シャネルココ マドモアゼル オードゥ パルファム

ココ マドモアゼル オードゥ パルファム
ブランド / コレクション シャネル / ココ マドモアゼル
分類ウッディアンバーフローラルアンバー
季節
原産国 フランス
詳細 公式サイト

「ココ マドモアゼル オードゥ パルファム」は、シャネルが“自由でエレガントなマドモアゼル シャネルのエスプリ”を表現したフレグランス。フレッシュなオレンジの爽快感から始まり、ジャスミンやローズのフェミニンなフローラルノートへ移行。最後はパチュリやヴェチヴァーのウッディ&アンバーな余韻が、甘さを引き締めつつ大人の色気を演出します。シャネル特有の洗練と、甘さの中に透明感を兼ね備え、「女性らしい上品さ」を求める方に長く支持されている香りです。

オード パルファム アンタンスとの違い

香りの骨格は共通しているが、違いは以下の通り。

  • オードゥ パルファム: もともとの「ココ マドモアゼル」のフレッシュ&センシュアルなバランスが高く、汎用性がある甘さは比較的“軽め”で、透明感を伴った大人の女性らしさを演出する。
  • オードゥ パルファム アンタンス: さらにヴァニラやトンカビーンを加えた濃厚なアンバーアコードが特徴で、より官能的で甘くウッディーな印象を強化。より「濃密」「芳醇」という言葉が似合う仕上がりで、官能性と甘さが強調されている。

香りの構成

  1. トップノート
    • オレンジ (Orange):柑橘のやわらかな甘みと爽やかさが弾けるように広がる。「甘めのシトラス」「フルーティーだけど刺々しさはない」と感じる口コミが多く、「デパートの高級感」や「香水といえばこれ」的な王道印象を持つ人もいる。
  2. ミドルノート
    • ジャスミン (Jasmine) & ローズ (Rose):ジャスミンは白花らしい上品な甘さを、ローズはみずみずしく華やかな甘さを担当。「お花らしい可憐さ」「華やかながらくどくない」との声が多く、ほんのりパウダリーに感じる人も。
  3. ラストノート
    • パチュリ (Patchouli) & ヴェチヴァー (Vetiver):パチュリは土や樹木を思わせる深いウッディ香で、フローラルの甘さを引き締める重要な役割。ヴェチヴァーは草の根のような苦みやクールさで、全体をすっきりまとめ、甘さを「埃っぽい」「線香っぽい」と感じる意見も見られるが、それが大人の落ち着きや上品さに繋がるとの評価も。

おすすめの季節と時間帯

日中

温かみのあるパチュリやアンバーが秋冬の涼しい季節によく映える一方、控えめに使えば春夏でも通用します。口コミでは「ドレスアップやナイトシーンに最適」「日中でも1プッシュ程度なら上品で好印象」と評されることが多いです。甘めの女性らしい香りが苦手な方には合わない場合がありますが、万人受けしやすい王道感も強みです。

男性向け、女性向け

男性
女性

甘く華やかなフローラルとアンバーの官能感がメイン。シャネルも「女性のための香り」と打ち出しており、圧倒的に女性支持が高いですが、「香り上級者の男性が好んで使う例もごく少数ある」との口コミも散見されます。

属性

フレグランスホイールとは?

分類

  • アンバー系・・・ウッディアンバー、フローラルアンバー
フレッシュなシトラス(オレンジ)とフローラル(ジャスミン & ローズ)に、アンバー感やウッディ感(パチュリ、ヴェチヴァー)が合わさる構成。甘さと深みを兼ね備えたオリエンタル アンバー ウッディの要素が強い。

補足分類(18の属性からの分類)

  • アンバリー
  • ウッディ
  • オリエンタル
  • シトラス
  • フローラル
トップのオレンジ(シトラス)。ジャスミン&ローズの花ノート(フローラル)。パチュリ、ヴェチヴァーによるウッディ要素(ウッディ)。バニラ的甘さも含むアンバーな温かみ(アンバリー)。さらにシャネル公式が“オリエンタル”と呼ぶ要素が合わさり、華やかさと深みを両立。

持続時間

オードパルファム

  • 香料の濃度・・・約8~15%
  • 持続時間・・・約5~6時間
※ 一般的な濃度でのカテゴライズによる推測です。

ココ マドモアゼル オードゥ パルファムの香りが似合うイメージ・人物

ココ マドモアゼル オードゥ パルファムをつけている人のイメージ

週末の高級ホテルのロビーを歩く“キャリアウーマン”

  • 平日はオフィスでバリバリ働き、デスクには常に書類が山積み。
  • 週末になるとスーツを脱ぎ捨てて、少しだけ優雅な時間を過ごすために高級ホテルのラウンジへ。
  • 近寄ると、柑橘の清々しさと華やかな花の香りが漂い、「仕事できそうだけど、女性らしい一面もある人」というイメージを周囲に与える。

フレンチカフェのテラスで朝食を摂る“優雅な旅行者”

  • 都会を離れてフランスの小さな街でバカンスを楽しんでおり、朝はカフェのテラスでクロワッサンとコーヒーをゆっくり味わう。
  • 流行に流されすぎず、自分のスタイルを持っていて、さりげなく白いシャツやリネンのパンツを着こなす。
  • すれ違う人が「朝なのに少し甘い高級感がする」と驚くような、上品で控えめなフローラル&シトラスが香る。

秋の夕方、街の高層バーで待ち合わせる“洗練された女性”

  • ナイトシーンでも派手すぎるメイクはせず、シンプルなドレスに上質なコートを羽織る。
  • バーの窓から見下ろす夜景を眺めながら静かに微笑み、人を惹きつける淡い色気を放つ。
  • ふと近づいた時、柔らかいジャスミン&ローズの甘さが鼻をくすぐり、同時にパチュリの渋みが大人の落ち着きを感じさせる。

オフィスで“上司からも部下からも好かれる管理職女性”

  • チームをまとめる立場でありながら、常に柔らかな笑顔を絶やさない。
  • 仕事にはきちんと厳しい一面があるものの、決して威圧的なわけではなく、みんなが相談しやすい雰囲気を作っている。
  • デスクを通り過ぎた際に、周囲が気づくか気づかないかくらいの軽やかな甘さが漂い、“頼れるのに女性らしい”という印象を根付かせる。

芸術大学の学生食堂で読書する“感性豊かな20代女性”

  • 派手な服を着るわけではないが、クリエイティブな空気を纏っていて、周囲からはセンスの良さを感じられる。
  • 読書やスケッチをするのが好きで、甘いものを食べながら一人の時間に浸るのが至福。
  • 近づくとフレッシュなオレンジ&フローラルがふわっと香り、しかしベースは大人びた苦味もあり、“シンプルだけど奥が深い”印象を抱かせる。