「優しそうな中年女性」という印象だが、近づくと奥深い甘さや少しアニマリックなニュアンスを察知し、「何やら含蓄が深そう」と思わせる魅力を秘めている。
真夏の夕暮れ、テラスでワインを飲む“フリーランス男性”
- 都会の高層マンションに住み、自宅兼オフィスでクリエイティブ業に従事している。
- 昼はバリバリ仕事をこなし、夕方にはテラスに出て白ワインで一息つく習慣がある。
- 白いシャツの袖をまくった腕からはラベンダーのフレッシュさが感じられ、時間が経つとわずかに甘さが出て“軽く酔った雰囲気”を醸す。
夜の映画館で芸術映画を鑑賞する“控えめなカップル”
- パートナー同士でよくアート系の映画を観に行き、終わった後はカフェで感想を語り合う。
- 大きな声で騒ぐことはなく、静かに寄り添いながらも、隣同士にいて落ち着く空気感がある。
- ふとした時に感じるのは、石鹸のようなクリーンさと甘い“肌の匂い”が交わったような香りで、お互い似た香りを纏っている可能性も。
初夏の夕方、ビーチ沿いのベンチでスケッチする“大学院生”
- 美術系大学院で絵画を学び、締め切り前などの煮詰まった時は海辺のベンチでラフスケッチをする。
- スパや温泉に通うのが好きで、石鹸やハーブの香りを好むため、自然とラベンダー系フレグランスに惹かれてきた。
- 海風に揺れる髪からは“甘くも清らかな香り”が漂い、スケッチをしながらリフレッシュしている。
清涼感と温かいダーティさが同居するため、真夏を除きわりとどの季節でも使いやすいとされます。ただし暑い中だと甘さや石鹸感が強まって酔いやすいという口コミもあるため、付ける量やシーンには注意したいところ。ラベンダー=リラックスというイメージで夜に使うのも良し、日中に少量を付ければスパイシーな個性を楽しむことも可能。季節や好みによって使い分けができるユニセックスな1本と言えます。